明日から2泊3日で出雲地方と石見銀山を訪ねることになっている。退職者会の「世界遺産を巡る旅」シリーズの最終回。いつもはバス旅行だが、今回は新幹線と在来線を乗り継いで松江・石見銀山を訪れる。
朝から旅行の支度に取り掛かる。薬、カメラ、着替え等々の用意である。
行程表を貰ってきてあったが、どういうわけか紛失。廃棄した記憶がないのだが、どこにも見当たらない。一昨日からもやもやし遠しである。集合場所・時間は記憶しているので、助かった。
もの忘れが退院後特に気になる。三週間の入院は「何も考えなくとも生きている」というのではなく、「何も考えさせてくれない」時間だったのかもしれない。本を読んだり、友人とメールのやり取りはしていたが、それではやはりどこかが抜けている。
「生活を維持していくためにあれこれと考える」ことが大事なのであろう。食事の手配、一日の予定を立てること、趣味を楽しむための段取り、街中に出かけるだけでもいろいろ支度等々を考えることと、キチンとものを忘れずに記憶していくこと、必要な資料や書類を確保すること、などが行われている。
自分で何かする、ということの「大切さ」が「入院」によって「奪われ」てしまうのであろう。主体的で、能動的であることを奪われると人は退化し、一気に老け込む。
入院というものが、人にあまりいい影響を与えないことの原因であると思われる。
こんなことを考えるというのは、まだまだ入院前に完全には戻っていない証左だと思う。
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久しぶりなので、早めゆっくり風呂で、温まってくるのがいいでしょう。Ⅱ泊目で崩れぬように。なあんちい
宴会は写真のみです。お酒は飲まずに‥。そして宴会前後にはお風呂、早目の就寝。
現地では中型バスなので、飲むのは無理。健康的です。