メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ソロモンの偽証』 前篇・事件(2015)

2018-01-13 13:11:59 | 映画
原作:宮部みゆき
監督: 成島出

出演:
望月歩 柏木卓也 死

西村成忠 井上康夫 判事
藤野涼子 藤野涼子 検事
西畑澪花 倉田まり子 検事助手
若林時英 向坂行夫 検事助手
板垣瑞生 神原和彦 Kの友 弁護人
前田航基 野田健一 当日Rと一緒 弁護人助手

佐々木蔵之介 藤野剛 刑事
夏川結衣 藤野邦子 母
田畑智子 佐々木礼子 刑事

清水尋也 大出俊次 被告人
高川裕也 大出勝 父
江口のりこ 大出佐知子 母

加藤幹夫 橋田祐太郎 被告人
石川新太 井口充 被告人

石井杏奈 三宅樹理 告発文差出人
永作博美 三宅未来 母

富田望生 浅井松子 告発文差出人
塚地武雅 浅井洋平 父
谷のぶえ 浅井敏江 母

小日向文世 津崎正男校長
黒木華 森内恵美子 担任 バスケ部顧問
松重豊 北尾教諭  バスケ部顧問
木下ほうか 楠山教諭
安藤玉恵 高木学年主任

田中壮太郎 茂木悦男 テレビ局員

市川実和子 垣内美奈絵 森内隣人

余貴美子 上野素子校長
尾野真千子 中原涼子

ほか

「宮部みゆきさん作品まとめ」に追加します


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あらすじ(ネタバレ注意





母校の江東区立城東第三中学校に赴任してき来た中原涼子 卒業以来23年ぶり
上野素子校長が迎える 前任は津崎正男校長

上野:全部聞かせてください
R:あの頃はバブルでみんな浮かれてた まるで腐りかけた果物みたい




【1990年12月25日】

記録的な大雪のクリスマス ウサギ小屋の掃除で野田健一とともに朝早く学校に来たR
通用門から入ると、雪に埋まっている生徒の死体を見つけて掘り出すと
クラスメートの柏木卓也だった





保健室で校長、先生に話す
飼育員のKはウサギの面倒をみていたが、このところ不登校状態のままだった

担任・森内恵美子が自責の念で泣きながら話す
森内:Kの目が怖くて・・・私が話をもっとちゃんと聞いてあげていれば
クラスメートもみんな号泣するが、違和感を覚えるRとNら



遺書はないが、警察に自殺と結論づけられた


【葬儀 冬休みに入って3日目】



校長が代表してお悔やみを言う
校長:悩みに真摯に向き合っていれば・・・
森内は倒れる



「あのコ、うちの学校じゃないよね よっぽど仲が良かったのかな?」


【告発状】



女生徒2人は三越前のポストに数通の告発状を投函する
年明け、冬休み最後の日にRのもとに届く



「告発状
 Kは自殺ではなく、殺されたのです 僕が現場を見ました
 突き落としたのは2年B組の大出俊次です
 橋田祐太郎、井口充も手伝いました 笑いながら殺したんです
 もう一度事件を調べてください 警察に知らせてください」


同じ内容の手紙が校長にも届いていた

刑事の父:
これはウソだと思う 差出人は同じ2年A組の誰か
なにかしら対応していることを差出人にはしらせるべき




父:A組の生徒に“カウンセリングする”と言って差出人を割り出す
母:あなたたちを守るためなんだから


【三宅樹理】
ニキビを気にするJに「気にするな」となだめる母 父はサラリーマンで日曜画家
母:パパみたいな人と結婚したらダメ 絶対に幸せになれないから




【カウンセリング(聞き取り調査)】



刑事・佐々木礼子が生徒1人ずつから聞き出す
Jと一緒だった浅井松子は、Kの死に納得できないと話す
J:刑事は私たちが知らないことを知ってるんじゃないですか?

SはJとMが差出人だろうと推測する

M:Jが見たことちゃんと喋ったほうがいいよ
M:バレたら私も大出くんらに殺される そしたらMのせいだからね!

帰り道にニキビをからかわれ、大出らに酷い暴力を受けるJ
大出:気持ち悪くてごめんて謝れよ!
泣きながらJを守るM


【テレビ局員】



テレビ局員・茂木悦男が校長を訪ねる
ニュース番組にも告発文が届いていた

校長:あれは自殺です

モギ:
それは取材してから判断します
森内先生のところにも届いていたのに、破いて捨てたそうじゃないですか

校長:彼女は教師になってまだ2年 破ったりしません

森内にも取材すると「知らない」と逃げる
生徒にも取材して、他殺では?と噂が流れる
生徒:大出くんちは大出材木店の息子で大金持ち 財布に万札たくさん入ってるのを見たことあります


ササキが大出に聞く



大出:前日、理科室でちょっとKとモメただけだよ オレたちが殺したって言ってる学校に戻れるかよ!
大出の言い分に逆らえない連れの2人の男子生徒


S:告発状の動機は復讐だと思う 差出人はJとM

校長:
父兄の間で騒ぎになってます カウンセリングは中止してください
生徒同士が疑い合い、またイジメが起きます
すべては私の責任です


【職員会議】
校長:差出人は特定出来きませんでした
森内:私には来ていません/涙
教師:郵便局を調べたら配達されていたそうじゃないですか!


