昨晩、岩波文庫版の平家物語をめくってみた。読むだけならば、読書用の眼鏡で読めるのだが、書き写しのためのテキストとしては字の大きさが小さすぎる。拡大鏡のお世話になる回数が多くなる。正しい字体に近づけるためにはもう少し大きい活字のほうが有難いことに気がついた。
残念ながら、新潮社の古典集成、岩波の古典文学大系も「平家物語」は私は持っていない。またこれらの本は有隣堂でも見かけていない。最近は日本の古典の単行本を常備している書店はほとんどない。寂しい限りである。
しかも高価である。神奈川大学の生協での注文で10%引きでもかなり高価になる。市立図書館で借りて、書き写ししたい個所をコピーするのが安価で且つ手っ取り早い。書き写しを始めるのはもう少し後にした。あるいは、古書店を探す手もある。
先ほどネットで調べてみたら、全文が原文で手に入ることがわかった。これを使うことも一つの選択であるかもしれない。