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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

秋はまだか

2007-09-09 17:20:09 | 日記
空を見上げると、まだまだ雲は入道雲な形。わたしは秋のイワシ雲が好きさ。
早くイワシにならないかなぁ。
気分的にはもうずいぶん前から秋だと思いこんで、やたらとアートに触れたがったり、
山へドライブに行きたがったり。でも、実際なかなかできないけど。
いろんなことが「こんど行こう」「こんどやろう」って保留になってる。

秋っぽいおかげで、家や会社で飲む熱い珈琲がやたらと美味いっ!(気がする
会社からもらってきたたくさんの種類のフレーバーティーも回し飲みして楽しんでいる。

来週の今ごろはあいでっぷ+Fusik祭り♪
あいでっぷに遭遇したのは2年前のちょうど今ごろ。正確には2005/9/17の恵比寿リキッド。
でも、自分的には10月23日に第2次接近遭遇したbombonera!!@吉祥寺スタパの感動の記憶がまだ胸の中に残ってて、秋の雲を見るたび、あの時の高揚感、ドキドキ感をいまでも思い出す。

そいや、ソットボッセ新譜の詳細が発表されたね(いまごろゆってみる

sotte bosse 『moment』
01.瞳がほほえむから
02.君がいるだけで
03.太陽のキス
04.マンダリンパスタ
05.Take Me Away
06.Replay
07.楓
08.グッバイ
09.三日月
10.Breathing Space
11.ひとひら

米米、スピ聴いてみたい!♪太陽のキス ってもしやparis match?嬉
paris matchはススメられて聴きはじめてとても好きになった。
大好きなのはオムニバスアルバム『take me aosis~嫌なことなんか忘れたい』に入ってるこの曲↓

風のうまれる場所で
迷うくらいなら なければよかった
淡い夢もいまは過ぎたこと

風のうまれる場所で やわらかな朝の陽を
感じている
ああ このままつづくわけがないと分かっていても
戻れないね

けだるく歌われるボッサ。詩がじぃ~んと沁みて泣ける。

ほかは誰の曲か見当がつかないけど、とにかく楽しみ。発売日は10月3日。
いつかソットボッセのワンマンもやらないかなあ~♪

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2007-09-09 17:19:00 | 日記
ネットチェックしてたら、やっと真心ブラザーズのライブ情報発見v
■2007/12/19 (水) 、20(木)@中野サンプラザ(東京都)
サンプラザはまだ行ったことないから一度行ってみたいんだよね。もう12月の話ですか~。

中山うり『DoReMiFa』
このアルバムの中に中島みゆきの♪ばいばいどっぐおぶざべい を発見/驚
渋い選曲だなあ。好きな曲だけど。ちなみに♪ノスタルジア って曲もみゆきであるけど
こちらは違うみたいw

昼間、ネットを見ながらうたた寝してしまって、夢を見ていた。
小さい頃住んでたアパートでうたた寝してる夢w しかもめざましの大塚さんの夢を見ている。
海からの中継で大塚さんがとんでもなく離れた場所にいるから笑っていたら目が覚めて、
母がわたしが寝ている頭の周りで片付けたり、そうじしたりしている。
窓から入る太陽があったかくて、そうだそんな時間もあったって思い出して、
またあのなんともいえない懐かしさとどうしようもない喪失感の波が襲ってきた。
ここのところずっと、そんな夢ばかり見るのはなぜだろう。


冷蔵庫が空っぽなのに気づいて、昼から買出しに出かける。
最近、スーパーの陳列棚に並ぶいろんな食材を見てもまったくピンとこない。
もともとグルメとは縁遠いけど、年々食に対して興味を失っている気がする。
食べることに興味がないって、生存本能も失ってるってことかな。やばい?
学生の時はもうちょっと違ってたような。
料理って想像力+創造力+そして果てしない奉仕精神も必要だと思う。
スーパーに並ぶ野菜から生命力が感じられなくなってるのも原因のひとつかも。
命の抜けたものを食べ続けているうちに、知らず知らず人間味も抜け落ちてしまったか。
もっと秋っぽくなったら、もっと食欲出るかな?

Stormy Monday Blues/T-Bone Walker
They called it stormy monday, but tuesday is just as bad
Oh, they called it stormy monday,
But tuesday is just as bad
Wednesday is worst and thursday oh so sad

思わず唸るこのブルース。

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『太陽はひとりぼっち~L'Eclisse』

2007-09-09 11:32:07 | 映画
『太陽はひとりぼっち~L'Eclisse』(1962)イタリア/フランス
監督・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ 音楽:ジョヴァンニ・フスコ
出演:アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティ、フランシスコ・ラバル ほか

TSUTAYAのヨーロッパコーナーにこのミケランジェロ・アントニオーニ
イングマール・ベルイマンの追悼特集が組まれていて、前回『スウェーデンの城』で
とても好きになった女優モニカ・ヴィッティも出ているから借りてみた。
(この邦題は1960年に大ヒットした『太陽がいっぱい』にちなんだんだろうなぁ

まずは婚約者との長~い別れのシーン。20~30分はあったかも。ひと晩話し合ったらしいが
ハッキリした原因も解決策もないまま、納得できずに未練を持つ男は女の家(近所に一人暮し
までついてくる。「さよなら。いや、電話するよ。あ、電話はしない約束か。じゃ、また」

飛行機で空の散歩を楽しんだり、近所を歩いたりしてる女は一人の時間を楽しみ、
じっくり味わっているかのよう。
株に夢中な母を探して、取引で戦闘のようにごった返している証券所の中で
やり手の証券マン・ピエロ(妙な名だ)と出会う。
お互い惹かれるも様子見な戸惑いもじっくり描かれる。
ピエロは「車に乗らないかい?僕のウチはどう?」と誘うんだけど、普段生活してる
狭いアパートではなく、誰も住んでない実家に連れていく感じも面白い。
この証券所のシーンも十分長い。守銭奴の悪魔みたいな形相で架空の金を追う人々の滑稽さ。

次に描かれるデートの場所は事務所だったのか?女が帰って、外していたたくさんの電話の
受話器を戻した瞬間鳴りはじめるけれども、男は自分の仕事に虚無感を感じると同時に
女と過ごした何気ない時間にくつろぎを覚えているようにも見える。

でも、恋愛には刺激的な出会いの高揚が去った後、意見の相違などからスレ違いが生じ、
関係を維持することの難しさが訪れる、その繰り返しと分かっているだけに、
お互い夢中になりながらどこか冷めている。
(だって、人の命より自分のクルマの心配をするような男とうまくやっていけるだろうか/苦笑
「結婚への郷愁はないの」「郷愁って君は一度も結婚したことないじゃないか」
「君の答えはいつも”分からない”だな。僕のことが好きかい?分からないって言わないでくれよ」


ひさびさ突然の「FIN」にびっくりしたなあw でも素晴らしい映像美。
ほとんどヴィッティの独壇場だけど、ずぅっと見ていても飽きない美しさ。
妖しいまなざし、背中のソバカス、寝起きに見えなくもない髪の流れとか。
アラン・ドロンとの2ショットなんてこれ以上のフォトジェニックはいるだろうか?
常にファッション雑誌から飛び出たような色男すぎて今までどちらかといえば苦手だったけど。


作品説明についてはこちらで素晴らしく網羅されてます↓
Audio-Visual Trivia for Movie & Music

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