モギは大出の家にも行くが、父親が激怒して殴られる






M:私、美味しいものを食べてる時が一番幸せ
Mの父(塚地くん!):デブなんて言う奴は心が貧しいんだよ

Rが忘れ物の楽譜を持って来て、帰りに送る
RはMに「ごめんね」と謝る


【柏木卓也】
RはJとMが大出らにひどく蹴られてるところを黙って見ていた



柏木:
なんで助けてあげないの? HRで“いじめはやめましょう”ってゆってたよね
卑怯だよ 偽善者 お前みたいなのが一番悪質なんだよ



卒業式が終わり、森内は辞表を出した
Sに「私が開ける前に盗まれたのでは? 捜査してください」
S:うちの管轄ではない 郵便物損失くらいでは動いてくれないかも 調査会社に相談しては?
森内:心当たりがある 柏木くんです 呪いをかけたんです


【3年に進級 クラスがかわる】
「ニュースアドベンチャー」でモギが事件を伝える
告発状、Kの写真、森内を責める映像も出す



大出の父の暴力シーンを見て喜ぶJ
大出の父は、これまでの息子の恐喝・窃盗を金ですべて示談にしていたことが知れる


【神原和彦】
Kの自殺現場を見ている神原和彦に声をかける野田

神原:小学校の時、Kとクラスが同じだったんだ

NはKと話したことを話す



K:
死んだ後、生まれ変わるながら、ウサギか人間どっちがいい?
こいつらの生き方にはウソがないんだよ 無垢で純粋なんだ
人間はそうじゃない


N:だから自殺って聞いた時、ああって思った

神原和彦:また会ってもらえないかな


【垣内美奈絵】
隣りの夫が妻に暴力を振るっているのを見る森内
垣内美奈絵:絶対に許さない!




【保護者に不安が広がり、緊急説明会が開かれる】
保護者:どうせ警察もグルなんだろ!

S:
告発状が真実なら、見た人物は屋上にいたことになる
深夜の学校の屋上に何の目的があるのでしょう
たまたまという状況ではありません


事件目撃自体がウソだったと聞いて、Jに会うため、家を飛び出すM
その後、号泣しながら走っていてクルマに轢かれて集中治療室に入る

2年の時いっしょだったRが事情を聞いて倒れ、保健室に行くと、Jも寝ている
教師が用事で部屋を出ると、Jは何か言うが声が出ていない
突然笑い出すJが怖くなり、保健室を出るR


【マツコの死】
Mが亡くなったと聞いて、家でも声が出ないJ

Mの父:マツコは告発状を送るようなそんな悪いことしません!
Mの母:私は正直Jは好きじゃないというとMは怒りました

Mの父:Mもいじめられてたけど乗り越えたよ! 私たちはなにか間違えてますか?
校長:私が対処を誤りました


【校長は辞職】
校長代理:こういう時こそみなさんで元気よく歌いましょう! 校歌斉唱
RやNらは歌わない

SがJ宅に来る 最後にMに会ったのはJ
Jは発作を起こし「帰ってくれ!」と追い出す母


【回想】
吹奏楽部のMに「私と一緒に帰るより大事なんだ」と責めるJ

J:
あんたがクラリネットやめればみんな感謝すると思う
あんたみたいなデブじゃ楽器持っても似合わないよ

R:そういうの良くないと思う 謝りなよ

M:Jのこと嫌いにならないで ほんとは優しいコだから

RはMの事故現場に花を添える


【1991年夏】
2人の死にとりつかれたまま、Rは何度も電車のそばに来る





R:
私は死ぬことを考えていました
でも、私はまだ生きてる だったら逃げるのはやめて闘おう

父に警察でもっと調べてほしいと頼む
R:どうしてMが死んだのか分からないんだよ!?
母:何をどう調べるの?

R:
ほんとのことを知るのがそんなにいけないこと?
全部なかったことにして忘れればいいの?!



モギがRのところにも来る
モギ:君のところにも告発状が届いてたよね? JがMを殺したって噂もある

R:
そんないい加減なやり方で、また私たちの学校をめちゃくちゃにするつもりですか?
Mが亡くなったのもあなたたちのせいじゃない
学校のことは私たちが一番知ってます 全部私たちで調べます

モギ:それはムリだよw


【6月半ば】
NがRを神原和彦に会わせる



神原:Kとは中学に入ってから会ってないから本当のことを知りたい
N:大出とJの2人とも犯人てあり得ないよね?
R:そうか 私たちやればいいのか 裁判だよ


学校で裁判すると母に話す



母:
変なこと言ってないでお風呂に入ってきなさい
学校を敵に回して受験を棒に振るつもり?
先生の印象が悪くなる 内申書もどうなるか


R:そんなことどうでもいい 自分たちで真実を見つけたいの


【北尾教諭】



北尾教諭:
やっちゃえ、やっちゃえ、オレも学校のやり方に腹すえかねてたんだ
まずは日程だな 8月に始めて、審議は5日間だろ
あとは検事、弁護人、裁判長どうする? 責任が重すぎやしないか?

