■NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』第16回~第20回(2014)
出演:岡田准一、柴田恭兵、片岡鶴太郎、高岡早紀、濱田岳、江口洋介、竹中直人、田中哲司 ほか
1話ずつ追加していく予定なり。
●第16回「上月城の守り」
前回の軍議で左京進が「毛利側につく!」と言ったのを皮切りに、播磨のほとんどが毛利側に寝返る。
官兵衛は、まず本拠地を「書写山」に移し、上月城奪還の策を練るのが肝心と説く。
毛利軍は「三道並進」という3手に分かれて攻め入る作戦を立てる。総勢5万の軍隊(ウキタさんは仮病中
秀吉は、職隆に姫路城を任せる。官兵衛は上月城の守りがたった700人と聞いて失望する。
「織田から必ず援軍が来る。それまで時間を稼いでくれ!」と言い残す。
村重が来て喜んだのも束の間、「殿から裏切り者の別所を倒せと命じられたから三木城を攻める」と、毛利攻めを断られる。
(もう全然笑わなくなっちゃったね・・・
どこまでも強気の信長は「全ての官職を辞する。右大臣など不要。朝廷を庇護しているのは、この信長である!」と宣言する。
やっと来た織田の援軍は3万。そして下った命令は「上月城には秀吉と村重で行け!」
光は櫛橋家が絶えるのを心配して兄を説得に行くが、叶わず。
「戦のない世が来ると私は信じています。その時はまた兄妹そろって笑いとうございます」
1ヵ月半の兵糧も限界に達し、秀吉は信長に直談判に行く。信長の答えは「上月城は見捨てよ」
●第17回「見捨てられた城」
秀吉は信長に直談判に行くが、(播磨での)自分の信用より、天下統一を進めるほうが先だと突き放されてしまう。なんとまぁ・・・涙
秀吉は部下に上月城に潜入し、そのことを伝えろと命令し、官兵衛も秘かに入り、鹿介に詫びるが、逆にお礼を言われる/涙
上月城は明け渡され、尼子勝久は自害(まだ26歳って!)、兵士らは毛利軍に召抱えと決まるが、山中鹿介らは途中で殺される。
信長のやり方に疑問を持つ官兵衛に、信長の判断は間違っていないと支持する半兵衛。
官兵衛「私は私のやり方でやります」
“戦わずして人の兵を屈するは 善の善なるものなり”『孫子』
“凡そ兵戦の場は屍を止むるの地 死を必すれば即ち生き、生を幸いとすれば即ち死す”『呉子・治兵第三』
神吉城を落とした際、城主を志方城に逃がしたことを責められ、信長に報告せねばならないと言われる村重。
村重「わしが上様にお仕えしたのはわずか6年。我らのような外様はどれほど尽くそうと尼子のように見捨てられるのではないか?」
どっちつかずの宇喜多がやっと小早川らのもとに訪れ、斬ってしまおうかとも相談したが、
「わしを斬れば、わしの軍が攻め入るよう言いつけてきた」と言われ、そのまま帰すも、
一度、陣地に戻って、敵・味方を見極める必要があると、毛利軍は撤退する。
毛利軍に見放された左京進は「官兵衛、お前の勝ちじゃ」と言って自決する。
左京進の子どもらは、力の娘たちとともに姫路城で光が面倒をみることにする。
官兵衛「みな身内。黒田の子になればよい」
秀吉「これからも理不尽な事が起こるだろう。それでもこのわしについて来られるか?」
官兵衛「この覚悟に変わりはございませぬ!」
また毛利と織田の間で揺れ動く小寺だったが、お紺が「迷われたら、くれぐれも官兵衛をお頼りなされますように」と言い残して亡くなる。
とうとう、次回、村重キレる!? 村重さんて、このドラマの中でけっこう重要なポイントになっているのね。
●第18回「裏切る理由」
三木城は、周囲を囲い込み、食糧を運び込むのを絶つ兵糧攻めがいいと策を出す官兵衛。
それには、まだどっちつかずのウキタを説き伏せようと、直接交渉に行く。
織田軍につくには今しかない、という官兵衛に、「背後にも気をつけろ」と謎の忠告をするウキタ。
信長に呼び出された村重は、沙汰があると思いきや、許しを得て胸をなでおろす。
