世田谷区豪徳寺に招き猫と伊井家御菩提所として知られる曹洞宗の寺院「大渓山豪徳寺」はある。本尊は釈迦如来、創建は室町時代、文明2(1480)年世田谷城内の小庵として建立、1633年伊井直孝が菩提寺として再興。参道から「総門」を潜ると境内には江戸時代製作の「梵鐘」、「本堂」、本堂横にはインド風建築の「仏舎利塔」、「仏殿」、「招福堂」(招き猫)、その前には黒い香炉、2006年に建立された美しい「三重塔」、そして桜田門外の変で暗殺された「伊井直弼を含む伊井家の墓所」がある。大径木のイチョウ、桜、ウラシマソウ、ササバギラン、ヤブコウジ、ボタンなどが四季を彩る。梅がもうすでに赤い蕾をつけ初春を告げている。(1301)
茨城県鹿嶋市宮中に全国に600社ある鹿島神社の総本社、常陸国一宮、東国三社の一社の「鹿島神宮」はある。創建(伝)は神武天皇元年(紀元前600)、主祭神は「武甕槌大神」。大鳥居を進めば杉樹に覆われた参道が続く。その奥に一際美しい総朱漆塗り二階建ての「楼門」がある。境内左手に「社務所」と「礼賓館」、右手に「拝殿」(幣殿・石の間・本殿)に参拝、神の森(21万坪の樹叢)と称される荘厳な雰囲気漂う奥参道を進むと左手に「鹿園」、その奥右手に「奥宮」(家康公が本殿として奉納)がある。奥宮の先にある森へ進むと地震の守護として知られる「要石」(頭頂部だけが露出している霊石)がある。千古の森に有史以来の歳月を重ね大神は鎮まられる鹿島神宮は多くの崇敬を集める名社で、初詣にはなんと60万人(県2位)が参拝に訪れる。式内社(社各)としての風格・重厚さが伝わってくる。(1401)
横浜市西区みなとみらいに現在の所、273mと日本二の高さ誇る「横浜ランドマークタワー」、その69階に「スカイガーデン」(展望フロア―)がある。750m/分の世界最速のエレベーターに乗ると40秒足らずで着いてしまう。揺れもなく快適なスカイガーデンへの旅。展望フロア―からは眼下には「横浜ベイブリッジ」、「臨港パーク」、「都内」、「みなとみらい21」、遠くには「東京スカイツリー」、「富士山」という絶景の360度のパノラマがそこに広がる。快晴の日は100キロ先まで見える。眼下の建物が、船が、車が豆粒のように本当に小さく見えるのは273mというこの高さならでの眺望である。(1304)
高座郡寒川町(相模川河口左岸の低台地)に式内社で相模国一宮で関東八州鎮護の神として当地の名祠として崇められている「寒川神社」はある。当社は古代、名神大社として朝廷の崇敬も厚く、現在も全国唯一の八方除けの守護神として参拝者が集まることで知られる。創建年代は不詳だが、雄略天皇(456~479)の御代に奉幣、神亀4年(727)社殿建立と伝える記録があり約千五百年以上の歴史を有する。神池橋、第三鳥居に架かる太鼓橋をわたり参道を進むと「手水舎」、「神門」(重層の門)、正面に総桧造り御祭神(寒川比古命/寒川比女命)を祀る「社殿」、両側に本殿と神門をつなぐ「回廊」と相模の自然に杜に鎮座する神社という印象がある。今年4ヶ所目の詣となるとなるが、正月四日目ながら土曜日ということもあり、また今年の景気回復頼み参拝者で溢れかえっていた。参道横には多くの出店が連なり参拝後のおなかを満たす人でいっぱいであった。(1401)
本日(1/7)午前9時よりユニコムプラザさがみはら(相模大野-ボーノサウスモール3階)にて「フォトシティーさがみはら写真展」(相模原市総合写真祭)=「私のこの1枚」が始まった。市では、豊かな精神文化が求められる新しい世紀に当たり、この広い地盤を持つ写真文化にスポットをあてた「総合写真祭フォトシティさがみはら」を2001年から毎年開催している。 この写真祭は、新たな時代を担うプロ写真家の顕彰と、アマチュア写真愛好家に作品の発表の場を設けるとともに、写真展を中心に様々なイベントを組み込んだ市民参加型の文化事業として位置付けている。相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら実行委員会(神奈川県相模原市)はプロ写真家とアマチュア写真愛好家が集う総合写真祭「フォトシティさがみはら2013」を開催し、未来への可能性を備えた写真を通して、時代と社会を考え楽しむことで、豊かな文化の育成に貢献を意図としている。この趣旨に則った写真愛好家から募った風景、花、鳥、人を被写体とした約150点を超える写真が壁三面に展示された。相模太夫が応募したとっておきの一枚「宮古島空撮」も展示されていた。ここユニコムプラザさがみはらの展示期間は17日(金)まで。18日からは場所を変えて「ミウィ橋本」で2月3日(月)展示される。(1401)