先ほど目を通し終わった「マックス・エルンスト」展の図録で本日の読書は終了。理解できずに「読了」というのも残念であるが、やむなし。
これで年間53冊ほどを読了できた。といっても再読してものや、月刊雑誌などでは全体を読んではいない。必要な個所を読み終わって「読了」とししたものもある。
このほかに推理小説を7冊ほど。今年の読んだ推理小説は赤川次郎の三毛猫ホームズのシリーズを2冊と、ポール・アダムの「ヴァイオリン職人」シリーズを3冊。そして中山七里のヒポクラテスのシリーズを2冊。
頭がくたびれているときに読んでいる。ヴァイオリン職人のシリーズは推理小説しての展開というよりは、ヴァイオリンの名器や過去の名演奏家、作曲家をめぐる知識を得るのが楽しい。ヴァイオリンについての蘊蓄を楽しんでいる。
中山七里のヒポクラテスのシリーズは後続の3冊目がまだ文庫化されていない。三毛猫ホームズのシリーズは膨大にあるうちの5冊ほど読んだので、そろそろおしまいにする予定。
推理小説は中学3年のころに、シャーロックホームズとエラリー・クイーン、アガサ・クリスティのシリーズなど翻訳ものばかりをむさぼり読んだのがとても懐かしい。小遣いも足りないので、伊勢佐木町の有隣堂で立ち読みで読んでしまったものも随分あった。しかしわずか1年、100冊ほどで推理小説そのものに飽きてしまった。
今は立ち読みで読み飛ばしてしまうことはできなくなった。足が疲れてそんなことはとてもできない。目もそんなに根を詰めて読むと視力が続かない。1時間もしないうちに活字を終えなくなる。
しかし活字中毒は一生治らないと思われる。活字を追えなくなったらどうなるか、考えることもしたくない。