信長「奴は追いつめられた時こそ強い。肝の座り具合が気に入っている。天下統一には、奴の力が必要」
(へえ! 秘かに買ってたんだね。本人にもそう言ってあげたら、状況は変わってたかもしれないのに・・・
地球が丸いということを知った信長は、いつか息子と船で世界一周しようと子どものように目を輝かせる。
世界一周に3年もかかってたのか 日本は「黄金の国ジパング」と呼ばれていた。
気を良くした信長は、キリシタンの布教を許す。
本願寺に食糧を渡しているのは、村重の家臣で、織田軍に捕らえられたら後がないと知って大きく揺らぐ。
「この子のためにはどうすればよいのか? 生き残るためにはどうすればよいのか?」
実は、その背後には、ウキタと恵瓊の策略があった。
恵瓊から「毛利側につけば、毛利には天下人になる欲はないから、村重がなれば、全面的にフォローする」とそそのかされ、
とうとう村重は「これから我らは織田を討つ!」と各地に文を出す。
来週は、ついに官兵衛は幽閉されちゃうのかな? 哲さんの演技にも熱が入るv
村重さんは、味方も多くて、実力者だったのね。
●第19回「非情の罠」
村重を説得しにきた秀吉らは、逆に「勝つと見込んだから寝返ったのじゃ。おのれらも使い捨てにされるぞ」と忠告を受ける。
そこに小寺が村重と通じて籠城の支度をしているという報せが入って愕然とする黒田家。
職隆は会うことも許されず、官兵衛が行き、「亡くなられたお紺さまからも、いつき様をお守りすると約束しました」と説得するも、
もう村重側につくと文を出してしまったと逃げる小寺。
「私が村重様を説得してみせます!」と官兵衛は、たった1人で有岡城に赴く。
必死に説得するも、「2人なら天下統一も夢じゃない」と誘う村重。それを断ると、
「お前が憐れになってきた」と、小寺が官兵衛を殺せと文を書いてきたことを明かす。
ショックを隠せないながらも、なお主君への筋を通そうとする官兵衛を村重はついに幽閉する。
殺さずに幽閉にしたんだから、情け深いヒトだったんだな。
信長は、ついに自ら村重を討ちに兵を出す。
こっから1年間くらい幽閉されてたんだよね!? しばらく官兵衛シーンはなくなって村重vs信長?
●第20回「囚われの軍師」
摂津に入り、村重討伐の指揮は自らとると言う信長。
人質の松寿丸は殺したほうがいいという家臣たち。
信長は、まずキリシタンらに右近を説き伏せるよう命じる。
村重から官兵衛は死んだと文が来て、職隆はいざとなれば官兵衛を見捨てても松寿丸を救うと光らに告げる。
元々、小寺家の家臣らは、御着城に戻りたいと言い出し、それを許す。
又兵衛も叔父らが毛利側に着いたため、姫路城を離れざるを得なくなる。
官兵衛は必ず生きていると信じて、善助らは安否を確かめに有岡城に忍び込む。
村重は、官兵衛を幽閉しつつ、自分の軍師になれと説得する。
「わしにつくと言え! わしはお前を殺しとうはないのだ!」
(あれ? この時は洞窟じゃなくて、板の間みたいなところだね
官兵衛は、だしから有岡城の図をもらい脱走を図るも、村重に止められる。
これで官兵衛は、あの土牢に入れられちゃうのかぁ・・・
「(だしに)お前までもがわしを裏切るのか?! お前だけは信じていたっ!」
村重の心痛が伝わってきて、辛くて哀しいセリフ。
キリスト信徒は、信長が子どもまで皆殺しにした仏教徒の前例があるため、右近を必死に説得するが、
右近と叔父は村重に恩義があるため、悩んだ末、右近は武士の身を捨て、1人のキリシタンとして信長に斬られる覚悟を決める。
信長「お前がわしにつけば、大勢の信者の命が助かるのだぞ」
右近はついに信長側についたため、高槻城は信長の手に落ちる。
村重のいとこにあたる中川も信長につき、茨城城も落ちる。
そして、官兵衛は籠城されていて、村重が味方につくよう説得していると告げる。
その噂はまたたく間に広まり、秀吉は一刻も早く助けねばと動き出す。
一方、最強の味方だった右近を失い愕然とする村重。
