横浜市の旭区と上瀬谷に跨る「旧米軍上瀬谷通信施設」は終戦直後に米軍が接収し「通信基地」として利用していたが2015年に米軍から返還された。242haの広大な面積を有するその跡地において2027年3月~9月にGREEN EXPO「国際園芸博覧会」(花博)が開催される。「幸せを創る明日の風景」がテーマである。その博覧会終了後は観光を振興する大型テーマパーク、公園・防災地区、農業振興地区、物流地区として土地活用する計画が進んでいたが一時中断、しかし昨年秋から今年に入って国内最大級、東京ディズニーランド(TDL)+東京ディズニーシーTDSの2.5倍規模の大型テーマパーク「KAMISEYA PARK」を三菱地所が2031年に開業計画が再浮上した。観光振興や賑わいの創出を目的とした70haのエリアに東京ディズニーランドと同規模となる51haの跡地を4分割したエリア「農業振興ゾーン」、「物流ゾーン」、「公園・震災ゾーン」、「観光・賑わいゾーン」で、テーマパークなどの複合集客施設を建設する。アニメやゲームといった「ジャパンカルチャー」を核に据え、最新鋭の技術を駆使する次世代型テーマパーク複合施設「KAMISEYA PARK」が建設される。最先端のデジタル技術を駆使し、現実と仮想空間を組み合わせたアトラクションを創出し、日本文化の発信にも力を入れる。事業に参画するのは相鉄HD、東急、東急不動産、三菱倉庫の4社。相鉄線「瀬谷駅」とを結ぶ新たな交通拠点の整備やグッズショップやカフェなどが入る複合商業施設の建設を計画。敷地面積が同規模の東京ディズニーランドの事業費から試算すると数千億円規模になる。残りの敷地には複合商業施設などを整備する。来場者は当初、年間1200万人を目指すという。果たしてどういう夢のある「テーマパーク」が完成するのか7年後が待ち遠しい限りである。(2407)
相模原市南区下溝にハーブとバラの芳香に包まれた農園=農業生産法人グリンピア相模原が運営する農業体験&レストランの「モナの丘」はある。当施設は2007年にオープン、3.5haの広大な敷地内に「バラ園」、「ハーブ園」、「ラベンダー園」の花壇がありまるで花園のようである。その他に「バイオマス実験プラント」、「キノコ畑」、「果樹林」、「バーベキュー広場」等が配置されている。レストラン裏のバラ園の至る所でお馴染みの「イングリッシュラベンダー」が紫色の花穂を咲かせている。「ラヴァンディングロッソ」と書かれている。「ハーブの女王」とも呼ばれ、かわいらしい花穂を揺らし、フローラルな香りを放つシソ科の植物で、ヨーロッパでは昔からバスタイムや洋服の香りづけなどに利用されてきた。このハーブは初夏になると紫色や白色などの花を咲かせ、地植えや鉢植え、ドライフラワーとして利用されるお馴染みの花である。(2407)
平塚はバラの生産では県内一であり「バラの街」と言われている。平塚駅南口駅前広場、パイロットコーポレーション平塚事業所前 平塚市総合公園、「花菜ガーデン」、ホテルサンライフガーデン、「八幡山の洋館」、平塚駅北口 駅前広場、市役所庁舎前のポケットパーク、平塚駅前大通り線といたるところに「バラ」が植栽されている。その中の一つ平塚市庁舎の傍に桜、アジサイ、萩、バラなど四季折々の花で彩られ、中心市街地のオアシス的存在となっている「八幡山公園」はある。昭和31年(1956)に八幡山の一角に開設された広さ1.6ha広い園内にはかつて「旧横浜ゴム平塚製造所記念館」であり、国の登録有形文化財に指定されている明るいピンク色の建物「八幡山洋館」がある。1905年設立された「日本火薬製造」に招聘されたイギリスの技術者23人の宿舎として建設された洋館である。イギリス人技術者帰国の後は海軍将校クラブとして使用され、戦後は横浜ゴムの所有を経て、2004年平塚市の所有となつた。平塚はバラの街、その洋館の前には約55品種200株が植栽されている「バラ園」がある。バラの旬は過ぎているがまだ色とりどりのバラが2、30種ほど咲いて華やかである。(2407)
相模原市南区下溝にハーブとバラの芳香に包まれた農園=農業生産法人グリンピア相模原が運営する農業体験施設&レストラン「モナの丘」はある。当施設は2007年にオープン、3.5haの広大な敷地内に「バラ園」、「ハーブ園」、「ラベンダー園」の花壇がありまるで花園のようである。その他に「バイオマス実験プラント」、「キノコ畑」、「果樹林」、「バーベキュー広場」等が配置されている。レストラン裏の「ローズガーデン」前の一画に植栽されている「エキナセア・アングスティフォリア」が本数は多くないが見頃を迎えている。北米原産のキク科、ムラサキバレンギク属の多年草で最も人気のあるハーブである。花は頭状花で淡赤紫色、最も薬効が高いとされる種類。名前の由来は硬い櫛や怒ったハリネズミのように見えるスパイクがあることからついた。花姿はなんとも独特でほのかに甘い香りが漂っている。( 2407)
相模原市下溝にハーブとバラの芳香に包まれた農園=農業生産法人グリンピア相模原が運営する農業体験施設&レストランの「モナの丘」はある。2007年にオープンした「モナの丘」は広さ3.5haの広大な敷地内に花壇をじめとして「バラ園」、「ハーブ園」、「ラベンダー園」がありまるで花園のようである。その他に「バイオマス実験プラント」、「キノコ畑」、「果樹林」、「バーベキュー広場」等の施設を有している。その「バラ園」の一画になんとも珍しいユニークな、松明の様な「トリトマ」がオレンジ色の花を咲かせている。この花はツルボラン科 シャグマユリ属の多年草である。シャグマユリ(赤熊百合)が和名、その他クニフォフィア、「トーチリリー」(松明ゆり)の名前がある。初夏から夏にかけて花はつぼみの時はオレンジ色で開花したら黄色になる。長く伸びた花茎に咲く細長い筒状の花が「たいまつ」が燃えているように見立て名が付いたようである。(2407)