Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

友とはいいものだ

2012年02月18日 22時05分05秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は非常に寒い中、久しぶりにあった友人と三渓園で2時間ほど酒盛りをした。枯れ蓮の池、盆栽の梅を観賞した後、池の端の日当たりのいいベンチに座り、水鳥を見ながら、友人が用意してくれたカイロをお腹に貼付け、私は芋焼酎、友人は日本酒、つまみはスルメイカ。
 友人といっても先に退職された先輩だ。退職後の生活のことやら、共通の友人のこと、このブログのことなど、楽しくお酒を飲むことが出来た。持つべきものは友だちだという印象をあらためて強くした。
 園内にはカメラを抱えた一団や、水鳥・鯉に麩をやる子供連れやカップル、観梅の人々などそれなりに人は多かった。
 はたからみたら、いい歳の男が二人、ベンチで酒盛りだから決していい目では見てくれていなかったかもしれない。しかし楽しい時間を過ごしたのだから、そんなことはまったく気にならなかった。
 さて、お酒を飲んでいる間は寒さは特に感じなかったが、用意してくれた弁当を食べ始めたら二人とも寒くて、箸を持つ手が震えた。お酒が切れると寒さが途端に押し寄せてきた感じであった。
 お酒のピッチが私には少し早かったのか、横浜駅にもどっての居酒屋での二次会は私が眠くなってきて、ビアジョッキ1杯でお開きにしてもらった。折角の楽しい時間がもったいなかった上に、話は尽きなかったが、お酒の量としては私には限界であった。大変申し訳なかったが、ここでお別れをして二人とも帰宅することにした。
 しかし私としては十分に幸せな時間であった。

 このブログに関して、この友人から「食に関することが記載されていないね」といわれた。いわれてみるとまさにそのとおり。
 私は食べ物については特に好き嫌いがなく、ほとんど何でもパクパクおいしく食べてしまう。妻から「これはおいしい、の一言もないのは張り合いがない」と昔いわれたことがある。何でもおいしく食べているのだから、私は十分幸せなのだが、「そんなものかな」とたいして気にも留めなかった。
 しかし今日の指摘といい、昔の妻の一言といい、食について少し考えてみるのもいいかな、と感じた。とはいいつつも、どんなことを、どのように書けばいいかさっぱり浮かんで来ない。でも、このことは気にかけておこう。何かの拍子にふとそのような感慨が浮かんできたら、文章にしてみようと思う。