Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

大雨に思いついたこと

2019年07月03日 10時21分59秒 | 天気と自然災害

 九州地方を中心とした雨には驚いている。被害が大きくならないよう願うばかりである。例えば鹿児島市でも、「鹿児島市は3日午前9時35分、4日の昼前にかけて激しい雨の恐れがあるため、市内全域(27万5287世帯、59万4943人)に緊急の避難指示を出した。」との報道がある。

 私が住んでいるところがたまたま丘の上の切土中心の団地で、浸水や土砂災害が建物に影響を及ぼすことはそれほど心配はないが、団地から周囲への土砂崩れや樹木の倒壊などが心配がある。

 以前、同じ横浜市内に住んでいた時は谷戸の底であった。当時まだ下水道管の整備も行われておらず、台風で床下浸水したことがあり、この団地へ越してきた。今は雨水・汚水ともに整備され、家の前を流れていた水路も暗渠化され、それ以降浸水の被害は無くなっていると聞いたことがある。それでも谷戸の底では今の九州地方で降っている雨であれば何らかの被害が想定されるレベルである。

 マンションに住んでいると地域の土砂災害に無関心になってしまう。以前短期間だが、横浜市と川崎市の境辺りに澄んだことがある。小尾根の尽きるところで水路が集まり、周囲よりも少し低くなっていた。梅雨時の大雨で雨水管のマンホールから水が噴き出ているのを目撃したことがある。5階の窓からそれを見て、足元が震えたことがある。マンホールの蓋が持ちあげられ、枠ごと外れて水が2mほど拭き上がった。
 この雨の後、周囲の戸建ての自治会を中心に下水道整備の要望書を川崎市と横浜市、神奈川県宛に提出したのだが、私の住んでいたマンションの自治会・管理組合はそこには名を連ねなかった。1階は浸水の恐れもあったかもしれないが、役員自身が切実に事態を捉えなかったと思う。他人ごととであったと思われる。

 現在私の住んでいる団地でもやはり団地の周囲に対しては意識は向かない。団地の中の、しかも建物についての関心は高いが、外回りの外構についての関心は薄い。まして団地外の都市基盤についてはほとんど意識されていない。難しい。

 



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