晴れてきた。これより街中・住宅街散歩。
さて今朝の新聞を読んでいた妻が、「京急の仲木戸駅が『京急東神奈川』に変ると書いてある」と教えてくれた。他に3つの駅の名称も3月14日に変わるらしい。
私としてはとても残念な気がした。「仲木戸」というのは、神奈川宿に17世紀に作られた徳川将軍の宿泊施設(上洛・鹿狩り等)の木戸跡ということを教えてもらった。「仲木戸」という駅名は歴史的な痕跡を残している。確かに住居表示上の町名はないが、地名として定着していないか。土地の歴史を刻んだ駅名を廃止していいものか。残念な気がする。
確かに宿泊施設としては17世紀半ばには廃止されたと聞いている。長く親しまれた施設ではなかったようだが、神奈川宿の役割の一つとして記憶しておく縁にはなっていたと思う。
そんなことを考えているうちに、こんどは新しい「羽沢横浜国大駅」を見てみることにした。横浜駅よりは少々遠いが充分に歩いて行ける距離である。
工事中のときは幾度もその前を通った。横浜環状2号線沿いである。