昨晩の横浜市南部に出ていた土砂災害警戒情報は日付が変わってから早いうちに解除になった。警報が注意報に切り替わり、明け方には注意報もすべて解除になっていた。雷での被害のニュースがなかったのにはホッとした。大規模な停電等が起きてはさらにおおごとになっていた。
現役の頃にはだいたいこういう時は明け方に眠い目をこすりながらニュースを聞いていた。
朝から蝉がさかんに鳴いている。わたしの住んでいるところは昨晩は少し降った程度。団地の玄関扉の外、階段室にはカナブンや蝉の亡骸がだいぶ転がっている。階段室の掃き掃除のたびに、それらを土の上に戻してあげるのだが、追いつかない。
そして昨日のちょっとした晴間にシオカラトンボらしきものを2匹見かけた。真っ黒の羽のトンボも見た。さらに玄関扉に蜉蝣も止まっていた。もうすでにトンボの季節となったようだ。確実に秋が押し寄せてきている。
★蜻蛉やとりつきかねし草の上 松尾芭蕉
★翅となり目玉となりて蜻蛉とぶ 林 徹
★かげろふのいのちの影や石の上 吉岡桂六