Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

チャイコフスキー交響曲第4番

2023年12月14日 23時00分00秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 11月24日以来久しぶりにチャイコフスキーの交響曲を聴く気になって、第4番を聴いている。この曲自体を聴くことが本当に久しぶりである。もう何年も聴いていない。
 演奏は、第5番、第6番と同じくエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮のソビエト国立交響楽団、1990年5月のサントリーホールでの演奏会場での録音。
 金管の咆哮から始まるいかにもチャイコフスキーのオーケストレーションである。「不幸な結婚」からの逃避と、フォン・メック婦人との文通を通して、それからの再生に果たしたチャイコフスキーにとって画期となる曲である。冒頭の金管の咆哮が重くのしかかったまま、曲が進行する。フィナーレのやはり金管の咆哮と呼応するようである。
 伸びやかな第2楽章と、第3楽章の奇妙なおどけたようなリズムとメロディーが私には救いのような楽章に聴こえる。

 本日は夜も遅いので、第3楽章までにして、大音響のフィナーレは明日の午前中に聴くことにした。 



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