メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

3.11から9年目 追悼

2020-03-11 16:14:37 | 日記
今年は、コロナウイルスの感染拡大をうけて追悼式典が中止になったというニュースを聞いた

東日本大震災で被災の自治体 16市町村が追悼式中止に






けれども、東日本大震災の記憶は消えない
3.11でなくても、いつでも思い出せること


「息子住んだはずなのに」 原発避難、古里の土地手放す―福島・東日本大震災9年
“2017年秋、3代住み続けた古里の土地を、除染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の建設のため売却した。”




順調な「中間貯蔵施設」搬入作業と望まれる「減容化」新技術







以前、動画で見た、地価の下がった福島の土地を
国が買っているという話がひっかかったが目的はこれか
地元住民が反対しているニュースも、テレビではほとんど流れない


Yahooで「3.11」と検索すると10円寄付








地球には自然を戻すエネルギーがある

同じようにヒトにも、前に向かって進むエネルギーがある
それは亡くなった方々も望んでいることだと私は思う



トップ画像は「花見山公園」
2020年の桜の開花予想は4月3日だそう

福島県・花見山公園の見頃とアクセスは?

【完全版】福島観光のおすすめスポット35選!子連れやドライブに♪


コメント

原田美枝子さんが映画監督に@あさイチ

2020-03-11 12:58:09 | テレビ・動画配信
原田美枝子さん大好き
彼女みたいな女性になりたい

さすが原田さんのお母さん可愛い!






【内容抜粋メモ】

知っておきたい認知症の新情報
今日は私たちにとってますます身近になりつつある認知症とのつきあい方を考えます


親が認知症になった時、あなたはどうしますか?
4年前、義父母が認知症となり、それをブログに書いたところ
書籍化され、親の老いを考えるトークイベントも人気の島影真奈美さん

『別居嫁介護日記』




真奈美さん:
お金の計算が難しくなって、財布が小銭でいっぱいになるのも
やっぱり認知症でよく見られること
うちの義母の場合は、財布が小銭だらけになっているのを見て
「さっきまでお札が入ってたのに、泥棒が全部両替した」ってすごく怒っていてw

ユーモアを交えながら認知症への対処法、介護制度の使い方を実践的に伝えます

真奈美さん:
実際介護に関わってみるとびっくりすることがたくさんあって
面白がれる部分もたくさんあるし、励まされることもあるので
ちょっとした冒険みたいな


明るい介護の心得




第1ステージ:親の認知症に気づいた時
最初に気づいたきっかけは、2人から変わるがわるきた電話




もしかして2人は認知症かも 病院に連れて行かなければ
(夫婦2人同時にってケースもあるのか/驚×5000

心得1:ビビっていることは悟られない 冷静に対処すること


第2ステージ:病院の受診
心得2:本人を傷つけない

普段は穏やかな義母だが、「物忘れ外来」に連れてきたら
これまで見たことのない形相で「諮ったわね」と怒った
義父も夫も目を合わせない なんとかしなければとついたウソは
「夫が物忘れが心配で来たんですよ」
すると義母は「あら、そうなの?」とすぐに落ち着いた
こんな小さなウソでいいんだとビックリした








ここで「認知症」と診断を受けた


第3ステージ:介護の始まり
心得3:追い詰められたら距離をとる

さまざまな手続きなどしているうちに
「どうして私ばっかり・・・」とネガティブになり
介護サービスに任せて2、3日東京を離れたらスッキリして
想像以上に介護の重みを感じていた自分に気づいた






マナミさん:
父が父で亡くなったり、母が母でなくなったりするのではなく
その人であり続ける部分を日々を目の当たりにして
自分も年をとったらこういう風に年をとれたらいいな、と思えるところもある
年をとることが怖くなくなった





専門家:
多くの方がこのような過程をたどられます
一番大切なのは家族だけで抱え込まないこと

早い段階から地域の包括支援センター、かかりつけ医に相談することが大切
早い段階なら治療やケアもできることがたくさんある

認知症で診断を受けるということはとても大切
同じことを繰り返し聞くベースには「不安感」があるので
不安感を摘んであげることが大事
毎回同じ答え方で大丈夫


みんなで集める介護のノウハウ

認知症 ちえのわnet
一般の方や施設の職員が介護のノウハウをインターネットサイトに投稿して
皆さんで共有するコミュニティサイト








日々の介護で困っていることを
他の人の体験談を読んで、実際やってみて
「うまくいった」「うまくいかなかった」と評価することで参考になる
「困っているのは自分だけじゃないんだ」という介護する側の安心感にもつながる

自分でやってみたアイデアがうまくいった場合、それを書き込むと
共感が得られることで励みにもなる


原田:
認知症の役を何回か演ったことがあるんですけど
その時に勉強したのは、本人が不安だということを分かってあげると
方法が見つかると思う


映画『女優 原田ヒサ子』公式サイト
3月28日(土)より渋谷ユーロスペースにてロードショー!

