Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

対馬紀行(3)&壱岐紀行(1)

2013年06月11日 20時50分05秒 | 山行・旅行・散策
本日は午前中は、土産を購入・発送後、対馬の厳原の街並みを再度巡った。雨森芳洲の墓を訪れ、江戸時代の対馬藩の公用船の船着場跡などを雨の中一時間半以上ひたすら歩いた。
午後一番に高速船で芦辺の到着。
対馬は2泊3日の間、天気は思わしくなく厚い雲に覆われ時々降っていた。しかし壱岐は晴れ、日差しが強い。タクシーの運転手に聞いたところずうっと晴れ間が多かったとのこと。こんなにも天候が違うのかとビックリ。また暖かい。てんきの所為だけではなく植生も明らかに違う。南国的だ。棕櫚が多いし、紫陽花も横浜と対馬は同じくらいの開き具合だったが壱岐は満開の見頃を迎えている。

まずは芦辺から石田へタクシーで重家酒造という蔵元へ直行。説明を受けて試飲をさせて貰って四合瓶を購入、宅急便で発送。タクシーの運転手は親切に明日以降はバスが安いと路線を説明してくれた。蔵元のそばで、石田町ふるさと資料館・松永安左衛門記念館を100円で見学。その後教えて貰ったとおり宿を予約した郷ノ浦までバスを利用。
夕食は鼻がきかずチョット期待はずれの店で焼酎を2杯ほど。
洗濯を終えたので就寝予定。
明日は原の辻遺跡・風土記の丘を見学予定。

壱岐は晴れているからだけではなくあきらかに対馬より明るい。対馬より山が低いだけでなく、田圃と畑が広い。対馬が山に囲まれ山からの水に恵まれ尚且つ漁業が主で石の文化とすれば、壱岐は弥生的な稲作の文化で開放的な感じだ。
蔵元の説明では、壱岐は地下からの湧き水が豊かで、対馬より耕地が広く米麦が多くとれるので、対馬1軒に比して7軒もの蔵元がやっていけるとのことであった。
この蔵元は昔ながらの製法にこだわりながら、それゆえ生産量は少ないものの独自の道を歩んでいる様子。とても好感が持てた。横浜でも扱っている酒屋さんがあるようで、我が家から地下鉄で8つほどのところ。今度行ってみよう。

対馬は厳原に人口が集中しているらしい。そして厳原では夜遅くまで川沿いのスナック・バーなどの飲み屋が夜遅くまでやっている。タクシーの運転手に言わせると「人口12000で飲み屋が120軒。昔から漁師でもっているといわえれている」とのこと。ところが壱岐は人口は分散しているとのことだ。そして同じく漁港でありながら壱岐の郷ノ浦の夜は早い。先の石田の印通寺港も飲み屋街はごく小規模だったと思う。島民の、漁業従事者の気っ風の違いだけではないだろう。島の歴史や捕る魚の違いによるとも思えない。もこれはよくわからない。

取りあえず本日はここまで。

本日の歩程 30000歩