今日の仕事は海老名市学校保健研究協議会の講師でした。
テーマは。
『小・中学生が元気に育つ食生活のヒント』
パワーポイントを使ってお話しをしました。

自分が最も伝えたい内容です。

まず最初に、皆さんと確認したいこと。
「食べものが体を作り、食べ方が心を育てます」
何を食べるかが大事なことであると同じに、どのように食べるかも
大切なことです。
学齢前のお子さん、小学生の子どもさんの夜更かしの問題、肥満の
増加、朝食欠食の影響などが大変気にかかります。
生活の乱れは、日内リズムの乱れにもつながり、健やかな成長を
阻害します。
親御さんの責任は重大です。
ご馳走でなくてもいいのです。
私は、いつも、スタートは「ご飯とみそ汁」と申し上げています。
ささやかなコツをつかめば、ごはん作りはもっとラクに、楽しく
なります。
その親の作るごはんが健康な子どもを育てるのです。
◆スタートは「ごはんとみそ汁」
分づき米、雑穀、炊き込みごはんや混ぜごはんで、主食をパワーアップ。
具だくさんの汁ものがあれば、それだけで立派な一食です。
◆2段階 一汁三菜へ
主食のごはんと汁もの、そこにおかずが三つあればパーフェクト。
主菜は、肉魚大豆製品でたんぱく質を。副菜一つから二つは野菜が
中心のおかずに。
これだけ揃うと栄養バランスは満点です。
◆和食のススメ
ごはんをしっかり食べる。これが健康な食事の第1歩です。
適正なエネルギー比は、おおよそ、たんぱく質15%、脂質25%、
炭水化物60%。
ごはん(主食)をしっかり食べると食事の半分が炭水化物からとれるのです。
ところが、西洋型の食事が好まれるようになり、脂肪エネルギー比30%以上の人が
増加しています。
◆おやつは補食
3回の食事で足りない分を補うつもりで。
甘いものだけでなく、おにぎりやふかし芋もいいのです。
必ず食間に決まった時間で。食後のデザートはエネルギー過剰となりやすいのです。
◆よく噛む食事
洋風メニューより、和食のほうがよく噛む料理が多です。
やわらかく、食べやすい料理は、脂肪も多く、エネルギー過剰になりやすいのです。
「おかあさんはやすめ」→オムレツ、カレーライス、アイスクリーム、サンドイッチ、
ハンバーグ、焼きそば、スパゲッティ、目玉焼き
「まごわやさしい」→ 豆、胡麻、わかめ、野菜、さかな、椎茸、芋
◆食事中の水分と咀嚼
子どものうちからよく咀嚼することで顎の骨は発達し消化を助け、不正咬合や
顎関節症を未然に防ぐことができます。
脳に刺激を与え丈夫な身体をつくりましょう。
咀嚼の回数を減少させているのは食事中の飲み物です。お茶、水などは食事後に。
◆体作りも忘れずに
規則正しい生活とたっぷりの睡眠を。日内リズムが整い免疫力アップ。
早寝、早起き、朝ご飯。
◆心を育てるごはん
ごはんはみんなで食べるとおいしくて、食がすすみます。食事場面で、子どもは
自然に食べ方を学びます。親の食べる姿をみせてあげることで、 子どもは噛んだり、
飲み込んだりという基本動作や味わうこと、食べることの楽しさを知ります。
そして、あいさつなどのマナーも身につくのです。
食べることは単に栄養をとるだけでなく、とても社会的な行為なのです。
孤食・個食・粉食がすすむ現代、家族みんなが一緒に同じものをいただく意味を
考えましょう。
テーマは。
『小・中学生が元気に育つ食生活のヒント』
パワーポイントを使ってお話しをしました。

自分が最も伝えたい内容です。

まず最初に、皆さんと確認したいこと。
「食べものが体を作り、食べ方が心を育てます」
何を食べるかが大事なことであると同じに、どのように食べるかも
大切なことです。
学齢前のお子さん、小学生の子どもさんの夜更かしの問題、肥満の
増加、朝食欠食の影響などが大変気にかかります。
生活の乱れは、日内リズムの乱れにもつながり、健やかな成長を
阻害します。
親御さんの責任は重大です。
ご馳走でなくてもいいのです。
私は、いつも、スタートは「ご飯とみそ汁」と申し上げています。
ささやかなコツをつかめば、ごはん作りはもっとラクに、楽しく
なります。
その親の作るごはんが健康な子どもを育てるのです。
◆スタートは「ごはんとみそ汁」
分づき米、雑穀、炊き込みごはんや混ぜごはんで、主食をパワーアップ。
具だくさんの汁ものがあれば、それだけで立派な一食です。
◆2段階 一汁三菜へ
主食のごはんと汁もの、そこにおかずが三つあればパーフェクト。
主菜は、肉魚大豆製品でたんぱく質を。副菜一つから二つは野菜が
中心のおかずに。
これだけ揃うと栄養バランスは満点です。
◆和食のススメ
ごはんをしっかり食べる。これが健康な食事の第1歩です。
適正なエネルギー比は、おおよそ、たんぱく質15%、脂質25%、
炭水化物60%。
ごはん(主食)をしっかり食べると食事の半分が炭水化物からとれるのです。
ところが、西洋型の食事が好まれるようになり、脂肪エネルギー比30%以上の人が
増加しています。
◆おやつは補食
3回の食事で足りない分を補うつもりで。
甘いものだけでなく、おにぎりやふかし芋もいいのです。
必ず食間に決まった時間で。食後のデザートはエネルギー過剰となりやすいのです。
◆よく噛む食事
洋風メニューより、和食のほうがよく噛む料理が多です。
やわらかく、食べやすい料理は、脂肪も多く、エネルギー過剰になりやすいのです。
「おかあさんはやすめ」→オムレツ、カレーライス、アイスクリーム、サンドイッチ、
ハンバーグ、焼きそば、スパゲッティ、目玉焼き
「まごわやさしい」→ 豆、胡麻、わかめ、野菜、さかな、椎茸、芋
◆食事中の水分と咀嚼
子どものうちからよく咀嚼することで顎の骨は発達し消化を助け、不正咬合や
顎関節症を未然に防ぐことができます。
脳に刺激を与え丈夫な身体をつくりましょう。
咀嚼の回数を減少させているのは食事中の飲み物です。お茶、水などは食事後に。
◆体作りも忘れずに
規則正しい生活とたっぷりの睡眠を。日内リズムが整い免疫力アップ。
早寝、早起き、朝ご飯。
◆心を育てるごはん
ごはんはみんなで食べるとおいしくて、食がすすみます。食事場面で、子どもは
自然に食べ方を学びます。親の食べる姿をみせてあげることで、 子どもは噛んだり、
飲み込んだりという基本動作や味わうこと、食べることの楽しさを知ります。
そして、あいさつなどのマナーも身につくのです。
食べることは単に栄養をとるだけでなく、とても社会的な行為なのです。
孤食・個食・粉食がすすむ現代、家族みんなが一緒に同じものをいただく意味を
考えましょう。