本日の朝、団地の中でうぐいすが鳴いているのに気がついた。私にとっては、うぐいすの初音である。例年もっと早く梅の季節に鳴いていた。一日に千回も鳴くというだけあってしつこいくらいに1羽が鳴いていた。しかしここ数年聞こえてこなく、「さびしいものだ」と妻と話していた矢先に聞いた。
団地では、ここ数年はシジュウカラの声ばかりがしていたと思う。とてもなつかしく聞いた。シジュウカラの声も私は好きであるが、夏山の開けた明るい尾根で聞くウグイスの声はいいものである。団地でウグイスの鳴き声を聞くと、夏山を思い出す。
★鶯の声遠き日も暮にけり 与謝蕪村
最新の画像[もっと見る]
-
新年を迎えて 1年前
-
謹賀新年 2年前
-
「渡辺崋山」(日曜美術館) 5年前
-
謹賀新年 5年前
-
謹賀新年 6年前
-
「ものの本質をとらえる」ということ 7年前
-
台風18号の進路が気になる 8年前
-
紅の花 8年前
-
「ゲルニカ」(宮下誠)読了 8年前
-
国立近代美術館「コレクション展」 9年前