「陪審員制度」のほうがいいかもしれないということになる

神原:Jは話せなくて学校を休んでいるから、被告人としては難しいかも
N:じゃあ大出くん

神原:
僕も彼は無罪だと思う 僕が知ってるKはいじめられるタイプじゃないし
夜中に呼び出されてのこのこ出て行くなんて考えられない
僕を大出くんの弁護人にさせてくれ 他校だから偏見もないし
Rさん、検事をやれる? あの告発状を信じて、大出くんを犯人にすることだよ?

R:私はKは自殺とは言い切れないと思う 大出くんならやりかねないと思う なら検事をやるしかないよね


【卒業文集】
卒業文集の準備で体育館に集まった際、元2年A組の生徒に集まってもらい
裁判に協力して欲しいと相談する



マリ:正直面倒臭いけど、私はいい加減決着つけたい!
井上:来年の受験に関わる だから1分1秒にもムダにしたくない

高木学年主任が高圧的に文集のテーマを決めろというと

R:それを決めるのは先生ではなく、私たちです
高木:たしかに悼む気持ちも分かるし、クラス委員のあなたが責任を感じるのも分かります

R:責任? どんな責任ですか?
高木:クラスをまとめきれなかったことですよ

R:
2人が死んだのは私のせいなんですか?
2人も死んだのに、充実した学校生活だったなんて文集を作っても意味ないと思います

高木:2人の死が命の重みを教えてくれたとか

R:
だから、そういうキレイ事は沢山だと言ってるんです
ほんとのことは誰も教えてくれなかった
自殺だったのか、事故だったのか 殺されたとか



高木は感情的にRをぶつ
普段から攻撃的な楠山教諭も生徒を投げ飛ばす

(今ならPTAもマスコミも大騒ぎだね
 でも、いまだに子どもへのこのくらいの暴力は「教育の一部だ」と言われてるんだ
 なんだか『ねらわれた学園』みたい


【高木を止めたのは井上康夫】

Rは口の中を切って、両親は高木らに責任を問う



高木:私はあくまで教育指導の一環として・・・

井上:
緊急以外の教師の生徒への暴力は認められません
Rはただ意見を述べていたに過ぎません
これは指導ではなく暴力です

謝罪する高木


校長に学校内裁判を認めてほしいと言うと

楠山:お前のわがままに他の生徒も巻き込むなよ
母:学校内裁判を了承しないなら、娘の診断書をとって教育委員会に訴えます
(教師はPTAと教育委員会に弱いんだよね

母:リョウコが学校にいい顔するのやめるなら、お母さんも学校にいい顔するのやめる
(フリーランスの仕事だから理解があるのかなあ なかなか言えないセリフな気がする


【学校内裁判説明会】



説明会に来て欲しいと言っても最初はなかなか集まらない
ポスターを破る楠山「内申書にも響くぞ!」
高木も圧力をかける

それがかえって反感を買い、まず立ち上がったのはMのいた吹奏楽部
次にバスケ部顧問だった森内先生のためにバスケ部が協力



北尾は退職届を出す
「これくらいの覚悟でないと、あいつらの本気に付き合えませんから」



北尾:
59歳で来年定年 校長や教頭になれるわけじゃなし
最後くらいカッコつけてもいいだろう
お前たちから“先生は不良や落ちこぼれの面倒はみても、本気で学校と戦ったことあるのか?”って言われたからだよ


【使ってない教室で準備が始まる】

弁護人:神原
弁護人助手:野田

検事:R
助手:倉田まり子、向坂行夫

判事は学校で一番の秀才・井上に決める


【河野探偵事務所】
森内は探偵事務所で調べてもらうと、隣人・垣内美奈絵がほぼ毎日ポストを覗いていたことが分かる/怖×5000





探偵:
愛人と再婚したいと夫から言われたショックからと思われます
一方的に被害を受けることは珍しくありません
今は実家にいるんですよね? そのまま実家に戻るか、引越しすることをオススメします
垣内の家はもぬけの空だった

森内:
彼女じゃなくて、なぜ私が引っ越さなきゃならないんですか?!
Kがこの女に乗り移ったんです ごめんなさい/涙


【夏休み直前、大出の家から出火し倉庫まで焼けた】
祖母は火事に巻き込まれて亡くなる
引越し先のマンションを訪ねると顔を酷く殴られている大出くん
父からの虐待 不良になるにも理由があるんだ

裁判に「被告人」として出て欲しいと頼む

神原:
警察も学校も誰も大人は入れない
君は悔しくないの? テレビで殺人鬼扱いされて

大出:
嫌がらせの電話がバンバンきて、火事でばあちゃんは死ぬは、
おふくろはノイローゼで家の中はグチャグチャだよ!


