Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「図書11月号」から その1

2024年11月01日 21時50分30秒 | 読書

 本日より11月、曇り空だったがときどき日が射し、湿度が高かったこともあり、意外と寒くはなかった。夕方からはときどきポツポツときたが傘を指すほどではなかった。深夜から明日以降は雨が強まる予報になっている。

 午前中は親の通院の付き添い。午後から家電量販店で買い物をするために出かけた。横浜駅までかなり早い速度でウォーキング。新しいノートパソコンの周辺機器を複数購入。ポイント清算のため、費用はかからず。
 いつものとおり書店に立ち寄り、いくつかの書籍を立ち読み。配布されていた「図書11月号」を手に喫茶店で4編ほど読んでから帰宅。



 本日目を通したのは、

・反逆者も国家のために死ぬ      将基面貴已
反逆罪の歴史とは、中世末期に勢いを得た政治権力が近代国民国家へと成長するとともに聖なる存在へと変貌した過程である。聖なるものは人を殺すことで聖性を主張する。それが忘れられがちな国家の本姓の一面である。

・私よ 母の車椅子を押せ       原田 宗典

・数学と本              河東 泰之

・清盛と港・船            髙橋 昌明
清盛は新しがり屋のハイカラ人間だから、帆船の優雅さに惚れ、いわば高級外車の感覚で、愛用したのかもしれない。清盛の宗船には中国の船乗りたちが乗り組んでいた。・・清盛は中国語の片言を話せたかもしれない。確信に近い筆者の夢想である。

 バスを二つほど手前で降りるとポツポツと降っていたが、傘は必要ない程度。少し遠回りして3000歩程のウォーキング。

 帰宅後は「田中一村展」の図録から画像をいくつか選択。そろそろ感想を記さないと忘れてしまいそうである。