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朝ドラ「スカーレット」
■第21週 スペシャル・サニーデイ
■第22週 いとおしい時間
【内容抜粋メモ】
大野家はなにやらモメている
福引券で一等賞の
有馬温泉ペアご招待券が当たって、どっちが貰うかという話
有効期限は明日まで
ユリコは義父母に譲る
ユリコ:
うちらが信楽に来ることができたのは
大野家のおかげやって、お父ちゃんにもお母ちゃんにもずっと教えられてきた
その話を聞いて泣いて喜ぶ大野夫妻
翌朝、夫婦はサクラとモモも連れて温泉に出発
東京の喫茶の真似をしてマスター気取りのシンサクだが
喫茶店の手伝いはしたことがないから
コーヒーフィルターに直接豆を入れて
いきなりお湯を注ごうとしているw
ユリコが豆を挽いて淹れてみせる
店にトシハルが来る
喫茶店でも大好きなバナナを持ち込んで食べるんだww
トシハル:
京都でシンサクを知っているという人に会いました
僕の学生時代の友人・西村の奥さん ヨシコ
「お見合い大作戦」と言えばわかるって
若い頃のシーンがたくさん流れる
ユリコ:13番目の女 ヨシコさんや!
お見合い大作戦で企画者のシンサクに惚れた女性
トシハル:
「あの時、シンサクさんに出会ってなかったら今の幸せはない」って言ってました
今は京都の和菓子屋さんのおかみさん
ユリコはシンサクに結婚して何年目か聞くと
「記憶にございません」というモノマネでふざけて怒る
トシハルは2人をフォローするつもりで家庭の愚痴を言い始めると
そこにテルコがこっそり入ってくる
トシハル:
テルコの作るカレーは味が大雑把
家庭菜園のせいで最近はシミも増えて・・・
テルコは腹いせにカレーライスを注文
シンサク:お前もこの間、トシハルさんのことをボロカス言うてたやないか
“この間”って結婚する前のシーン
年取ると、全部“この間”ってゆっちゃうよね
テルコ:絶対、琵琶湖に沈めたる!
トシハル:25年前です もうすぐ銀婚式なんです
何気に嬉しいテルコ
テルコ:
なんでうちには「ごめん」しか言うてくれへんの? 悪いのはうちや
結婚して25年も経つのに全然料理は上手にならへん
トシハルさんは優しい
何でも言うこと聞いてくれる
喧嘩しても怒らへん
また回想シーン
テルコ:
嫌なことは「嫌や」って言って欲しい
言うてくれなきゃうちは分からへんねん
ユリコ:似たようなことお姉ちゃんからも聞いたことがある
今度はキミコとハチロウの回想シーン
この週はずっと過去を振り返る週なのか???
トシハル:
テルコのカレーは苦い
寝る時はいびきか歯ぎしりどっちかや
それから
ありがとうな
テルコはまたトシハルの初恋の人の話を蒸し返す
シンサクはテルコの初恋の人の話をする
子どもの頃、そいえばシンサクが好きだったね!
店にユリコの中学の時の同級生・近藤彬が来て喜んで迎えるユリコ
先日同窓会に行った時に落としたイヤリングを持ってきてくれた
2人で話が盛り上がる間、1人で
ルービックキューブをしているシンサク/爆
シンサクとテルコは同窓会に行ったことがないが、キミコと3人で腐れ縁
また回想シーン
トシハル:
僕は羨ましい
腐れ縁の3人がずっと同じ町でずっと仲良くしてるなんて
またユリコとアキラの話が盛り上がり
今度は
知恵の輪しているシンサク 懐かしい!
アキラ:
ユリちゃんは同窓会の時ずっと大野先輩の話をしていました
「シンサクと13人の女」
後腐れのない別れ方に男らしさを感じました
急に握手を求めるシンサク
アキラ:
一番感動したのは、先輩はユリちゃんと一緒になるために柔道の特訓をした
負けても負けても諦めず、ユリちゃんに堂々とプロポーズをする すごい人です
「これが草間流柔道や!」と投げ飛ばそうとするが全然適わない
アキラは柔道部で県大会で優勝したことがある
昨年から信楽の派出所に配属になった
テルコ:うちも小さい頃、婦人警官目指してた!
トシハル:見たかったな けどもしそうなってたら僕らは出会ってなかった
アキラ:ユリちゃんの夢は家庭科の先生だったな 卒業文集で読んだ
「家政科に行きたい」と話すと「お金がなくて無理だ」という父の回想シーン
ユリコ:うちが高校に行けたのはキミコ姉ちゃんのおかげや
トシハルに給料を上げてくれと相談したキミコのシーン
シンサク:
お前ユリコのこと好きやったんか?
アキラ:好きでした
シンサク:今はどうなってんねん!?
昭和のラブコメみたい
アキラ:
もしユリちゃんがずっとこのまま一人やったら
自分もプロポーズしてたかもしれません
けど今は自分には妻も子もいますから と妻の自慢話が続く
シンサクの嫉妬から「浮気や!」と言い始める
ユリコ:うちの夫はうちの事何もわかってくれません 自慢もしてくれません
シンサク:
もう離婚や!
店を出ていくユリコ
(ほんと、夫婦のケンカは犬も食わないとか・・・
トシハル:
僕らは夫婦の会話をしていなかった
シンサク君もしてへんとちゃうか?
長いこと一緒にいたら何も話さんでも相手のことわかるっていうのは違うんちゃうかな
テルコ:
ユリちゃんを一人にしたらあかん
覚えてるやろ? 好きになった頃
2人の馴れ初めの回想シーン
有馬温泉にいる母から電話
母:
ケンカしたんちゃう?
仲良うやってな
あんたの貰い手はなくても
ユリちゃんの貰い手はなんぼでもあるからな
やっとユリコを追いかけようとすると
大勢の奥さんのお客さんが来て
カフェオレ、ミックスジュース、ミルクセーキ、メロンソーダ、トーストいろいろ注文される
奥さん:
ユリちゃん帰るまで待つわ
その代わりちょっとラジカセ貸してほしいねん コーラスの確認したい
♪バラが咲いた を歌い出す
ガラの悪い兄ちゃんや外国人まで来る
ユリコが戻ってくると厨房はぐちゃぐちゃ
カセットテープレコーダーに気づいて聞いてみると
歌の合間にパニクっているシンサクの声が入っている
シンサク:
疲れた ユリコーごめんなー!
俺が悪かったー 帰ってきてくれー!
牛乳を買って帰って来たシンサク
ユリコ:ごめんなさい お店ほったらかして
カセットテープを聴いたことを告げる
ユリコ:どこ行ってたか聞かへんの?
シンサク:
トモちゃんとこやろ?
風邪こじらせたって、おととい晩飯の時言うてたから
結婚して13年目やな
ユリコのしゃべったことは全部覚えてる
ユリコ:聞きたい
家族に内緒で電話で話していた回想シーン
2人で結婚写真を見直す
ユリコ:ありがとう これまで
シンサク:これからもよろしゅう頼みます
ユリコ:うちは20番目やんな
シンサク:
ユリコはおれが生まれて初めて好きになった1番目のたった1人の女や
両親と子ども達が帰ってくると
疲れて眠ってしまっている2人
たった1日のことを1週間流すって朝ドラにしては珍しい
昭和58年8月
「新しい関係を作ろう」と言ってから3人で会うことも増えたキミコたち
町役場職員・鳥居と一緒に来るシンサク
鳥居はキミコの作品を見て
鳥居:
地味やな これがよく高い値段で売れますね
シンサクの企画「信楽 PR 大作戦」の相談をする
「1日陶芸体験教室」を観光客向けに開く予定
丸熊など5軒の窯元にお願いしているが
1人トラブルがあってもう予約を受けてしまったためキミコに頼みに来た
明日と聞いて驚くが引き受けるキミコ
シンサク:
1~2時間の体験
本焼きしたものを後で郵送で送る
予約は6人 観光客は女性がほとんど
キミコ:絵付け小皿なら喜んでもらえそうな可愛いのがある
シンサク:
そういうのはいい
信楽で一躍有名になった陶芸家・川原先生を紹介しようということだから
無理して媚びなくていい
報酬は謝礼程度しか出せない
黒川先生は「息子にはやらせない」と言っていた
「アーティストだから」
さっきの鳥居みたいにしたり顔で批判する人もいると思う
キミコ:シンサクからの頼み事を断るわけないやろ
タケシはこの夏ずっと
亜鉛結晶釉に取り組んでいた
タケシ:
うまいことデザイン化させたい
雪の結晶みたいに見えて、
器に雪を降らせたいと思った
まずは亜鉛結晶の再現
釉薬の調合割合を調整しながら試し焼きを繰り返す
石井が来て、夏からダイスケと付き合っている話をするタケシにいきなり怒る
翌日テルコがキミコの手伝いに来る
テルコ:
他は陶工さん3人つけて6時間くらいやると聞いた
多い時は団体で10人以上来る時もある
トシハルが今年の健康診断で引っかかったことを心配しているテルコ
一人で結果を聞くのが怖いからキミコがついていくという
キミコ:
体験教室の人に伝える
ハチさんの真剣な顔の先にあるのは陶芸や
絵付けに惹かれたのはフカ先生の人柄
人にひかれて、人に導かれて今の自分がある
誰かの人生を思うことで、自分の人生も豊かになる
だから訪れた人と陶芸を通して
お互いの人生を豊かにし合える時間にできたらいいなと思う
予定時間になっても観光客が来ない
シンサク:一人が断ったら、みんな工場見学に行ってしまった と謝る
片付け始めると、一人の若い女性が来る
作りながら会社の愚痴を話す
キミコ:
これが上手くできたらこれで美味しいお茶を飲んで会社行き
子ども連れのお母さんも来る
後でアンケート用紙を読む
若い女性はキミコの作品が好きで来たと書いてある
鳥居:若い子でこんなのが好きな人もいるんや
シンサク:
ここは焼き物の町や
これからもどんどんいろんな陶芸家が出てくる
分からんから言うて否定するな
役場の人間が一生懸命頑張ってる陶芸家を否定してどうする
これからも体験教室を続けなくちゃいけない
人を敬え!
タケシ:
結晶はできてもそっから先や
俺にしか出せない独自の結晶をデザイン化しようとしている
ダイスケ:
こっちはもうとっくに終わった
ほやから俺のことは気にするな
石井:
また明日も来てええ?
ほな明日も差し入れ持ってきます
テルコの付き添いで病院に来るキミコ
看護婦がキミコの大ファンだと感激する
展覧会で一緒に写真を撮った人
テルコ:思い出すわ、おじさんと病院で会うてん 強い人やったな
え?! 医者は
稲垣吾郎くん?!
その後、2人でサニーに来て、トシハルに血糖値が高いだけと告げる
テルコ:これまで以上に食事に気をつけないといけないと言われた
(洋食ばかり贅沢に食べてたんじゃない?
タケシは
次世代展に応募することをハチロウに話す
キミコは、秋には今年4回目の穴窯を炊き上げて
今年度の作品づくりを早々に終えた
体験に来た女性からお礼の手紙が来る
「作った湯のみでお茶を飲んでいます
水曜日の朝、足取りがほんのり軽くなりました」
キミコ:
陶芸教室開こうと思います
近所の人にも声をかけて 儲けはあらへん
サニーにもチラシを配りに来る
ヨウコもずっとやりたかったと言う
陶芸、面白そうだよねえ
11月半ば
タケシの作品がようやく完成
雪の結晶っていうよりもストライプじゃない?
タケシ:
やりたいことは全部やりました
最高とは言えませんが最善は尽くしました
先生:
最高の答えやろ
限られた時間の中で自分の最善を尽くす
タケシは次世代展への応募を決める
ダイスケらとたこ焼きを焼いて食べてる
はしゃいでいたが急にうずくまってしまうタケシ 鼻血が出る
リュウヤ:
テレビもない部屋で、帰ったら寝るだけの毎日だったんですね
僕は野球選手になりたかったが肘を痛めてやめた
元々才能なかったんで
タケシ:
夢は無理やから見るんやで
器に雪を降らせるのが夢
終わってこれからどうしようw
酔ったと早めに寝るタケシを心配するリュウヤ
リュウヤはテルコに言い、失敗してキミコに伝える
心配でバイト先に行くと遅れてタケシが来る
タケシ:風邪や 薬飲んだら治った
(風邪で死んじゃう人もいるからね 万病の元
タケシに栄養をつけさせようと食材をたくさん買うキミコ
陶芸教室を始めることにしたとハチロウにも話す
キミコ:
申し込みはまだ少ないけど、大人クラスと子どもクラスに分けてやる
タケシが体調悪い話は聞いた?
ハチロウ:電話の声はいつもと変わらんかったで
ユリコらも来る
サクラはピアノを習っているがやめたいと言い出して怒った
(この頃何だか知らないけど女の子にピアノを習わせるのが流行ってたよね
私は反対されたけど
キミコ:
そろばんも習字も自分からやりたいゆうたん?
ユリコ:
うちかて習いたかった
短大受験もしたかった
うちができひんかったこと全部させてあげたい
(そういうのが子どもの重荷になるんだよなあ・・・
キミコはユリコを仏壇の前に連れて行く
キミコ:
お母ちゃんに聞いてもらい
子育て頑張ってたら大事なものがどんどん増えてくな
そろばん、お習字、ピアノ・・・
ユリコ:分かってる 言われなくても 何が大事か
サクラ:ごめんなさい ピアノ続けます
ユリコ:
やめたかったらやめてええよ
サクラの気持ちが大事やからな
叱ったりしてごめんな
シンサクは「お父さん臭い」と言われて大ショックww
タケシに電話をかけてなぜ来ないか聞くと
カケイ先生が急に来たという嘘をつく
陶芸教室初日
キミコ:
ええ時間を過ごしましょう
こうやって一緒に陶芸をやる時間が宝物になるような
教室が終わって母屋に来るとタケシが寝ている
タケシ:
朝病院に行っていた
前にひどい風邪をひいて、なかなか治らなくて医者に行った
「血液を取って調べよう」と言われたが作品作りに没頭していて行かなかった
この前、血をとって結果を聞いてきた
白血球がなんとかと言われて
専門の先生を紹介してもらった
県立病院の大崎先生に早く診てもらったほうがいいって言われて
キミコ:
テルコの付き添いで行った時も「大したことなかったな」って笑った
大したことないよ
2人で病院に来る
大崎:
血液検査の結果は
白血球の数値が通常の5倍
慎重に調べていきましょう
詳しい検査をさせていただけますか?
骨髄検査をしたタケシ
大崎:診断が確定されるのは年末になる
キミコ:「この感じだと大したことないでしょう」って言うてたで
とウソをついてタケシを安心させる
作品作りに没頭しているとナオコが帰ってくる 全身ヒョウ柄!
ナオコ:
鮫島と別れました 捨てられた ごめん!
鍋を作ってお酒を勧めるキミコ
ナオコ:なんで別れたか聞かへんの?
キミコ:聞いてもしゃあない
ナオコ:
ユリコは聞いて、うちの代わりに泣きよった
わがままばっかり言ってたうちが悪い
キミコ:大変やったな 辛かったやろ
ナオコ:
もう次の人を見つけてん 不動産会社の社長ホテイさん
鮫島のこと大好きやった!!
タケシとまた病院に来る
大崎:
通院で構いません お薬を出します
しっかりと治療をやっていきましょう
タケシが血液検査に行く間、キミコはもう1度大崎から結果を聞く
大崎:
やはり白血球の数値に異常が見られ
骨髄検査で染色体の異常も確認された
慢性骨髄性白血病と判明しました
陶芸の子どものクラスにはサクラとモモも来る
大崎:
この病気の特徴は、初めは緩やかに進行しますが
タケシくんは今慢性期の状態にいます
本人にも説明しましたが、この期間は通院で構いません
状態が安定していれば普段通りの生活の中で薬を飲みながらの治療になります
しかし時間とともに確実に悪くなってきます
移行期を経て最終的には急激に進行します
死に至ると言われる難儀な病気です
薬は一時的な効果しか期待できません
全く治療法がないというわけではない
骨髄移植という方法があります
タケシくんの白血球の型と一致するドナーが見つかれば
骨髄を移植して助かる可能性があります
可能性があるというだけで安全性は確立されていない
親御さんがドナーになる可能性は1%未満です
僕はこれまで親御さんと一致したケースを見たことがない
白血球の型が一致して移植できるというのは
今はまだ奇跡のような確率だと思います
キミコ:慢性期はどれくらいの期間ですか?
大崎:個人差がありますが3~5年
キミコ:
余命3~5年ということですか?
大崎:このままだとそういうことになります
キミコ:短いなあ 短すぎるわ
大崎:
僕は患者さんに本当のことを伝えたいと思っています
病名の告知をするということです
病と向き合う力は治療に必要です
僕は最後までしっかりと生きて欲しいんです
ご家族のご判断にお任せします
僕からお話ししても構いません
キミコ:考えさせてください と涙をこぼす
(心が強い人ほど、こうしたハードルの高い人生をたどる
乗り越えられるだけの試練が与えられる
けど、現世は厳しいなあ・・・泣
死んでも魂はずっと生き続けると言っても
テルコ:タケシを県立病院連れて行き
キミコ:なんであの子が病気に・・・
テルコ:うちに怒鳴れや なんでも聞いたる
キミコ:
あの子はええ子や タケシが何か悪いことしたか!? と号泣して怒りをぶつける
ハチロウ:
若い頃は何であんなに焦ってたのかなあ
あの頃は世間に名が売れるには賞をとるしかないと思ってた
早く何者かになりたかった
焦っても何もいいことない
タケシはゆっくりいけや
時間なんかいっぱいあるで
複雑な思いで聞くタケシ
タケシの病気のことを胸に秘めたままこの年は暮れて行きました