原田:
母のある言葉に注目してドキュメンタリー映画を作りました
突然「私ね、15の時から女優やってるの」って言ったんです

母は女優をやったことがないんですけど
「お母さん それは違うでしょう」って言えない感じで
もしかしたら(女優を)やりたかったのかもしれない

その言葉がずっと自分の中で
「どうしてそんなこと言ったんだろう」って思って作ってみようと思ったんです







原田:
数年前、母が体調を崩して入院した
病院のベッドで母が突然こう言った
「私ね、15の時から女優やってるの」
私はとても驚いてしまった
なぜなら15の時から女優をやっているのは、母ではなく私だから


母の夢を叶えるために、実際に女優になってもらえばいいと考えた原田さん
認知症になった母を主人公に
今のありのままの暮らしを映画にしました


原田:
母も映画を見ましたが分からないんですよ
残念ながら全体を理解することはできないんですが、チラシを見せたらすごく喜んで
「キレイ!」って言ってくれて

前のことをどんどん忘れていってしまうから
一つの作品として理解することは
今はできないんです

女優になるのが夢だったのかなと思いつくまでにすごく時間がかかったんですけど
介護士さんにも言われたんですけど
自分の一番良い時代に戻ることが多いんですって
人生の一番充実している時代に記憶がポンと戻る
「他の人の記憶を語るのは珍しい」って言われて


その時初めて、母が私の人生を一心同体になって生きてたんだなって思った

介護士さんに「あなたはとても愛されたんですよ」って言われて
そうだったのかなって思った

認知症ってできないことがすごく増えていくんですが
私は良いところを認めてあげるということが大事だと思うんです

たとえば、母が面会に行って、おまんじゅうを持って行って
「お母さん食べていいよ」と手渡したら
ある時、それを2つに割って「はい」って私にくれたんです
そのことにびっくりしてしまって

人としての優しさは残っているということはすごいなと思って
それは人としての価値じゃないかと思うんですよね

何が出来ない、何を覚えてるということではなくて
その優しさで十分じゃないですか
いいところを見てあげる

人生でどう生きてきたかっていうのは子どもは想像がつく
話を聞いたり、写真を見たりすると
そこを見つめてあげるというか、わかってあげて

それをもう一度親に返してみると
「そうなのよ あの時はね」って話が出てくるかもしれない

うちの母は90歳なんですけど
90年の人生の中で何を思ってきたかっていうのはちゃんと残っているわけです
それを見てあげたいと思う



【ブログ内関連記事】

父が入院 ケアマネージャーの申請について

地域包括支援センター・介護保険・ケアマネージャーまとめ

本人が語る認知症@あさイチ

「親が心配~母が家事をしなくなったのは病のサイン?」@あさイチ
この記事も毎日アクセスが多い

離れて暮らす親の介護 ~呼び寄せたらどうなる?@あさイチ




コメント (2)

落語「宗珉の滝」ほか@日本の話芸

2020-03-11 12:58:08 | テレビ・動画配信
落語「宗珉の滝」(そうみんのたき)」古今亭志ん輔
似たような話がいっぱいあるなあ




江戸の彫刻家の弟子・宗三郎が虎を彫り
「この虎は死んでいる 生きた虎が彫れたら敷居をまたがせてやる」
と師匠から追い出されて宿屋に泊まり一文なし

宿の亭主に見せると「死んでる」と言われ
「そう言ったのは師匠とあなた2人だけ 師匠になってくれ」と頼み、それから毎日彫る

将軍の部下・木村が音を聞いて、事情を知り、殿から注文が来る
注文された滝を彫って見せるとダメ出しされるが、「もう一度同じ男に彫らせろ」

2回目もダメ 「また同じ男に彫らせろ」

宗三郎は酒好きがやめられない

宿の亭主:
わしは酒でしくじった人間を何人も見てきた
みんな優しくて、強情で、意地っ張りでいいやつだったよ

あんたは逃げてる
まともに当たらなければいけない時があるんじゃないのかい?

