『冬の嵐』~Dead of Winter(1987)アメリカ
監督:アーサー・ペン
出演:メアリー・スティーンバージェン、ロディ・マクドウォール、ヤン・ルーブス、ウィリアム・ラス ほか
すっかりお馴染み?近所のレンタル屋の1週間100円VHSシリーズ。サスペンス編。
毎日、暑い日が続いているので、真冬、それも雪に閉ざされた小さな町を舞台にした今作で
すっかり体感温度が下がりました(暑さって気持ち次第なのかも?
▼story
大金がらみの殺人事件が起こる。殺されたのは若い女性ジュリー。彼女の指は1本切り取られていた。
売れない女優ケイティは、オーディションに受かって大金の契約を結び、夫ロブを残して、
使用人マーレーが運転する車で人里離れた雪深い小さな町の立派な屋敷へ。
医師を引退して趣味の映画作りにプロデューサーとして関わっているルイス博士は、
ケイティを丁重にもてなし、あるサスペンスもののセリフを渡して、彼女に演技させ、
ビデオに撮るも、そのテープはケイティに瓜二つな女性イブリン宅のポストに投函される。
異常な状況に気づいてケイティは逃げ出すが、吹雪のため先に進めず、屋敷に戻されて、
睡眠薬・鎮静剤の注射を打たれ、目が覚めた時には左手の指が1本切り取られていた。。
主演のメアリー・スティーンバージェンが3役を演じている。
あまり好きではないタイプだったからか、現在のスリラーものに比べてテンポが遅いためかちょっとイライラさせられた。
ああ、ここにさっきのシャーリーズ・セロンがいたら、鉄の棒で怪しい男たちを一発で倒してくれただろうに。。
撮影スタッフもいなくて、吹雪とは言え、いつも電話が不通の時点で充分疑ってもいいはずでは?
一度逃げて戻されてるのに、出されたココアを何の躊躇もなく飲み干すのもあり得ない。
注射されて朦朧としてたとしても、せっかく来てくれた警官をみすみす帰してしまうのも納得いかないし。。
・・・って、ホラー映画の見過ぎですかっ?!苦笑
機械仕掛けの家ってゆうのがもうちょっと伏線になるかと思ったら、
意外にカラクリ屋敷ってゆうほどでもなかった(熊を狩る道具が使われるのは読めた
でも、昔のサスペンスは胃が収縮するような心理的な怖さの演出方法がちゃんとしてるから、
最近の暴力、性的描写、アクションで誤魔化された大味なものと比べたらしっかり味がついてる感じがする。
とにかくロディ・マクドウォールのほんとに異常な怖さはズルい!
『サイコ』のアンソニー・パーキンス並みの怖さ(屋敷にこんな人がいた時点でわたしなら帰る
今みたいにケータイで外部と連絡をとる手段がないのもミソ(公衆電話か家電に頼らざるを得ない
そして、「雪に閉ざされた人里離れた屋敷」ってゆう閉塞感、外界とシャットアウトされてる逃げ場のない空間が否応なしに恐怖感を倍増させる。
観終わったら、一気に暑気が戻ってきた
監督:アーサー・ペン
出演:メアリー・スティーンバージェン、ロディ・マクドウォール、ヤン・ルーブス、ウィリアム・ラス ほか
すっかりお馴染み?近所のレンタル屋の1週間100円VHSシリーズ。サスペンス編。
毎日、暑い日が続いているので、真冬、それも雪に閉ざされた小さな町を舞台にした今作で
すっかり体感温度が下がりました(暑さって気持ち次第なのかも?
▼story
大金がらみの殺人事件が起こる。殺されたのは若い女性ジュリー。彼女の指は1本切り取られていた。
売れない女優ケイティは、オーディションに受かって大金の契約を結び、夫ロブを残して、
使用人マーレーが運転する車で人里離れた雪深い小さな町の立派な屋敷へ。
医師を引退して趣味の映画作りにプロデューサーとして関わっているルイス博士は、
ケイティを丁重にもてなし、あるサスペンスもののセリフを渡して、彼女に演技させ、
ビデオに撮るも、そのテープはケイティに瓜二つな女性イブリン宅のポストに投函される。
異常な状況に気づいてケイティは逃げ出すが、吹雪のため先に進めず、屋敷に戻されて、
睡眠薬・鎮静剤の注射を打たれ、目が覚めた時には左手の指が1本切り取られていた。。
主演のメアリー・スティーンバージェンが3役を演じている。
あまり好きではないタイプだったからか、現在のスリラーものに比べてテンポが遅いためかちょっとイライラさせられた。
ああ、ここにさっきのシャーリーズ・セロンがいたら、鉄の棒で怪しい男たちを一発で倒してくれただろうに。。
撮影スタッフもいなくて、吹雪とは言え、いつも電話が不通の時点で充分疑ってもいいはずでは?
一度逃げて戻されてるのに、出されたココアを何の躊躇もなく飲み干すのもあり得ない。
注射されて朦朧としてたとしても、せっかく来てくれた警官をみすみす帰してしまうのも納得いかないし。。
・・・って、ホラー映画の見過ぎですかっ?!苦笑
機械仕掛けの家ってゆうのがもうちょっと伏線になるかと思ったら、
意外にカラクリ屋敷ってゆうほどでもなかった(熊を狩る道具が使われるのは読めた
でも、昔のサスペンスは胃が収縮するような心理的な怖さの演出方法がちゃんとしてるから、
最近の暴力、性的描写、アクションで誤魔化された大味なものと比べたらしっかり味がついてる感じがする。
とにかくロディ・マクドウォールのほんとに異常な怖さはズルい!
『サイコ』のアンソニー・パーキンス並みの怖さ(屋敷にこんな人がいた時点でわたしなら帰る
今みたいにケータイで外部と連絡をとる手段がないのもミソ(公衆電話か家電に頼らざるを得ない
そして、「雪に閉ざされた人里離れた屋敷」ってゆう閉塞感、外界とシャットアウトされてる逃げ場のない空間が否応なしに恐怖感を倍増させる。
観終わったら、一気に暑気が戻ってきた