槙の木に仏現るるも冬の昼
槙の木はシン・モクと読んで、審、目。
仏現るるはブツ・ゲンと読んで、打つ、厳。
冬の昼はトウ・チュウと読んで、問う、知友。
☆審(正しいかどうかを明らかにする)目(ねらい)を打つ(大いに語る、述べあげ)、厳しく問う知友。
槙の木はシン・モクと読んで、神、黙。
仏現るるはブツ・ガンと読んで、仏、願。
冬の昼はトウ・チュウと読んで、禱、衷
☆神(不思議な力をもち)黙っている仏。
願いを禱(祈る)衷(心の中)。
槙の木はシン・ボクと読んで、身、撲。
仏現るるはブツ・ゲンと読んで、物、原。
冬の昼はトウ・チュウと読んで、闘、疇。
☆身(身体)を撲(なぐられ)物(亡くなってしまった)。
原(事の起こり)は、闘いの疇(たぐい/類)だった。