実に久しぶりに東京駅で降りて、三菱一号館美術館を訪れた。「テート美術館所蔵 コンスタブル展」を見てきた。
オランダ絵画の影響があることがわかる作品で、私も昔から好みであった。感想は後日アップしたい。
東京駅に向かうときは横浜から上野東京ライン。14時半の電車はガラガラで座席には一人おき位に坐っていた。品川駅で人が増え、座席はほぼ埋まった。
一年以上は三菱一号館美術館に行っていなかったので、恥ずかしながら、地下道を歩いていて迷ってしまった。あわてて地上に出たらまだ八重洲南口のすぐそばであった。
地上を歩いているうちに少しずつ記憶が戻った。帰りは地下道をそのまま中央改札口まで歩いた。しかし地上を歩いたほうが近道であることもようやく思い出したのは、東京駅の改札口を通ってから。
17時前に電車に乗らないと混雑すると思って16時45分にホームまでたどり着いたにもかかわらず、ホームは通勤客でいっぱい。新橋・川崎間は立っていても肩が触れ合う状況であった。これでは感染者数も減らないバスだ、と妙に納得した。
上野の東京都美術館で吉田博展を見に行って以来の久しぶりの美術館。時間指定ではないのがうれしいのだが、訪れていた人は思った以上に多かった。
館内でも2階の展示室の案内の矢印を見失い、迷いかけた。これでは他の美術館に行こうとして迷ったり、あるいは行っても館内でオロオロしたりするのではないかと不安になった。情けないものである。