神原:君の無実が証明されれば元に戻る
大出:オレの親父の怖さを知らないからだろ

神原:
僕の父さんは母さんを殺したんだ お酒を飲むと人格が変わる人で、殴り殺したんだよ
僕は君の冤罪を必ずはらす ウソだと思われたくないから、その時の新聞のコピー
人殺しの息子の僕に弁護人をやらせてくれるね?



無言で去る大出


マリ:私は正直、大出くんより、神原くんのほうが怖かった
R:子どもは親を選べないんだよ

マリ:可哀相だとは思うよ
R:そんな簡単な言葉で決め付けないで

アメリカの裁判ビデオを観て参考にしようとする3人


Sに裁判の資料(遺体の様子や、遺留品など)を提出してほしいと頼むR

S:傷つく人が出るとは思わない?

R:
私たちみんなもう傷だらけです
差出人を守る前にやるべきことがあると思う
警察も先生も差出人の言い分を正面から聞きましたか?
かばうことじゃなく、信じてくれと訴えているんです



【アリバイ】



大出の母:あの夜は家政婦に任せて家にいたからアリバイにならないでしょ?

神原:
父にずっと家にいろと言われたらいなきゃいけないんだよね
それを証言するだけでも陪審員の印象は変わります

そこに父親が来る

父:
お前にもまだ友だちいるんだな
こいつ、泣きながら頼んできやがった 負けんじゃねーぞ

証人として出ると言う母を殴る父親を見て「警察に連絡しますよ」とかばう神原
大出は母を守るため「帰れ! 二度と来るな!」と家に戻る


「塾に行くのを諦めて裁判の準備をしてきたのに」とぐらつくクラスメートたち

神原:大出くんは絶対裁判に間に合わせるから

北尾:どうしてお前は、他の学校のことにそんなに必死になる?

神原:
Kくんに試されているような気がする 自分が命を賭けた問題に
お前みたいな口先だけの偽善者に解けるかって
それには絶対負けたくない気持ちが強いんだと思います

自分と同じことを言われていたことに驚くR

モギに学校内裁判のことをメールするJ
「ぜひ報道してほしい 全国に知らせて下さい」
それを母に見られて止められる


***

やっぱり宮部さんの話は胃が痛いな
「いじめ問題」をえぐり出して、真正面から突きつけてきて
その描き方に引き込まれて逃れられなくなる

学生だけで裁判っていいやり方
大人の陪審員制度はあんなに騒いだのにどこに行ったんだろう?

一時期話題になるだけで、いろんなニュースが消えていくだけ
みんな、いろんな出来事をなかったかのように忘れてしまう






コメント

『ソロモンの偽証』 後篇・裁判(2015)

2018-01-13 13:10:59 | 映画
「GYAO!」で1月10日まで無料配信だったので観てみた

『ソロモンの偽証』 前篇・事件(2015)

「宮部みゆきさん作品まとめ」に追加します



あらすじ(ネタバレ注意

【冒頭シーン】



上野素子校長:私の中でRさんてスーパーマンみたいだと思ってた

R:
ほんとはすごい怖かった でも一緒に戦った仲間から勇気をもらった
でも、それから先は想像もしなかった真実が待ち受けていた


【1991年7月26日】

Jの母はモギに「私が大出くんたちがKを殺すのを見たんです」と電話する
「元2年A組の生徒です どうかマスコミの力で止めてください!」




モギはRに会い、その話をする

R:
モギさんの番組には1つも真実はなかった
先生は告発状を受け取ってませんでした
森内先生はモギさんを訴えると言っていました
二度と、大出くんとJに近づかないと約束してください


Rと向坂はJの母と話す
R:告発状を書いたの? 私はあなたを守る
母親に追い出される

母:ママの頃にもいたわ 正義を押し付けて、人の痛みが分からない奴らw



母:ママはJのこと守りたかったの!


【大出の父は警察に逮捕された】
火事の原因は、金に困った父親の保険金目当ての自作自演だったと噂される


【Rの父は裁判には反対する】

父:お父さんにも警察官としての責任がある
R:その前に私の父親でしょ?

母:落ち着きなさい あなたらしくない
R:私らしいって何? 何も知らないくせに!

