Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ユートピア

2024年08月25日 20時41分28秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 台風の雲ではないが、27日以降の荒れた天気を思わせる雲が西の空に出ていた。

 本日も昼間のウォーキングを少々と、喫茶店での一服と若干の読書、そして15時半以降のウォーキング。
 これまでのコースとは違うコースを1万歩ほど。途中の喫茶店もいつもとは変えて、コンビニのイートインコーナーを2箇所。いづれも2階にあるスペースを利用した広々としたコーナー。クーラーもほどよく効いている。便所も洗面台もきれいなので、汗ばんだ腕と顔も石鹸を使って軽く洗い、さっぱりと出来た。もう少し涼しくなったら、このコースをメインにしたいと思った。

 読んだのはいつものとおり、「老いのかたち」(黒井千次)から7編ほど。やはり暑さと体力を使っているので、なかなか思うようには読み進めることができない。無理せず、ということを思い出しながら、ボチボチと。

 しかし8月末になり、猛暑日は少なくなったのではないか。本日も33.5℃と暑いことには変わりはないし、危険な暑さであるが、猛暑には届かなかった。
 「猛暑」の35℃になってほしくない。せめてひと夏に1~2回くらいまでで終わってほしいものである。先立つものがあれば、7月~8月のうち一番暑い一か月ほどは気温と湿度の低い土地に避暑に行きたいものである。これまでそんな生活とは無縁に生きてきたこともあり、もうこの歳でそんな望みなど持つこともないが、二人でふとそんなことを口にしてみた。今年の暑さはそれほどの暑さであった。「住めば都」とはならない気象である。
 二人で話をしてみたが、そんな贅沢が許されるのだろうか。また出かけるだけの気力が残っているのだろうか。すべてを準備してくれるサービスを求める資力もない。前後のお膳立ても含めて何かユートピアを夢想しなくてはいけなくなった感がある。

 



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