相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

ドイツの旅 帰国の途に!!

2015-07-16 15:53:39 | ドイツ
ハイデルベルク」の美しい街を後にしフランクフルト空港へ。いよいよ帰国である。「ドイツ南部主体のロマンティック街道をめぐる7日間の旅」、ヴュルツブルグの領主司教の宮殿「レジデンツ」、石畳が続く中世の薫り漂う古都「レーゲンスブルグ旧市街」、奇跡のキリスト像で知られる「ヴィース教会」、リューデスハイムからザンクトゴアールまでの「ライン河クルーズ」、世界最大ゴシック様式の建築物「ケルン大聖堂」など5つの世界遺産を目にした。素晴らしい、美しい、凄いの言葉しか出てこない。ディズニーランドの城のモデルと言われる「ノイッシュバーンシュタイン城」、城塞の街「ローテンブルク」も心に焼きつく想い出に残る旅であった。「百聞は一旅にしかず」のごとく訪れなければ感動も歓喜も得られない。いよいよ離陸!!空撮タイム、機上より捉えた「フランクフルト上空」、ロシアの上空で拝めた「日の出」、ウランバートルからいよいよ日本、富山上空から立山連邦を眼下に見ながら成田空港に無事帰還となった。(1504)


















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ドイツの旅 名城と学生の街「ハイデルベルク」

2015-07-14 08:21:26 | ドイツ
ドイツの旅もいよいよ最終訪問地、フランクフルトのホテルを出発しバーデンヴュルテンベルク州北西部、ライン川とネッカー川の合流点近く古城街道沿いにある名城と学生街で知られている美しい「ハイデルベルク」へ向かう。到着すると丁度この日は「マラソン大会」が開催されておりコースの沿道は多くの見物&応援の人で埋め尽くされ賑わっていた。まず向かったのがマイン渓谷の底から約80mの高さに建てられているのが嘗てのプファルツ選帝侯の宮廷であったハイデルベルクの象徴的建造物のルネサンス建築の遺構(城趾)「ハイデルベルグ城跡」である。城内には「ループレヒト館」、「王の広間」、「イギリス館」、「フリードリヒ館」、「オットハイリヒ館」、「ルートビッヒ館」、「ディッカー塔」など興味深い褐色の建物が建ち並んでいる。特に2ヶ所ある「テラス」からのネッカー川やカール・テオドール橋、そして赤茶色で統一された建物群がひしめく街並の眺望は撮影心をくすぐる美し被写体が広がっている。ハイデルベルク城を後にして、街の中心「マルクト広場」へ。ここには「市庁舎」と中世の教会の姿を今に残す、プファルツ選帝候領内最大のゴシック様式の「聖霊教会」が聳え立っている。歩行者天国の「ハウプト通り」にはホテル、土産物、レストラン、カフェといろんな店が建ち並んでいる。一角に「ツム・リッター・サンクト・ゲオルク」(ホテル)、中間点の左奥に700年の歴史を持つドイツ屈指の名門「ハイデルベルク大学」と「学生牢」がある。はまるで宮殿のような建物である。フリー昼食の後、ネッカー川に架かる街でも最も古い橋で、中世のころ町の城壁の一部だったという長さ約220mある「カール・テオドール橋」を渡る。橋には幾つもの神を表す彫刻像がとりまいている。川沿いのベンチより「ハイデルベルク城」の全景を見渡す。戦災の傷が残る城、若者のエネルギーで満ち溢れる学生街が調和したお洒落で風情ある古都の印象を抱かせる。(1504)


















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ドイツの旅 ケルン大聖堂 ステンドグラス「バイエンルンの窓」

2015-07-11 21:29:20 | ドイツ
統一国家としてのドイツ成立を記念するゴシック様式の「ケルン大聖堂」はなんと凄い建造物なのであろうか?さすが世界遺産である。カトリック教会では光を神と捉え、堂内の窓に張り巡らされ壮麗なステンドグラスを通して神の恵みのように色鮮やかな光が注ぎ込まれ堂内を導いているかのようである。大聖堂の中に足を踏み入れると息を呑む美しさだ。ステンドグラスは全部で10,000㎡、そのうち1,500㎡が中世のもので、一番古いステンドグラスは1260年頃に製作された「旧約聖書の場面」。1507年頃に製作されたステンドグラスは「キリストと12使徒」が描かれ、左側にはローマで殉教した「聖ペテロの生涯」が描かれている。大聖堂の南側廊の窓を飾っているのがバイエルン王ルートヴィヒ1世が1842年に奉納した5枚のステンドグラスで「バイエルン窓」と呼ばれ最も有名である。左から「荒野で説教する洗礼者ヨハネ」、2番目「キリストの誕生、東方の三博士の羊飼いと礼拝」、3番目「十字架から降ろされたキリストの遺骸(キリスト哀悼)」、4番目「聖霊降臨」、5番目「聖ステファヌスの殉教」である。特に十字架から降ろされたイエスの遺体を抱いて嘆く聖母マリア、下段に並んでいる預言者たちの画は心打たれる。原画はドイツの画家が描いたそうだが、その美しさは見惚れてしまうほど際立っている。また北側廊の「ペテロ蔓のイエス窓」も見事というほかない。(1504)





