泣いて家を出るRを追う父
雨の中、Rもクルマに轢かれそうになる




Kに「偽善者」と言われたことをようやく話す
(ここまで追い詰められないと親にも打ち明けられないんだな この年頃だと

R:Kが消えてほしいって何度も思ったの
父:そう思ったから死んだわけじゃない

R:
でも死体を見つけたのは私 またあの目で私を見てた
まだ私に何か言いたかったんじゃないかって思ったの




父:
自分の家族だけは大丈夫だと思ってた
でも、もしさっきあいつが死んでたら、どれだけ深く傷ついたか・・・

母:私も自分の望んでるあのコしか見ようとしなかった
(死にそうになってからようやく気づくんだな

父:方法がないわけじゃない
母:クビにならない程度にムリしてね


【Nは神原の家を訪ねる】
着物のシミを取る仕事をしている養父母
神原:母の親友で事件後、自分の子どもになってくれってゆってくれたんだ


【また大出に会いに行く神原とN】

神原:
無実を証明してお母さんを安心させたくないの?
僕には将来に脅えてる時間なんてない あるのは今だけだ
僕は辞任しない それがイヤなら解任しろ


北尾:あいつ裁判に出るってよ

生徒から神原の頑張りに歓声が上がる


【RらはKの家に行く】



両親から当日の通話記録などの資料を貸してもらう
2本は父らだが、他の4本は分からない

実際かけてみるとすべて公衆電話 携帯電話もない時代だったから
異なる場所から1時間おきにかけているため、周囲に聞き込みを続ける



【電気屋のおじさん】
学校から近いところに実際行ってみて、近くの電気屋のおじさんに聞くと当夜のことは覚えているという

おじさん:
学生が雪の晩に電話をかけてたから、声をかけたら逃げてしまった 19時頃

大出らの写真で顔を確認してもらうが、半年以上前だからよく分からないと言われる


【暴行事件】
引越し準備をしていた森内をいきなり瓶で殴る垣内美奈絵
(どうなってるの!? 彼女のほうがよっぽど怖い!

森内は集中治療室 垣内はまた消えた
Rは自責するが、探偵はRのせいじゃないという

神原:検事、おりるなよ


RはMの両親に話すと「なんでも話す」という母
父:もて遊ぶな オレは絶対行かないからな!

母:
Mは、あなたのことよく話してた 憧れてるって
今日はMの好きな曲を演奏してくれるの


【Mの追悼演奏会を開く吹奏楽部】



Mの席には花束とクラリネットが置いてある
遺影を持って聴く両親

J:Rと2人で話したいから電話して(筆談)
母:それは絶対にダメ!(過干渉か

仕方なくRを部屋に入れる母

「ウソツキ」と書かれたたくさんのハガキを見せるJ 声が少し出るようになった



J:私、裁判に出たい Mと一緒にほんとに(殺人現場を)見たの
R:あんな雪の晩になんで屋上にいたの?
J:裁判で本当のことを話す


【体育館で準備が始まる】
Kに最後にかかった電話は、近所の電気屋だった

神原:本人が自分の家から両親に話そうとしたのでは? 迷ってたんだと思う 自殺を
Rは神原に対する疑惑がふくらむ

Kの葬儀に神原が来ていたことを思い出す
神原が犯人かと疑い始めるR


【最終リハーサルの前】
R:あなたは葬式に来てた でもテレビで初めて知ったとウソをついた どうして? あなた、何者なの?
神原:今はまだ話せない 僕はこの裁判から逃げも隠れもしないのは信じてほしい


【8月15日 終戦記念日に開廷 初日】
Kの両親、Mの両親も遺影を持ってくる



マント姿の井上にからかいの野次が飛ぶ体育館
「これから裁判コントが始まるんだからw」

Mの父:
負けるな判事! ウチのマツコや、Kがなんで死ななきゃならなかったのか
この子ら必死で見つけようとしてるんだよ 頼むからやらしてやってよ!



静かになる会場 元校長、モギも来ている




判事:
主旨を説明します 今回取り上げる裁判は
けして本物の裁判では取り上げないものですから
この法廷で、もし有罪判決が下されても
被告人が罰を受けることはありません

それでも裁判を行う動機は、進む中でわかっていただけると思います
審議は5日間 この短い間に真理にいきつくことを望みます


【最初の証人:ササキ】
ササキ:大出くんの悪さはもっと単純です 1ヶ月も待った後で殺害するほどの根気はありません
R:屋上には普段カギがかかっているのにKがどう開けたと思うか?

ササキ:ドライバーのような工具を使ったと思うが現場にはなかった
R:別の誰かが開けた可能性もありますね 警察はアリバイさえ調べなかった


【2日目 証人・元校長】

元校長:
事件直前にKくん宅を家庭訪問した際も学校に来てはもらえなかった
Kは人生に悲観しているように感じました

R:告発状の事実を公表しなかったのは隠蔽ですよね?
元校長:学校の名誉のためでなく、生徒を守るためでした

R:そのせいで浅井さんは亡くなりました それで生徒を守ったと言えますか?
元校長:おっしゃる通りです

R:
マスコミへの対応では取り返しのない間違いをおかしましたが
何もしないほかの先生と違って、全力で私たちを守ろうとしてくれました
その後は辞職して責任を負いました

日ごろから私たちみんなに同じ姿勢で接していたことはみんな知っています
今まで本当にありがとうございました



元校長に声をかけるササキ
S:今回の騒動を押し付けたこと申し訳ありませんでした
元校長:2人の命を奪ったことは、どんなに言い訳しても戻りません
S:それでも子どもは大人を見て育ちます


【3人目の証人:森内】



R:
垣内さんのしたことは許せませんが、みなさんも思い出してください
森内先生が主張したのにみんなでウソツキ呼ばわりしました
私もその1人です 本当に申し訳ありませんでした


神原:Kにどういう印象をもっていたましたか?