まさに官兵衛×村重の見せ場満載! 哲さんファンとしては、今こそこの大河ドラマのクライマックスと言えるかもv
出演:岡田准一、柴田恭兵、片岡鶴太郎、高岡早紀、濱田岳、江口洋介、竹中直人、田中哲司 ほか
1話ずつ追加していく予定なり。
●第16回「上月城の守り」
前回の軍議で左京進が「毛利側につく!」と言ったのを皮切りに、播磨のほとんどが毛利側に寝返る。
官兵衛は、まず本拠地を「書写山」に移し、上月城奪還の策を練るのが肝心と説く。
毛利軍は「三道並進」という3手に分かれて攻め入る作戦を立てる。総勢5万の軍隊(ウキタさんは仮病中
秀吉は、職隆に姫路城を任せる。官兵衛は上月城の守りがたった700人と聞いて失望する。
「織田から必ず援軍が来る。それまで時間を稼いでくれ!」と言い残す。
村重が来て喜んだのも束の間、「殿から裏切り者の別所を倒せと命じられたから三木城を攻める」と、毛利攻めを断られる。
(もう全然笑わなくなっちゃったね・・・
どこまでも強気の信長は「全ての官職を辞する。右大臣など不要。朝廷を庇護しているのは、この信長である!」と宣言する。
やっと来た織田の援軍は3万。そして下った命令は「上月城には秀吉と村重で行け!」
光は櫛橋家が絶えるのを心配して兄を説得に行くが、叶わず。
「戦のない世が来ると私は信じています。その時はまた兄妹そろって笑いとうございます」
1ヵ月半の兵糧も限界に達し、秀吉は信長に直談判に行く。信長の答えは「上月城は見捨てよ」
●第17回「見捨てられた城」
秀吉は信長に直談判に行くが、(播磨での)自分の信用より、天下統一を進めるほうが先だと突き放されてしまう。なんとまぁ・・・涙
秀吉は部下に上月城に潜入し、そのことを伝えろと命令し、官兵衛も秘かに入り、鹿介に詫びるが、逆にお礼を言われる/涙
上月城は明け渡され、尼子勝久は自害(まだ26歳って!)、兵士らは毛利軍に召抱えと決まるが、山中鹿介らは途中で殺される。
信長のやり方に疑問を持つ官兵衛に、信長の判断は間違っていないと支持する半兵衛。
官兵衛「私は私のやり方でやります」
“戦わずして人の兵を屈するは 善の善なるものなり”『孫子』
“凡そ兵戦の場は屍を止むるの地 死を必すれば即ち生き、生を幸いとすれば即ち死す”『呉子・治兵第三』
神吉城を落とした際、城主を志方城に逃がしたことを責められ、信長に報告せねばならないと言われる村重。
村重「わしが上様にお仕えしたのはわずか6年。我らのような外様はどれほど尽くそうと尼子のように見捨てられるのではないか?」
どっちつかずの宇喜多がやっと小早川らのもとに訪れ、斬ってしまおうかとも相談したが、
「わしを斬れば、わしの軍が攻め入るよう言いつけてきた」と言われ、そのまま帰すも、
一度、陣地に戻って、敵・味方を見極める必要があると、毛利軍は撤退する。
毛利軍に見放された左京進は「官兵衛、お前の勝ちじゃ」と言って自決する。
左京進の子どもらは、力の娘たちとともに姫路城で光が面倒をみることにする。
官兵衛「みな身内。黒田の子になればよい」
秀吉「これからも理不尽な事が起こるだろう。それでもこのわしについて来られるか?」
官兵衛「この覚悟に変わりはございませぬ!」
また毛利と織田の間で揺れ動く小寺だったが、お紺が「迷われたら、くれぐれも官兵衛をお頼りなされますように」と言い残して亡くなる。
とうとう、次回、村重キレる!? 村重さんて、このドラマの中でけっこう重要なポイントになっているのね。
●第18回「裏切る理由」
三木城は、周囲を囲い込み、食糧を運び込むのを絶つ兵糧攻めがいいと策を出す官兵衛。
それには、まだどっちつかずのウキタを説き伏せようと、直接交渉に行く。
織田軍につくには今しかない、という官兵衛に、「背後にも気をつけろ」と謎の忠告をするウキタ。
信長に呼び出された村重は、沙汰があると思いきや、許しを得て胸をなでおろす。
信長「奴は追いつめられた時こそ強い。肝の座り具合が気に入っている。天下統一には、奴の力が必要」
