黒

ケイトから今度はThe Pogues『Ultimate Collection』を借りて聴いてみる。
これはまさに「究極のベスト」。Disc 1 にはスタジオワーク、Disc 1 にはライブ音源が入ってる。
まずはベスト盤からてっとり早くそのバンドのいいとこ取りで聴きたい自分には嬉しい１枚。
そしてブックレット付き。以前手当たり次第いろいろ聴いてた時は、レンタル屋で借りてきて、
テープにダビングして、ブックレットは全部コピってたから、いまやほとんど見なくなってる
コピーがダンボール箱１、２コに入ったまま、押入れの中で眠っている。
最近は、音楽ライターが書くようなライナーノーツってあまり見なくなった。
情報ならネットで見れるし、内容は実際聴いて個々が勝手に判断すればいいし。
でも洋楽の歌詞は必要だな。けっこー誤字脱字が多かったりするけど
見たらやっぱりシェインの書いた曲はいい詩ばかり。♪Dirty Old Town　とか。

昨晩のバンバンラジオはブラックミュージック特集だった
毎回オープニングトークあたりを聴いてから、つづきは翌朝の電車の中で録音したのを
聴いてるんだけど、富永さんが紹介してた大好きなディランの
♪DON'T THINK TWICE/GATEMOUTH BROWN　なんかもう溶けそうになった。
ソウルやブルースの要素がないとホンモノじゃないなんて偏見をもってる自分にとっては、
こんなブルースはほんと魂のヒダにそのまま全部、滋養として染み入ってくるようだ。
人間の血肉、吐く息などから生まれる音楽。

■A Change is Gonna Come/Sam Cooke

■A Change is Gonna Come/Otis Redding
サムを敬愛していたオーティスとの聴き比べもイイ。

■THE MAIN AND HIS MUSIC

■Live at the Harlem Square Club, 1963
大好きなサム・クックのこの珠玉のライブアルバムは永遠。客の煽り方がハンパない。

■■■photo:
ブラックつながりでウチにある今まで１番安く買ったＣＤ。
『THE COMPLETE CAPITOL/BLACK & WHITE RECORDINGS/T-BONE WALKER』
今、amazonで見たら「￥8,000より」て書いてある。それを当時住んでた近所のデパート内のいなたいＣＤショップのワゴンセールの中からみつけて300円で買いました
きっと値段シールの貼り間違いだろうけど、3000円でも安いからとダメ元でドキドキしながら
レジに行ったら、やっぱり300円。３枚組だから１枚100円？
・・・何があったんだろうか。