M:
教師2年目で、どうしたら気に入ってもらえるか、いつも生徒の目を気にしていました
でも、Kには見透かされているような感じだった
そんな彼に“面倒だ”というレッテルを貼り、怖かった

死んだと知った時、ショックでした でも、同時に安堵している自分がいました
もうあの目に悩まされずに済むと思った

私には生徒に向き合う覚悟がありませんでした
そのお詫びに今日ここに来ました


垣内が探偵とともに学校に来る
探偵:自首する前にどうしても謝りたいと
垣内:あなたにあんなことして、怖くて死のうとして死にきれませんでした

探偵:あとは警察に任せましょう
泣き崩れる森内


【3日目 証人:J】
大出はJの証言の間は出られないと言われてキレる
神原:君のその態度だとJさんは何も喋れなくなるからと判事も認めたんだ

R:質問の内容によっては辛いかもしれませんが、辛かったら言ってください
J:ジロジロ見ないでほしい 見世物じゃありませんから!

J:
クリスマスイヴの夜は、外出してない
事件を目撃したのはMです
夜にコンビニに行き、大出くんたちに連れて行かれるKを見て心配になり屋上まで行った
告発状もMが書き、ポストに入れました

Jのウソに泣くR
R:お願いほんとのこと話して
J:私は何も見ていません

神原の質問も拒否して帰る 場内は騒然となる


【4日目 証人:放火犯の代理人の弁護人】
放火犯は大出氏に呼ばれた時、大出くんにも会った 午前0時過ぎ
アリバイは証明されたと喜ぶ大出


【被告人尋問:大出俊次】
傍聴席には大出からいじめを受けた子どもの親も多く異様な雰囲気になる
大出の母も来るが中に入るのをためらう

証人席でも「オレが知るかよ!」という態度
判事:判決が出るまで、あなたは有罪でも無罪でもないことを忘れないように

「おめーが殺したんだろ!」と野次が飛ぶ
「デタラメな告発状のせいで濡れ衣を着せられた」と言う大出にガマンならないJ



神原:
どうして自分がハメられたと思いますか?
質問がたくさんあるので「はい」か「いいえ」で答えてください

神原:女子生徒の背中を土足で踏みつけましたか?
大出:誰がチクったんだよ!

神原:
トイレの床に顔を押し付けて舐めろと命令して補導されたのに
父の権力を利用して被害届を取り下げるよう強制しましたか?

誰かをブタとののしったことは?
女子を化け物呼ばわりしたことは?

家でイヤなことがあった時、自分より弱い相手を傷つけると気持ちが晴れましたか?
暴力で相手をねじふせると、自分が強くなった気がしましたか?


大出:ちょっとふざけただけだよ・・・



神原:
相手は泣いて嫌がりませんでしたか?
君にいじめられてどれほど苦しかったか、一度でも考えたことがありましたか?

たしかに大出くんはハメられました
ですが、告発状の差出人が暴力で傷つけられていたとしたら、僕にも気持ちは分かります

あれは差出人の命綱 生きていたいという心からの叫びだったのです
君がそこまで追い詰めたんですよ

聞いていたJは倒れる
ふたたびRは神原が敵か味方か分からなくなる


【保健室】

R:神原くんはJを救いたかったの
J:そんなこと頼んでない! もうこんな所来るのヤダ!

R:私たちはあなたを傷つけたくて裁判をしてるんじゃない 明日必ず来て 私が守る
J:私には誰も味方なんていない!


【回想】



J:あんたも同罪だよ 騙されたあんたがバカなんだよ
M:大出くんは殺してないんだよ!

J:ウソついてごめんなさいって言うわけ?
M:あいつら悪魔だけど、私、お母さんにほんとの事話す

J:私を裏切るつもり?
M:Jのこと嫌いになりたくないから!

泣きながら走り出し、その後、クルマに轢かれたのを見て怖くて逃げたJ
やっと自分のしたことに気づいて号泣する



母:
さっさとこんな学校やめて転校の手続きしなきゃね
あの神原ってコ 相当くわせものよね 同情するフリなんかして
ママだけだから あなたのこと守れるの ママを許してね/泣
(それが一番大きなストレスでは?


【Rは神原の養父母に会う】
公衆電話のある現場の写真を見せると見覚えがあるという
神原が産まれた病院、両親の事件が起きるまで暮らしていた団地


【最終日】



父:本当のことが分かったらお前も傷つくかもしれない でもお前の帰ってくる場所はここにあるから




判事:
本来なら最終弁論があり、評議に入る予定でしたが
今朝、検事から新たな証人の申請がありました

2人目の証人の名前は書いてないが弁護側に異論はないという


【1人目の証人:電気屋のおじさん】



おじさんはKが最後に電話で話した人物として、神原を指す


【2人目の証人は神原本人を指名】
判事は検事と弁護人を裏に呼びだす

判事:お前ら何たくらんでる?
R:私が頼んだの
神原:真実をすべて話すって約束したんだ



【裁判は続く】



通話記録と公衆電話の写真を見せ、どの電話も短時間
神原はKから4箇所を順番に回るよう指示されていた
神原:2人の間では意味のあるゲームでした


【事件当日の回想】
Kに呼び出された神原



K:
人間と話すの久しぶりなんだよね 死のうと思ってる
なんでこんな下らない世界にいなきゃいけないのかなって

なんで生きなきゃいけないの?
親が悲しむとか、大人になれば分かるとかそういうのなしね


神原:意味なんてなくてもいいだろ 転校するとか とにかく死ぬのだけはダメだよ

K:君はよく平気だね 親があんな風に死んじゃって、なんで平気で毎日やり過ごせるの?
神原:平気じゃない でももう忘れたいんだ



K:
結局、君は自分の過去とちゃんと向き合おうとしてない
だから口先だけの偽善者みたいなことしか言えないんだ

(なんでこんなことばかり言うのかな 語られないKの背景が気になる

神原:じゃ、どうしたら口先だけじゃないと信じてくれるの?
K:簡単だよ

神原:
Kは、僕に親との思い出の場所を回ってどう感じたか話してくれれば死なないと約束した
実際、僕は過去を避けていた 辛かったけど、それ以上に楽しかった思い出も思い出せた


僕の両親はいつも不幸せなわけじゃなかった
父もお酒を飲まなければ母にも優しかった
封じ込めていたせいで、気づけなかった

7歳なら分からないことも今なら分かる 今の養父母のお蔭でもある
Kはゲームを終えるまでは気持ちを聞きたくないと言っていた

R:Kが期待していたのは神原くんが落ち込むことでは?


【最後の電話】



神原:今日はもう遅いし、親も心配するから明日にしてもらえないかな?
K:今日のうちに会いたい 3中の屋上へ来い

神原:行かないよ僕は
K:今日中に会えなきゃ死ぬから 屋上のドアも開けてある

おじさんから声をかけられて逃げる神原
Kは最初から神原を呼びだすつもりだった


【学校の屋上】

神原:
屋上に行くとKが一人で立っていた 怖いと思った
場所を回って、いい事もあったと伝えて、Kは怒っていた 僕がおかしいって
ほんとは傷ついているのにウソをついていると非難した
Kは納得しなかった 「もっと悪い」と言っていた

K:
救いようがない! いい思い出? 父が母を殺した所まで行って
そういうカラッポな人間は存在してるだけで罪なんだよ


神原:僕はそれでも生きていく

K:
アル中の人殺しの息子が命令するな!
お前も奥さんを殴り殺んだ 7歳の息子もね
悪い血の人間は生きる資格なんてないんだ

神原:僕たち、友だちじゃなかったんだね 僕にはもうムリだよ・・・

去ろうする神原
Kは叫んで金網をのぼる

K:お前が帰るなら、今すぐ飛び降りてやる
神原:好きにしろよ そんなに死にたきゃ勝手に死ね

神原が去った後、そのまま飛び降りるK
(自分の説明のつかない苦しみを共有して欲しかったのかな?


神原:Kが死んだと知ったのは翌日のニュースでした
R:怖かったですか?
神原:はい 誰にも言えないと思った

大出は「自分が殺していないことを最初から知ってたんだな!」と暴れる

神原:
濡れ衣を着せられた大出くんに申し訳ないと思い弁護人になった
警察に行っても、大出くんの両親に話しても、僕は裁かれません

助けが必要なKくんを僕は見捨てて逃げたんです 僕には殺意があった
早く明らかにしていれば浅井さんも死なずに済んだ
僕を殺人罪で裁いてください


【判事は最終弁論は必要ないと判断し、最終評議へ】
陪審員が話し合う

生徒:Kは最期、一人じゃなくて良かったね
R:信じよう みんなのことも 自分のことも


【陪審員の入廷】

「被告人前へ」と言われ大出が証人席へつく

陪審員長が判事に評決を渡して見せ、陪審員長が読み上げる
「大出くんは無罪です」

判事が閉廷しようとすると

神原:
勝手に終わらせるな! 僕を有罪にしろよ!
ちゃんと罰してほしい 多くの人を傷つけた
藤野さんたちに裁判をやろうとたきつけたのも、僕を罰して欲しかったからです!

判事:この裁判は誰も罰しない 君を裁く法廷じゃない

神原:
母を殴り殺した父は留置場で首を吊って死にました
ほんとは処罰を受けるべきなのに、父は弱い人でした

でも、自分ができる精一杯のやり方で自分の罪を清算したんです
僕もそうしなきゃいけない

R:Kが死んだのは神原くんのせいじゃない

神原:僕が勝手に死ねって言ったから死んだんだ

R:
裁かれなきゃいけない人間はあなただけじゃない
私は大出くんたちにいじめられているJやMを見ていたのに怖くて何も言えなかった
助けて!って何度も泣き叫んでいる2人を見殺しにしたんです

MちゃんがいたからJは自殺せずに済んだんだと思う
私もあの時勇気があればMは死なずに済んだかもしれない

その時Kに見つかって、同じようにひどいことを言われて
心の中を血だらけにされた でも、私もそれでも生きていくって思ったの
だから私はあなたを裁けない ここにいる誰も裁けない

この裁判がなければ、未来に向かう勇気を持てなかった
きっとみんなも同じだと思う
自分の罪は自分で背負うしかない いつか乗り越えるるために

Rは倒れ、北尾は判事に呼びかけ、閉廷の槌が鳴る




井上:これからのほうが大変だ オレたちが受験生だって忘れてないか?