それを聞いて21日断食して、滝に打たれてその後に彫ると言う宗三郎
宿の亭主も一緒に断食する

宗三郎はボロボロになって戻り、頭の中に絵があるからすぐ彫るという
宿の亭主が見ると今までで一番ひどいが木村に持たせる

殿:見事だ 今まではキレイなだけで鼻についた
断食した話をすると、お目通りが叶い、後に大出世した

妙な間のある噺家さんだったな



落語「茶の湯」三遊亭金馬

落語「明烏」五街道雲助 ほか@日本の話芸
この話大好き(笑)




金馬さんは90歳 心臓発作、脳梗塞をしてこれだけ喋るってスゴイ/驚

仕事が道楽だった男が隠居して鶯谷に住んだ
ヒマだし、お茶道具が揃っているから
茶の湯でも始めるかとなったが全然知識がない

「青い粉」と言われて青きな粉を買ってくる丁稚のサダキチ
お湯をいれても泡がたたないため
椋の皮を買ってくるサダキチ

正月にやる羽つきの球の部分は椋 その皮を昔は洗濯石鹸代わりにしていたw
ものすごい泡立って、胸の前で3回器を回して飲むとヒドイ味!

隠居:風流だなあ
サダキチ:風流ですねえ

毎日やってたら2人で下痢になるw
もう飲みたくないサダキチはお茶に詳しい蔵前の旦那を呼ぼうと言うが
自分の我流がバレると恥をかくと思い

ご隠居:蔵前の旦那は流儀が違うんだ
サダキチ:長屋の人に飲ませよう 断ったら追い出せばいい

長屋は大騒動になり、結局、手習いの男、豆腐屋、鳶の男が来る
ご隠居は3人の作法を見て覚えようとする
2人は手習いの男の真似をする

その後、近所の者が呼ばれるようになる
近所の者:あすこの羊羹は美味しいから、お茶を飲まずに羊羹だけ食べるんだ

ご隠居はケチなため、羊羹をやめて
自分で芋を茹でて、灯油を入れて出したら
これまたヒドイ味で誰も来なくなった

そこに何も知らない男が「茶の湯を教えて欲しい」と来る
酷い味のまんじゅうを袂に隠して、外に捨てると
百姓の顔に当たり
百姓:また茶の湯やってるんだな



落語「文違い」三遊亭好楽




江戸時代、郭(くるわ)のあった四宿の板橋、千住、品川、新宿
花魁スギは馴染み客の半七に金の無心をする

スギ:
私の家は貧しくて、3つの時に今の養父にもらわれてきた
その養父から毎回金をねだられ、母の具合も悪く 20両欲しい

半七:15両はあるが、借りた相手が悪い すぐ返さなきゃ
スギ:馬と私のおっかさん、どっちが大事なの?!

次の馴染み客、田舎者の角蔵のもとでも
夫婦になる約束をして金を貸してくれと頼むが
今はないと言われて

スギ:薄情だねえ 夫婦になろうって約束はなしだよ と泣いて見せると
慌てて手持ちの金を渡すカクゾウ

それを持って、また半七の部屋に戻る

スギ:ハンさん、障子の穴から見て笑ってたろう? イヤな人だねえ

半七にも後々夫婦になる約束をしていて
2人から金をもらったスギは

奥の暗い部屋に待たせていた若い色男・芳次郎と会う
芳次郎:目の病ですぐに医者に行きたいが金がない というがこれもウソ臭い

まんまと騙されたスギは金を渡すと「今すぐ医者に行く」と言われて引き留める
同じシチュエーションとセリフw

郭を出た芳次郎を2階から見ているスギ
芳次郎は杖を捨てて籠に乗り四谷へ

スギは芳次郎宛の手紙を見つける
女の字で「妾になれと言われて、50両が必要 女郎を騙してくれ」とある
泣いて悔しがるスギ

半七も芳次郎からスギへの手紙を見つける
「半七を騙して」と書いてあるのを見て怒る

スギが戻り、お互いに騙されたことで「殺してやる!」とケンカになる

カクゾウだけがからくりを知らないままスギを心配して
「止めてこい」と店の者に頼む



コメント