相模原市南区磯部、「自然散策の森」に隣接している大規模な相模原市公営の「峰山霊園」はある。当園は総面積16万㎡という広大な墓域敷地は日当たりも抜群で爽やかな風が吹き抜ける高台の豊かな緑に囲まれた平坦なエリアに立地している。墓域は31区画あり毎年一回募集を行っている。29/30区画奥の大群生地2000㎡に一万本近い「彼岸花」が植栽されており満開となると赤い絨毯を敷き詰めかのような幻想的な彼岸花ワールドとなる。4日前う数千輪が開花し五分咲き以上となっていたが今日はもう独特の花姿を披露し始めて満開域に到達した。今夏は猛暑続きで開花が遅れているていたが数日前から一気に30度を切る涼しい気温となり一気に満開となった。この花は、葉もなく地中から突然に花芽が姿を現す不思議さである。 その先端は見る見るうちに天に向かってまっすぐ伸び、大胆に反り返った花弁、突き出した雄しべ雌しべの神秘的で幻想的な花姿となり見る人を驚かせ驚かせる。秋のお彼岸頃に咲くこの「彼岸花」はサンスクリット語で「曼殊沙華」とも呼び、他に「天界の花」、「天上の花」、「相思華」とも称されている。この花の特徴は花が咲いているときは葉がなく、花のない時に葉が出てくるという誠に不思議な花である。(2409)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」の西側クヌギゲートより入った「森の木展望台」のある「芝生広場」のほぼ中央を仕切る様に二つの塊となって植栽されている数百株の「サルビア・レウカンサ」がほぼ満開を迎え紫色の花穂が披露中である。この花は中央アメリカ原産で日本へは明治時代後期に渡来。シソ科の半常緑多年草の植物で背丈は1~2m、横幅80~150cm。葉は灰緑色で細長く、葉脈が目立つ。花径2㎝程度の唇形花を多数穂状の紫の花は萼片でフェルトかビロード生地のような毛が生えて軟らかいことから「ベルベットセージ」とも呼ばれる。咢その先からにょっきりと白や淡桃、赤紫の小さ花をつける。花の少ないこの時季、寒い冬が到来するまで咲き続ける希少な花の一つである。(2409)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。 この時季はさすがに花数は少ないが「みんなの花壇」後方に「箒草」として知られる「コキア」が数百株が赤く色づき始めた横でキモノシリーズ/ミックス「ケイトウ」が三色の数千本植栽されている。ケイトウというくらいで本当に鳥のトサカのようである。このキモノは草丈が10~20㎝で開花し、花穂が草丈の半分ほど占めるほどになる可愛いミニケイトウで、コンパクトな矮性の花である。ふわふわした花穂が魅力でキャンドルライトのような花色・姿はデコレーションケーキのようである。(2409)