おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

助産院の食事を評価する

2013年02月19日 18時10分09秒 | 助産院のごはん
矢島助産院で、お産後のお母さんにお出ししているお食事。
病院とは、ちょっと違います。

『日本人の食事摂取基準』2010年版に基づき、授乳中の
女性には、350Kcalのエネルギーとそれぞれの栄養素も
付加されています。

産後すぐのお母さんは、まだお産の疲れもあり、十分に
おっぱいも出ませんから、助産院では、エネルギー付加を
しません。

今日のお昼ごはんです。


・赤えんどう豆ご飯

・わかめスープ
  わかめ、ねぎ、にんじん。
  生姜も加えて、ぽかぽかに。

・おからと長いものロールキャベツ
  長いもをすりおろし、おからと混ぜて。
  長ねぎを入れました。
  大和芋なら、もっと粘性があるのですが。
  米粉を入れた方が、もっともっちりしたと思います。

・小豆かぼちゃ煮

・ほうれん草とにんじんの荏胡麻あえ

・蒸し煮りんご
  レーズン、クコも一緒に。

今日は、客観的に評価もしてみます。

エネルギー 518Kcal
たんぱく質 13.9g
脂質     4.4g
カルシウム  162mg
鉄      3.3mg
レチノール当量 586マイクロg
ビタミンB1 0.33mg

エネルギーと脂質は少なめ、他は充足しています。

母乳がよくでるようになったら、この献立にご飯を一膳足しましょう。
おやつも、ドライフルーツ、干し芋、おにぎりを加えてOK。

乳製品を使いませんでしたが、カルシウムもたっぷりです。

反省としては、ちょっとエネルギーが少ないという気がします。

明日も引き続き、栄養評価してみます。



    
徳間書店
『矢島助産院の元気ごはん』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする