メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『アリスの恋(ALICE DOESN'T LIVE HERE ANYMORE)』(1974)

2019-06-30 11:39:20 | 映画
監督:マーティン・スコセッシ

出演:
アリス・ハイアット エレン・バースティン
ドナルド ビリー・グリーン・ブッシュ
トミー アルフレッド・ラッター

ビー レリア・ゴルドーニ 友だち

ベン ハーヴェイ・カイテル デート相手
リタ レイン・ブラッドベリ 近所

デヴィッド クリス・クリストファーソン
ヴェラ ヴァレリー・カーティン
フロー ダイアン・ラッド

オードリー ジョディ・フォスター

バーテンダー ハリー・ノーサップ
ローラ・ダーン
マーレイ・モストン
ほか


ジョディ・フォスター出演作でずーっと探していた今作をU-NEXTで見つけたv
キャスティングが豪華でビックリ



【内容抜粋メモ】

最初のビデオレンタル向けの注意書きが懐かしい

You'll Never Know/Vera Lynn


カリフォルニア州 アリスの幼少期

アリス:
私のほうがずっと上手く歌えるわ
いつか歌手になってやる

なぜこんなに画面が赤い?






ニューメキシコ州 27年後
音楽もイギリスロック風に変わる
このサントラはいいぞ

Soundtracks

歌いながらミシンで縫ってるアリス
父:アリス 音楽をやめさせろ!





なんにでも文句をつける夫ドナルド
コーヒーに塩を入れた息子トミーに激怒し、母親のせいだと言う
ア:クソッタレ!

ドの機嫌取りに気を遣うア 話すのはアばかり


親友ビーと話す

ア:
乱暴な人じゃないの 時々怒鳴るのよ
R.レッドフォードなら別だけど、男なしでも生きていけるわ

そこに電話がかかってきて、ドが追突事故で死んだと言われて号泣




ト:お金あるの?
ア:1ドル59セント 働かなきゃ ママは歌手だったのよ

ピアノを弾きながら歌うア




あれはいつの日かしら
あなたの服に見覚えがある
でもいつ どこだったのかしら
初めての気がしない


家具やらを売る
こういう片付け方イイねv 買ってくれる文化があるんだな





ストールを値切るおばあさん どこにでもいるんだな
いつまでも触っていてタダであげるア


クルマに荷物を乗せていく
ビーと別れを惜しむ
ビー:寂しいわ 手紙なんてあてにならない




Daniel/Elton John これも大好き

ニューメキシコ州に入る
アメリカもクルマがないとどこにも行けないな 広すぎて

ト:
早くモンタレーに行きたい
まだアリゾナ? 人生は短い 退屈だよ

ア:今夜は高級レストランで夕食よ
ドライヴインに泊まる

ア:パーマをかけて、セクシーな服を着なきゃ

ト:パパを好きだった? 悲しそうじゃない
ア:隠してるだけよ

ト:よくケンカしてたでしょ なぜパパと結婚したの?
ア:キスが上手だったの


ア:タラ~ン! ダイアナ・ロスよ
ひと目見てドアを閉めるトww




ト:仕事あるかな 学校は行けるかな

ア:
文句を全部リストにしてぶちまけなさい!
若作りして、仕事も見つけるし、学校にも行かせる!
とにかくお金をつくらなきゃならないの 18時には戻るわ

町に出てあてもなく仕事を探す

「ジョーとジムの店」

ウェイター:
ジョーもジムもいないよw ウェイトレスはいらない
歌手は間に合ってる 本当に歌手か? すまない

ボスのチキン・ホリマン:回ってみて 尻を見たい
ア:尻で歌うわけじゃないわ

支配人ジェーコブス
泣いてしまうア

J:うちに何か恨みでも? 話せばラクになる
ア:一日中仕事探しで足にマメが出来た

J:悪いがシンガーは雇えない ピアノがない
ア:主人に死なれて・・・ 女手一つで息子を育てるなんて
J:明日また来てくれ 別の店にピアノがある





練習した歌を歌う スモーキーでいい声 拍手が起きる



息子に大喜びで話す

ア:
キッチン付きのモーテルも見つけたわ あなたは先住民と住めば?(ww
ツキが回ってきたら(When the Ship Comes In) ボンボンがついた靴を買うわ
モンタレーに行くと誓うわ




I've Got a Crush on You/Ella Fitzgerald


ベン:君の歌はイイね 隣りに座っていい?
(もしやハーヴェイ・カイテル? 若い!!



モーテルに12歳の息子がいて、お金に困ってることを話す
ア:チョッカイ出す男なんて殴ってやりたいわ
薬きょうの火薬を詰める仕事と話すベン


部屋で一人でテレビを見ているト




夜中に帰るア ドア口で引き留めるベン
ア:10代とは付き合わない
ベン:27歳だ
ア:私は35よ

ボウリング場でも口説くベン
結局モーテルに行く




キッチン付きの部屋に越した親子
息子と寝ていると隣りの部屋で男女の大喧嘩の音

ト:
いつデートの相手を紹介してくれるの?
目の下にクマがある 相手をどう呼べばいい?


ベンの妻リタが訪ねてくる



リタ:
あなたと会ってから、あの人1週間も仕事をしてない
お金がないと困る 息子の耳の病気が酷くて 泣き出す

ア:二度と会わないわ

ベンが怒って呼びに来る 別人みたい
ガラスを割り、リタに暴力をふるい ナイフで脅す
(やっぱりハーヴェイだった



ア:女性に暴力なんて最低
ベン:言うことを聞け 店が終わったら迎えに行く ガタガタ言うと殺すぞ!

急いで荷物をスーツケースに詰めて、またクルマに乗る親子

ワオ! T.REX!!! ♪Jeepster/T.REX

こんな広い所でクルマが故障したら困るよ
ゴリラのジョークを何度も話すト
残り90ドル 綱渡りな人生も面白そう




トゥーソン インディアンの本拠地 という看板
安いモーテルに入る いい部屋じゃん
ア:ここが私たちの家よ




またドレスを着て仕事探し

ア:
メルとルビーの店で仕事を見つけた 歌わないの ウェートレスよ
ルビーは働きすぎて死んだんだって 制服を着るなんて



ト:ボクも働くよ
ア:ギター教室を見つけたわ


ものすごい忙しい店

ずっと注文をとりかえているウェイトレスのベラww
何をしてもミスばかりのベラは泣いている
ア:気の毒に






下ネタで口の悪いウェートレス・フロー

フロー:
新入りはアリス 今日から働く 歌手だったの オッパイがデカいけど触るんじゃないよ!
あなた、私が嫌いね 構わないわ

ア:つまらないジョークはやめてね 新入りの紹介とか




デヴィッド:じきに慣れるさ ビッグスマイルだ




ア:17ドルのチップをもらったわ


ギター教室



オードリー役のジョディは男の子みたいな話し方でかっけー!!
オ:うちでワインを飲もう パパは蒸発 ママは売春だ


Dにデートに誘われるア(いかにもいい人っぽいよねKK

ト:つまんない!
ベラ:「花嫁殺人事件」読む?

彼女の声も低くてかっけー
父とハーレー?に乗って帰る ものすごいギャップ




Dはトに馬を見せると約束
ト:日曜においでって
ア:牧場なんてイヤよ


牧場も広い! 乳搾りもするト






夜になり、トにギターを弾いて歌ってやる やっぱり上手い
ア:私はカントリーはダメよ




D:昔、結婚してたが2年前、子どもを連れて出ていった

モーテルまでクルマで送ってくれる


ベラがいないためさらに戦場のような店
フローがキレてまた口が悪くて泣いているアに謝る
泣いてるのかと思ったら爆笑してる

ア:よくあんなヒドイこと言えるわね うちの子よりヒドイわ
フ:父さんがよく言ってたの
急に仲良くなる3人



2人で日を浴びながら事情を話す 昼休み?



F:
上のボタンを外すともっとチップが入るわ
私は先週それで50ドル稼いだ 私の分が減るわねw

ア:ビーに会いたい 今ごろテレビを見てる


オードリー:万引きする?
ト:ギターの弦が欲しい




楽器屋に行く2人
店主の前でわざと転ぶオ
その間に万引きするト




D:牛はバカだ 鶏はもっとバカだ うちのばあさんは豪雨で200匹死なせた
ア:私は歌手になりたかったけど、夫が許さなかった

兄との初舞台の話をする
ア:ノーギャラよ 19の時初めて歌った あの町に戻りたい


Dと釣りの約束をしたが、クルマのオイルが漏れてるから修理が先と言われてガッカリするト
カウボーイのマネをする
D:ヘンな子だ




コードをトに教えるD 「トゥーフィンガーだ」
「指が痛い」と諦める またT.REXをかけて怒って尻をぶつD

D:あの子には必要だ(「しつけ」だって言い訳でね
ア:男はみんなそう言うわ

D:オレの家だ 甘やかしすぎだ
ア:あなたは自分のことばっかり 子育てに文句つけないで

D:仕事もオレのことも迷ってるんだろう?
ア:決めたわ 出て行くア

(こんな風に前の奥さんも出て行ったの?


オの家に来るト 家ではスカート履いてるんだ



オ:この町の学校は変わってる(weird)(これがオの口癖?

アはトを心配して帰宅するがいないためクルマで探し回り車内で泣く

酒を飲んでるト

外にある公衆電話を走ってとるア
警察から公衆電話がかかるシステムなのか



オ:単なるミスです あばよバカヤロー!

気分の悪いトを連れて帰る
2人で二度寝してFが迎えに来る


仕事中に泣いているアの話をトイレで聞くF



ア:
なにもかも終わりよ 頑張ってるのに
私は主人が怖かった ビクビクしてた
でも、男なしじゃ生きていけない

F:
私にはカワイイ娘がいる 歯の治療に4000ドルもかかる ムリなお金よ
あなたはタレントもある

ア:分かった Dに一発食らわすわ


店ではケンカも起きてめちゃめちゃ
ドアをイスで閉めるベラ

D:
君に会いに来た またうちに来て欲しい
やり直すんだ 君を理解したい 努力する
「プリーズ」って言ってるんだぞ
君と暮らしたい

ア:
私は歌手よ! これからはそれを一番に考えるわ
モンタレーの頃が幸せだったの



D:オレも一緒に行く 牧場なんて構わない
抱き合って、周りから拍手が起きる

ト:
オに手紙を書きたい あと2ヶ月で新学期が始まる
モンタレーはママのアイデアだろ?




またピアノを弾くメロディででエンドロール


こういうのがいい映画っていうんだ
観て、笑って、ほっこりして、いい気分になる
みんな忘れちゃったの?

で、ローラ・ダーンはどこに出てた???
ウィキ見たら“アイスクリームを食べる少女”だって 分からない!



コメント

家族で解決できない増える相談@週刊まるわかりニュース

2019-06-30 11:00:45 | テレビ・動画配信
中3女子いじめ自殺で説明会@取手市





亡くなった女子生徒の父親:
あなた方は変わっていない 何一つ変わっていない がっかりした


取手市の教育委員会:教職員の処分については明言避ける



家族で解決できない増える相談@週刊まるわかりニュース

公益社団法人日本駆け込み寺@東京新宿区歌舞伎町 03-5291-5720
日頃から 金銭トラブルやDV、引きこもりなど様々な悩みが寄せられている
代表・玄秀盛さんは、17年前からあらゆる相談に乗り続けている









子どもについて悩む親からの相談が増えている



相談に来た男性(娘の父):
20代後半になる娘がホストクラブにのめり込み
際限なく金銭を求めるようになった

金をあまりにもせがむので、なんだかんだで500万円近く出させられた
何が正しい答えなのかもわからず

玄さん:
親としての務めはもうそれ以上は無理
我慢強く 縁を切って再スタートちゃうかな


最初は家族だけで解決しようとした

相談に来た男性:
相談しづらいという気持ちがある
じゃあ誰に相談するんだって、藁にもすがる思いと言うか


5月~6月に多くなっている
息子が引きこもりになったという相談や素行が悪くなったなど



玄さん:
子どもが悩んでいるように親も悩んでいる
とりあえず声を出してください
でないと他人は入れないから
戸は閉めないでください



息子の非行に悩んでいた女性
当時中学生だった息子が非行に走っていた
突然仕事から帰ったら眉毛がなくなっていて
あれよあれよという間に、夜遊び、喫煙
毎日学校から電話がかかってくるようになった

「今日はこういうことがあって困る お宅で何とかしてください」と言われると
私が怒られているように思えて

(学校から第三者、カウンセリングなどへ橋渡しをすればいいのに

今度私がヒステリックになって、次第に地域で孤立した
近所の人達との接触を避けるようになりました

皆さんが怖がっているのが分かるので
なるべく近所の人、知り合いには会わないようにしていました

息子との会話が途絶え、精神的に追い詰められていった
金属バットで息子に「殺してやる」と襲いかかったことがあります

周りに迷惑をかける前に「子どもを殺して、自分も死ななきゃ」とその時は思った

その後、息子は学校で傷害事件を起こして少年院に入りました


これをきっかけに女性は子どもの問題行動に悩む親達の団体に参加
そこで色々な体験を聞いたことが転機になった

女性:
家だと子どもと話が出来なくなっているので
第三者が入って、子どもの気持ちをちゃんと聞いたほうがいいんですよ、と言われた

弁護士や知り合いの保護者などを通じて
息子の話を聞くことができるようにした
すると息子は次第に落ち着きを取り戻した

親とか周りがちゃんと話を聞いて「じゃあどうしようか」と
その子を尊重した対応をしてくれたら全然違う

「これをやりなさい」とか「それは駄目」って言うんじゃなくて
「私はこう思ってるよ」という伝え方をするようにしました


Q:同じような親御さんに対して 今どういうメッセージを伝えたいと思いますか?

第三者とか 外とつながることが 大事だと思うんです
一人で悩まないで、そういう「当事者の会」とかにつながってほしい
助けを外に求めてください、と言いたい


なかなか家族の問題を外に出せるかどうかが難しい

アナ:
「プライド」「世間体」が非常に高い壁になっているということも感じた

第三者に入ってもらうタイミングというのは
もう自分たちではどうしようもできなくなって
最終手段として第三者に入ってもらって
解決の糸口を掴んだという方がほとんどだった

今から思えば「もっと早く入ってもらえば、息子が犯罪に手を染めることはなかったのではないか」
という後悔の声も聞かれました


20年以上にわたって若者の自立支援に取り組んできた二神能基さん




<編集長のひと言>
私も正直、子どもとの向き合い方に迷う毎日です
親という役目を意識しすぎているのかな
子どもという役割を決めつけて苦しくなっていないかな
など考え続けています

なんでも親が解決できるわけではありません
なんでも子どもが答えられるわけでもありません


そんな当たり前のことが見えなくなった時
どんな家庭も問題が起きる可能性があるんだなと思います

当事者であり 繋がりを求められる第三者でもある多くの皆さん
この放送をきっかけに、親子のあり方を一緒に考えていけたらいいなと思います


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