ミュージカル『キャバレー』@青山劇場演出:松尾スズキ
出演:松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子 他
苦しいほど笑って、深~く感動の余韻が残った。
こんなことなら余分にとれたチケットを捌かなければよかったな。また見に行きたい。
大人のメンツがたくさん出てるからてっきり大人計画の公演だと思って見てたけど、そうじゃなかった。
でも、最初から出てきた源くんも、天使みたいな衣装の阿部ちゃんも大活躍で、
ほんとにドイツ人ぽく見えるバイト君に、今回は娼婦になりきってる平岩紙ちゃんもいるし。
部長は演出のみで出演してないのが残念(幕間の場内放送?はやってたけどw
随分と昔、ライザ・ミネリ主演の映画を観たことはあるけど、もうすっかり筋書きも忘れていた。
このミュージカルの名作を、とてもミュージカル俳優とは言えないこのメンツでやろうって意気込みがすでにかなりスゴイと思う。
わたしと連れのF氏の座った席は前から6列目あたりの左端。
左側で起こってることが見えなかったのは残念だったけど、その代わり役者の息遣いが聞こえそうなくらい近いっ!バイト君も大接近だ
奥から電車のセットや、ワケのわからない化けネコも現れたり、下からもステージが浮き上がってきたり、横からもセットを押してきたり、とても立体的な舞台だったから、出番の終えた役者が奥へ消えていくところまで見えた。
今回は物語の進行役として出演してる阿部ちゃんも前方の客に絡みまくり!
「いかにもドイツから来たみたいな感じのお客さんですね。ドイツのどこから来たの?」て聞いてみたり、
前列にポツンと空いた席を見つけてすかさず「ここ、どぅーして空いてるんだろうね?」ってしばらく座ってみたりとかw
比較的、自由な立場だからアドリブも多いんだろうな。松雪泰子が歌ってる合間に「センパイ・・・」てゆったりして、分かりにくいような細かいギャグも見逃せないw
のっけから男女のセクスィ~ダンスシーンで胸ポロリまで見ちゃったし
/驚
舞台上部ではカッコいい女性ホーン隊ほか生バンドが演奏してて、ダンス好き、ホーン好きとしては、本筋以外にも見所たくさんで目が忙しい。
クラブのホスト役の中に萩原流行にソックリな人がいたんだよね/驚×3000
▼あらすじ
小説家をめざすクリフは、ベルリンに行く列車でドイツ人の友人ができる。
彼は安いアパートを紹介してくれた上、英語を教える唯一の生徒にもなってくれた。
「ベルリンに来たからには思う存分遊ばなきゃ!」と教えてくれた「キット・カット・クラブ」では看板歌手のサリーと出会い、彼女はクリフの部屋に押しかけて奇妙な同居生活がはじまる。
華やかなクラブの世界、楽しいアパートの住人。でも今作は、シビアな戦争と人種差別の話でもある。
ブロードウェイミュージカルのヒロインというには、松雪泰子は線の細い印象で、ちょっとイメージが違うかなって気もする。バタ臭さがないってゆうか。
今回、わたしが楽しみにしていたのは大人のメンバもさることながら、なんといっても大好きな秋山菜津子さんが見れること!嬉×300
アパートの家主さんでオールドミスの役なのが惜しいくらいキレイなんだけど、
ほんと、サイコーのコメディエンヌだ!
アパートの住人から求婚される際、パイナップルをプレゼントされるシーンでのひと言。忘れられません。ひさびさ笑いすぎた。
そしてシリアスなシーンでは、またぐぐっと客席の視線を惹きつける演技力。さすがです。
人生はまさに夢そのもの。
最初とラストが自然につながって、じぃーーーんて深い感動の余韻が残る、ほんといい舞台だった。
そんなワケで、またWOWOWでOAする機会などございましたらどうぞよろしく/深礼(私信
出演:松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子 他
苦しいほど笑って、深~く感動の余韻が残った。
こんなことなら余分にとれたチケットを捌かなければよかったな。また見に行きたい。
大人のメンツがたくさん出てるからてっきり大人計画の公演だと思って見てたけど、そうじゃなかった。
でも、最初から出てきた源くんも、天使みたいな衣装の阿部ちゃんも大活躍で、
ほんとにドイツ人ぽく見えるバイト君に、今回は娼婦になりきってる平岩紙ちゃんもいるし。
部長は演出のみで出演してないのが残念(幕間の場内放送?はやってたけどw
随分と昔、ライザ・ミネリ主演の映画を観たことはあるけど、もうすっかり筋書きも忘れていた。
このミュージカルの名作を、とてもミュージカル俳優とは言えないこのメンツでやろうって意気込みがすでにかなりスゴイと思う。
わたしと連れのF氏の座った席は前から6列目あたりの左端。
左側で起こってることが見えなかったのは残念だったけど、その代わり役者の息遣いが聞こえそうなくらい近いっ!バイト君も大接近だ

奥から電車のセットや、ワケのわからない化けネコも現れたり、下からもステージが浮き上がってきたり、横からもセットを押してきたり、とても立体的な舞台だったから、出番の終えた役者が奥へ消えていくところまで見えた。
今回は物語の進行役として出演してる阿部ちゃんも前方の客に絡みまくり!
「いかにもドイツから来たみたいな感じのお客さんですね。ドイツのどこから来たの?」て聞いてみたり、
前列にポツンと空いた席を見つけてすかさず「ここ、どぅーして空いてるんだろうね?」ってしばらく座ってみたりとかw
比較的、自由な立場だからアドリブも多いんだろうな。松雪泰子が歌ってる合間に「センパイ・・・」てゆったりして、分かりにくいような細かいギャグも見逃せないw
のっけから男女のセクスィ~ダンスシーンで胸ポロリまで見ちゃったし

舞台上部ではカッコいい女性ホーン隊ほか生バンドが演奏してて、ダンス好き、ホーン好きとしては、本筋以外にも見所たくさんで目が忙しい。
クラブのホスト役の中に萩原流行にソックリな人がいたんだよね/驚×3000
▼あらすじ
小説家をめざすクリフは、ベルリンに行く列車でドイツ人の友人ができる。
彼は安いアパートを紹介してくれた上、英語を教える唯一の生徒にもなってくれた。
「ベルリンに来たからには思う存分遊ばなきゃ!」と教えてくれた「キット・カット・クラブ」では看板歌手のサリーと出会い、彼女はクリフの部屋に押しかけて奇妙な同居生活がはじまる。
華やかなクラブの世界、楽しいアパートの住人。でも今作は、シビアな戦争と人種差別の話でもある。
ブロードウェイミュージカルのヒロインというには、松雪泰子は線の細い印象で、ちょっとイメージが違うかなって気もする。バタ臭さがないってゆうか。
今回、わたしが楽しみにしていたのは大人のメンバもさることながら、なんといっても大好きな秋山菜津子さんが見れること!嬉×300
アパートの家主さんでオールドミスの役なのが惜しいくらいキレイなんだけど、
ほんと、サイコーのコメディエンヌだ!

アパートの住人から求婚される際、パイナップルをプレゼントされるシーンでのひと言。忘れられません。ひさびさ笑いすぎた。
そしてシリアスなシーンでは、またぐぐっと客席の視線を惹きつける演技力。さすがです。
人生はまさに夢そのもの。
最初とラストが自然につながって、じぃーーーんて深い感動の余韻が残る、ほんといい舞台だった。
そんなワケで、またWOWOWでOAする機会などございましたらどうぞよろしく/深礼(私信