大出は母に無罪を伝える
神原の胸ぐらを掴むが「殴られて当然です」と言う神原と握手して去る

Rの両親が迎えに来る 父「ビールで乾杯したいところだけどな」

JはMの両親のもとに行く
J:私、Mのせいにしたことを・・・
母:MはJのことずっと見守ってるよ 遺影を見せると泣き崩れるJ


【冒頭】
R:14歳だから出来たんだと思います

校長:
あれから生徒の自殺もいじめも起きていない どうしてかやっと分かった
歳をとれば大抵のことじゃ傷つかないし、誤魔化しちゃう


R:私も今はフツーの大人で、フツーのお母さんです

校長:
今回の話を聞いて、みんな自分の見たいものを見て、信じたいことしか信じないって分かった
他の人たちはどうしてる?

R:その後、私たち友だちになりました



R:私たち誰も負けなかったよね


***

最後はスッキリしたけれども、Kくんの死の理由はまだモヤっとひっかかったまま
最後に流れた音楽はU2






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topics~香川、家畜で今季全国初 鶏インフルで9万羽殺処分 ほか

2018-01-13 13:10:58 | テレビ・動画配信
今年も年始から著名人の訃報が届いた

星野仙一さん死去 最後の一瞬まで野球に情熱(1.6)
“プロ野球・中日でエースとして活躍し、楽天や中日、阪神の監督としてリーグ優勝4回、
 日本一1回を誇る星野仙一さんが4日、膵臓(すいぞう)がんのため、70歳で亡くなった。
 特に2013年には、仙台市に拠点を置く楽天を初の日本一に導き、東日本大震災の被災地・東北に歓喜をもたらした。
 星野さんは後に「大震災で苦労しているみなさんを見て、日本一になって癒やすしかないと信じ、戦った」と振り返った。”

 

 




フランス・ギャルさん乳がんで死去(1月7日)
70歳になっても乳がんで亡くなることにも驚いた

 


手塚治虫『PLUTO』を舞台化

 


ゴールデングローブ賞 2018の注目作品

 



 


松岡修造さん、受験生に熱血エール

 

自身のゲン担ぎは「左」
靴を履く時、ズボンを履く時など、いつも左からをルーティンにしているそう



受験生に熱血エール

「受験生のみんな いよいよだな
 受験は広い視野じゃない 的を絞るフォーカス
 ピントを合わせることが自分の力を出せる!」

 
すごいうまくまとめてる!爆


「わが輩は、犬」@「2355」
「2355」では、毎週火曜日にずっと猫ver.しか流さないけれども
今年は戌年だから復活か!?



 



みんなエリカラを嫌がるけど、アヒル口タイプの口輪があるんだ/爆
可愛い顔で他のわんこにガウっちゃうのかな?


アナゴの全国漁獲量 10年で激減

 



さまざまな漁獲量が激減する原因は、これまでの乱獲とともに、
プランクトンが減っているのは、周辺の海岸林の伐採、開発なども関わっている

「食べられなくなって残念」とか「経済に打撃」だけじゃなく
自然はすべてつながっていると知る・伝えることのほうが大切だ

水槽での「陸上養殖」のメリット

 


「管理しやすい」



高病原性鳥インフルと確認 香川、家畜で今季全国初 鶏9万羽殺処分

 

“現場の養鶏場では8日に33羽、9日に55羽が死に、通常1日で死ぬ10羽程度を大きく上回った。
 9日の55羽を対象にした民間の獣医師による簡易検査では、鳥インフルの陰性反応が出たという。

 10日午前に養鶏場で55羽が死んでいるのが見つかったのを受けて県が簡易検査し、
 11羽中3羽で陽性反応が出たため、遺伝子検査を実施していた。

 県は感染拡大防止のため、この養鶏場とその半径3キロ圏内にあるさぬき市の8農場に
 鶏や卵などの持ち出しや持ち込みを禁じる「移動制限」を、
 同3~10キロ圏内にある県内18農場に持ち出しを禁じる「搬出制限」を設定。
 畜産関係の車両を対象とした消毒地点を周辺に設けた消毒はすでに実施中で、継続する。”

流行続くインフルエンザ 沖縄県も警報発令 患者数1842人

ヒトの場合は、1人ひとり検査して、予防接種したり、治療するのに
鶏は、簡単に「9万羽殺処分」で片付けられてしまう
中には感染していない鶏もいるだろうに
生きていても、鶏肉として殺すんだからいいじゃないか、みたいな感覚なのかな

いろんな家畜動物を大量消費・流通する歪みの中で
これまでには見られなかったウイルスの大流行などが起きているのは警鐘に思える


アニマルライツセンター



“「食べない。」 それが彼らを救う方法 食べなくても幅広い選択肢があります”


鶏のもも子の一生





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