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ドイツの旅 世界遺産の大聖堂がある「ケルン」

2015-07-09 13:52:19 | ドイツ
ライン川クルーズを終え一路いよいよ「ケルン」へ。今回の旅の目玉の一つでもあり心躍る。王女の名「コローニア・アグリッピナ」に因んでついた「ケルン」は中世、東西ヨーロッパを結ぶ重要な交易路の一つとして繁栄した。ドイツでも4番目に大きな都市の一つである。ケルンのシンボルは「ケルン中央駅前」に建つ世界最大級のゴシック建築物の「ケルン大聖堂」(聖ペトロとマリア大聖堂)だろう。双塔の高さはなんと157メール。外観の威容はもちろん、門の精緻な彫刻と言い、堂内の「拝廊」、「身廊」、「側廊」、「チャーチ・ベイ」、「翼廊」、「内陣」、「周歩廊」、「礼拝堂」の造り、装飾と言い、天井を覆うリヴ・ヴォールトと尖塔アーチといい、また祭壇の奥の「聖三賢者の聖箱」、北側側廊「ペテロ蔓のイエス窓」と南側側廊下にバイエルン王寄贈のステンドグラス「バイエルンの窓」といい「ゲロの十字架」や「ペテロの鐘」等々言葉にならないほどの壮麗さと荘厳さと凄さがあった。大聖堂を出るとその周りには「聖アポステルン教会」や「聖パンタレオン教会」、「美術館」、「博物館」があり、ライン川の対岸にあるメッセ駅との間に架かる「ホーエンツォレルン橋」。そのフェンスには恋人たちが永遠の愛を誓った南京錠が無数に掛けられている。大聖堂奥にはケルンの街の一番の目抜き通り「ホーエ通り」があり、ホテルやブランド店、飲食店、商店が建ち並び肩と肩が触れ合うほどの賑わいである。生憎の雨の中のケルン散策であったが観光街だけに活気があり、「オーデコロン」発祥地だからなのかどこか甘い香りが漂っていた。(1504)






















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ドイツの旅 世界遺産「ライン川クルーズ」 その1

2015-07-06 16:25:23 | ドイツ
つぐみ横町の酒場の雰囲気を楽しんだ後、リューデスハイムよりいよいよライン下りの乗船の時間が近づいてきた。今回の旅でもっとも期待していたプログラムのひとつである世界遺産の「ライン川クルーズ」。チケットとパンフレッドをもらい船に乗り込む。船内の席はフリーで運よく進行方向右側の窓側に座ることができた。「父なる川」と呼ばれるライン川は全長1233kmの西ヨーロッパ最大の河川でアルプスから北海まで流れている。ドイツのロマンティック街道のツアーでは殆どがリューデスハイムから下流のザンクトゴアールまで乗船時間は約2時間のクルーズである。エンジン音が聞こえだし船はゆっくり動き出した。いよいよ城塞巡り、ローレライを眺めながらのロマンチックなクルージング(遊覧ツアー)の始まりである。リューデスハイムを出発、程なく中州に「ネズミの塔」、「エーレンフェルス塔」、左手の岸壁の上に「ラインシュタイン城」、次に見えるのは「ライヒェンシュタイン城」、「ゾーンエック城」、「フェルステンベルク城」、「プファルツ城」、「グーテンフェルス城」、「猫城」、。美しく整備された古城ホテルから崩れるがままの廃墟まで多彩な城が点在していた。ライン川クルーズの最後のクライマックスは右岸に聳える「ローレライの岩山」である。二時間のライン川クルーズも終りの時間が近づき下船となる。「リューデスハイム」から「ザンクトゴア」間の約30kmのライン川畔に多く残されている古城、どの城も歴史を感じさせる趣きがあってこのコースの「ライン川クルーズ」は「古城巡りの旅」とも言われている。ローマ帝国時代から水運に利用されたライン川、中世には流域に築かれた城、防衛ラインの名残り歴史を伝える美しい景観に心奪われてしまう。古の人の息吹に触れたひと時であった。(1504)























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