Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

パソコン依存症

2012年02月07日 20時27分19秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 この3日続けて、どこをいじったわけでもないのにパソコンの調子がいい。立ち上がったあと3分くらいして突然ブルースクリーンが現れていたのに、そのような事態にならない。このままの状態が続いてくれるとありがたいのだが‥
 不思議なもので、普段から使い慣れているものの具合が悪くなると、日常のスムーズな流れが滞ったように感ずる。パソコン自体もそうだが、たとえばマウスのような付属品、あるいはパソコンに限らずいつも使う携帯電話も。更には小さな穴のあいた下着を着たり、財布に小さな綻びができただけで何か日常の動作に不思議な力が働いたようになる。いつもと勝手がちがうように手足の動きや体全体の動作がぎこちなくなる。何といっていいか不思議な感覚に襲われる。
 まして思考と記述の大半をパソコンのワープロ機能に頼っている状態でパソコンに異状をきたすと、思考そのものが頼りなくなる。情けないとは思いつつも、パソコン依存症であることを証明しているようなものである。
 現代人の何パーセントがパソコン依存症でないと云い切れるだろうか。歩きながら携帯電話の画面を操作しつつ人にぶつかりそうな若者を笑える大人がどのくらいの割合でいるであろうか。好き嫌いは別として職場でパソコン漬けになっていれば、大部分の人間はパソコン依存症であろう。そういう私もまったく例外ではない。
 私の場合、キーボードを叩く操作と思考のテンポがほぼ一致してしまっているように感じている。キーボードを打ち間違えれば訂正している間思考は止まっている。キーボードを叩きながら思考している。そしてA4で1枚分くらいを叩くと思考は止まる。指も止まる。おおよそA4で1枚分というスタイルまでもが私の思考を規程している。これも仕事の延長のような気がする。
 この文章もここでちょうどA4で1枚分の量に達した。自然に指がとまり、思考が一息つくから不思議なものである、怖い気もする。