本日は午前中に親に付き添って近くの病院の診断を受けた。午前中は雨とのことで午後に行くつもりであったが、綺麗に晴れ渡ってくれた。暑かったが午後はもっと気温が上がるとのことで、思い切って出かけた。
谷底にあたる病院までは約50メートル近い高低差。丸々3カ月入院していた老親にとってはかなりきつい坂である。行くときは下り、帰りは登り、どちらにしろ私にもつらい急坂である。親にとっては15分はかかる急坂である。
薬局は病院のすぐ傍なので問題はない。家まで戻ったら、親の退院に合わせて我が家も妻と二人で少々改装作業。この作業が終了後に、私が降圧剤を処方してもらいに、私の足で15分ほどの内科まで行った。薬が土曜日までしか残っていなかった。自分の薬のことはすっかり頭から抜け落ちていた。夕方太陽がかなり傾いてから出かけた。暑さを避けることになった。
途中で目にした彼岸花がしおれ始めてきた。鮮やかな赤が黒ずんできた。
★曼殊沙華手折らば血潮流るるや 加藤 修
★死人花わがほむらより赤ければ 菅原しずの
さて、災害対応が満足にできない政府が、緊急事態条項で憲法を変えようなどと、どう考えても納得がいかない。今でも災害関係法令をうまく機能させることができず、自然災害を人災にしてしまっている政権、それを担っている政治家は、憲法を変えれば、災害対応がうまくいくと本当に思っているのだろうか。
能力のないものほど、そして自ら先頭に立って学ぶ気がないものほど形やマニュアルにこだわる。そして組織的な責任を取ろうとせず、形やマニュアルのせいにする。そのようなものが頂点に立つ組織は悲劇である。そのようなものをトップに祭り上げる組織はトップがこけると自壊する。だから皆必死に忖度する。
ご訪問ありがとうございます。
まず台風のお見舞い、ありがとうこざいます。さいわい横浜は台風15号では湾岸部に被害がありましたが、私の住む内陸部は樹木の被害がある程度で、浸水や人的被害はありませんでした。しかし湾岸部の被害はなかなかひどいものです。
石牟礼道子氏の作品、とくに苦海浄土の引き込まれるように文章の力に圧倒されました。発表された当時に読んでも分からなかったかもしれませんが、きっと歳を重ねるとその筆力が少しは理解できるようになるのかもしれません。
また「天も病む」の句も同様だと感心しています。
「苦海浄土」全3部は全集本でないと読めないのが残念です。
彼岸花・曼殊沙華は人によりイメージに差が大きいようですね。いろいろな名の由来などを知ると暗いイメージがつきまといますが、花は予備知識なしで素直に感動したいですね。
江戸時代は救荒作物として利用したという話も聞きました。
日本という国、本当にひどい事態になってしまったと思います。
何が私にできるか、いつも悩んでいます。
これからもよろしく。