先ほど緊急地震速報。私の住んでいるところは震度3だったが、神奈川県西部で震度5弱であったらしい。新幹線などが止まって混乱しているらしい。在来線も私鉄も地下鉄も一時点検のため遅延となったものの、現在は復旧しているようだ。
南海トラフとは離れているし、深さも10キロとごく浅い。昨日から喧しい「南海トラフ」とは無関係ということで、便乗したり、フェイクニュースに騙されないようにしたいもの。気象庁の発表は以下のとおり。
震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は5.3と推定されます。
この地震による津波の心配はありません。
震度5弱 厚木市 中井町 松田町 清川村
複数の友人から心配している旨のメールをすぐにもらった。ご心配をおかけした。そしてとても嬉しかった。無事なことをすぐに返信したが、複数もらったので時間差が出来てしまったことは申し訳なかった。
私たちの住む列島は、世界でも有数の地震多発地帯なので、常に地震への備えと言うか、気持ちは忘れたことはない。果たして大規模地震に対して有効なのかどうかは別として一定の備えはある。しかし都内や県下の美術館などに出かけることも多い上に、退職者会のイベントなどでの外出も多い。家を離れる時間は同年齢の方に比べたら多い方だと思う。
問題は出かけた先での身の処し方。処方された薬や緊急のお泊りセットは一週間分は持ち歩いているが、お金の持ち合わせや着替えなどは持ち歩けない。家に処方された薬はさらに二週間分は備蓄してある。食料も何とかある。
どんな場合も慌てず、自分が何処に居て、周囲の状況を自分の判断で見極め、デマや扇動には左右されず、身を処したいものである。慌ててもいい結果には繋がらないことを肝に銘じたい。まずは自宅に最短でもどる道筋を想定して、それに沿って行動することを最初に考えることにしている。
昨日の地震を受けて、政府や自治体からのお知らせを聞いているが、私が想定したように、これまでの備えを継続、避難方法の確認をしてほしいという水準である。
さらに、
「マグニチュード7.1の地震に伴うステップ状の変化が観測されていますが、地震後に通常みられる変化以外は今のところ捉えられていません。」
「Mw7.0以上の地震発生後、7日以内にMw8クラス以上(Mw7.8以上)の大規模地震が発生するのは、数百回に1回程度です。異常な現象が観測される前の状況に比べて数倍高くなっています。」
「地震が続けて発生したこれらの事例から、南海トラフ地震の想定震源域では、新たな大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。」
という指摘以上に、具体的なものは表現されていない。
私は「地震は来ない」ということは断言できないし、「いつかは起きる」とは思っている。しかし具体的にいつ・何処の範囲で、どの程度の地震かというものがないこともまた気象庁も政府もきちんと、もっと明確に国民に知らせるべきだと思っている。