(へえ! 秘かに買ってたんだね。本人にもそう言ってあげたら、状況は変わってたかもしれないのに・・・
地球が丸いということを知った信長は、いつか息子と船で世界一周しようと子どものように目を輝かせる。
世界一周に3年もかかってたのか 日本は「黄金の国ジパング」と呼ばれていた。
気を良くした信長は、キリシタンの布教を許す。
本願寺に食糧を渡しているのは、村重の家臣で、織田軍に捕らえられたら後がないと知って大きく揺らぐ。
「この子のためにはどうすればよいのか? 生き残るためにはどうすればよいのか?」
実は、その背後には、ウキタと恵瓊の策略があった。
恵瓊から「毛利側につけば、毛利には天下人になる欲はないから、村重がなれば、全面的にフォローする」とそそのかされ、
とうとう村重は「これから我らは織田を討つ!」と各地に文を出す。
来週は、ついに官兵衛は幽閉されちゃうのかな? 哲さんの演技にも熱が入るv
村重さんは、味方も多くて、実力者だったのね。
●第19回「非情の罠」
村重を説得しにきた秀吉らは、逆に「勝つと見込んだから寝返ったのじゃ。おのれらも使い捨てにされるぞ」と忠告を受ける。
そこに小寺が村重と通じて籠城の支度をしているという報せが入って愕然とする黒田家。
職隆は会うことも許されず、官兵衛が行き、「亡くなられたお紺さまからも、いつき様をお守りすると約束しました」と説得するも、
もう村重側につくと文を出してしまったと逃げる小寺。
「私が村重様を説得してみせます!」と官兵衛は、たった1人で有岡城に赴く。
必死に説得するも、「2人なら天下統一も夢じゃない」と誘う村重。それを断ると、
「お前が憐れになってきた」と、小寺が官兵衛を殺せと文を書いてきたことを明かす。
ショックを隠せないながらも、なお主君への筋を通そうとする官兵衛を村重はついに幽閉する。
殺さずに幽閉にしたんだから、情け深いヒトだったんだな。
信長は、ついに自ら村重を討ちに兵を出す。
こっから1年間くらい幽閉されてたんだよね!? しばらく官兵衛シーンはなくなって村重vs信長?
●第20回「囚われの軍師」
摂津に入り、村重討伐の指揮は自らとると言う信長。
人質の松寿丸は殺したほうがいいという家臣たち。
信長は、まずキリシタンらに右近を説き伏せるよう命じる。
村重から官兵衛は死んだと文が来て、職隆はいざとなれば官兵衛を見捨てても松寿丸を救うと光らに告げる。
元々、小寺家の家臣らは、御着城に戻りたいと言い出し、それを許す。
又兵衛も叔父らが毛利側に着いたため、姫路城を離れざるを得なくなる。
官兵衛は必ず生きていると信じて、善助らは安否を確かめに有岡城に忍び込む。
村重は、官兵衛を幽閉しつつ、自分の軍師になれと説得する。
「わしにつくと言え! わしはお前を殺しとうはないのだ!」
(あれ? この時は洞窟じゃなくて、板の間みたいなところだね
官兵衛は、だしから有岡城の図をもらい脱走を図るも、村重に止められる。
これで官兵衛は、あの土牢に入れられちゃうのかぁ・・・
「(だしに)お前までもがわしを裏切るのか?! お前だけは信じていたっ!」
村重の心痛が伝わってきて、辛くて哀しいセリフ。
キリスト信徒は、信長が子どもまで皆殺しにした仏教徒の前例があるため、右近を必死に説得するが、
右近と叔父は村重に恩義があるため、悩んだ末、右近は武士の身を捨て、1人のキリシタンとして信長に斬られる覚悟を決める。
信長「お前がわしにつけば、大勢の信者の命が助かるのだぞ」
右近はついに信長側についたため、高槻城は信長の手に落ちる。
村重のいとこにあたる中川も信長につき、茨城城も落ちる。
そして、官兵衛は籠城されていて、村重が味方につくよう説得していると告げる。
その噂はまたたく間に広まり、秀吉は一刻も早く助けねばと動き出す。
一方、最強の味方だった右近を失い愕然とする村重。
まさに官兵衛×村重の見せ場満載! 哲さんファンとしては、今こそこの大河ドラマのクライマックスと言えるかもv