メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

アニメ『銀河鉄道999』 1~29話

2020-07-19 12:17:35 | マンガ&アニメ
Amazonプライムのdアニメストアに登録していた際
アニメの更新日をスマホにメモしていたにも関わらず
なぜかもう引き落とされていて

なにか観るものはないか探したけれども
ひっかかるものがなく
もう一度、今作を始めから観直すことにした

昔から何度も再放送されるたびに観て育ち
以前、改めて、DVDで一気観したけれども
その時も時間が空いて
何巻まで観たかあやふやになったようなメモになっている

なにせ100話以上の長編だから
今回もまた、いろんな用事が重なったせいもあり
観れたのは半分くらいまで

先が気になるけれども
契約が切れるのは7.17までで
17日朝、アプリを開いてみたら有料になってたから
また途中までになってしまった

てか、7.17までって言ったら、フツー17日の23:59までと思わない?
実際は7.16の23:59で契約が切れるなら、「7.16まで」と書くべき
それで前回は更新されてしまったんだ




「作家別」カテゴリーに追加します




【内容抜粋メモ】

●1 出発のバラード
何度観ても感慨深いのは第1話

科学は発達したが、貧富の差が激しい地球
タダで機械の体をもらえる星があるという噂が流れる

父を働きすぎで亡くした貧しい鉄郎と母も999の高額なパスを買うため
吹雪の中を都心へ向かう途中
人間狩りに遭い、機械伯爵に撃たれて死ぬ母









父母の分まで長生きするんだと誓う鉄郎だが
吹雪に倒れ、謎の美女メーテルが助ける

メーテル:
999のパスをあげる
条件は自分と一緒にいてくれること


喜ぶ鉄郎

機械伯爵がパーティーを開いている音を無線が拾い、復讐に行く
「頭は撃たないでくれ!」と懇願するが容赦なく撃ち、屋敷に火を放つ

機械警察と機械警察犬に追われ、機械馬のソリで助けてくれるメーテル
メーテル:999に乗ればもう地球には戻れないわよ
鉄郎:僕は戻ってみせる

メーテルがシャワーを浴びていると、男の声がして
戸を開けると
メーテル:私一人よ 変な鉄郎

まあいいかと楽観的な鉄郎
メーテルが母に似ているのも偶然だろうか?



●2 火星の赤い風

片脚だけ機械の老人:
自然に生きて、自然に死ぬのが幸せな気がするぞ

異星人の資料から作った999
機関車自身でミスなく動くってAIみたい

クリスタルガラスのクレア
生身の身体になりたくて999でアルバイトをしている
トンネルの中で死神のような幻覚から鉄郎を守って砕ける



(本作にはメーテルはもちろん、たくさんの美女が出てくるけれども
 私はこの最初のクレアが一番好きかも



●3 タイタンの眠れる戦士
なにをしても自由な星でメーテルがさらわれる
老女から息子の形見の帽子と戦士の銃コスモガンをもらう





●4 大盗賊アンタレス
999を乗っ取り、自分の星まで行けと命じる
レントゲンでメーテルも映されるんだよね






コスモガンを直してくれる
アンタレス:撃たれる前に撃つんだ



●5 迷いの星の影(シャドウ)
冥王星 ここまでに来て、地球に戻ろうか迷う星だという
氷の墓場で泣いているメーテル
親しい人が眠っているという

管理人シャドウは一番美しい時の自分を氷漬けにして
機械の身体にしたが、満足できずのっぺらぼうのまま
鉄郎の魂を奪おうとする





●6 彗星図書館
コメットステーションでは、重力がない
本屋に松本零士のマンガがあるw

男に難癖をつけられ、撃たれて病院に行くと
勝手に高額な機械の手脚にかえられそうになる
払えなければ一生ここで働けという医師
窓口で金を受け取る男とグルだった




なんとか999に戻ると、2人に化けた貧しい親子がいる
なんとか乗せてくれと頼むが追い出す車掌
自分と母を重ねて同情する鉄郎
太陽系を出ると無法地帯となると警告するメーテル



●7・8 重力の底の墓場 前編・後編
重力の底に落ち、前に事故った列車とぶつかって停まる
2日しか経っていないのに乗客はみな白骨化している




時間を進めたのはリューズ
メーテルとは知り合い?
鉄郎は連れて行かれるが助けてくれないメーテル

リューズの星に行くと白骨だらけ
みんなリューズの願いを拒んだため

リューズ:
宇宙に神はいない
万物の真理と時の流れがあるだけ

リューズの部屋は全宇宙の時間を司っている
リューズは自分とここで暮らしてくれるなら
これまで殺した機械人間の身体をあげると言う




500年前、男爵の愛欲しさに機械の身体になったが
デザインが古くなると捨てられ、時間を操る能力を得た

自由と引き換えでなく、自力でもらうと拒む鉄郎を見て
自分にもそんな信念があればと鉄郎を999に返す

リューズ:いつかメーテルのために自由を失うことになるわ



●9・10 トレーダー分岐点 前編・後編
ローカル線に乗り換える場所で、たくさんの列車が行き交う
(大地くんなら全部に乗りたいだろうねw

レストランで10倍の値段を出して
合成じゃない本物のラーメンとご飯を食べる
(このアニメで一番美味しそうなのはラーメン

ガラス張りの外には水しか飲めずお腹を空かせた人々が集まり、食欲をなくしてホテルへ
(毎回、食品ロスシーンが気になる・・・

大嫌いなお風呂に入らされる

やっと見つけた中華屋でラーメンを食べ
女性に奢ると、次々と空腹の人が押し寄せ
銀河鉄道から毎回もらう金貨がなくなり追われる
女性に助けられ、そのまま野の花列車に乗せられる

花子は出稼ぎに出てから何十年ぶりに帰省して
鉄郎を婿だと両親に紹介すると大喜びする両親
結婚式にいるのは花子と両親だけで狐につままれたような鉄郎




メーテルが野の花列車に乗せてくれて999に間に合う

メーテル:
花子さんは悪い人じゃない
ただ、生きるのに精一杯で恋人が出来なかっただけよ



●11 不定形惑星ヌルーバ

メーテル:
宇宙にはいろんな星があるけれど
宇宙全体を見た人はいないわ

不定形のヌルーバ兄妹はメーテルと鉄郎の型をとり
なりすまして999に乗ろうとしてバレる




懲らしめていると父親が助けてやってくれと頼む

父:
形あるものは、いつか崩れて老いさらばえてゆく
形がなければ、変な差別もされずに済むというのに


ヌルーバは自殺の名所でもあり
若く美しいカップルが、ずっと若いまま、一緒にいたいという想いで
身投げをするのを見る

ナレ:鏡を見て嘆く必要などないと鉄郎は思う



●12・13 化石の戦士 前編・後編
線路に置き石(!)があり999は転覆
(未来的なことと、今っぽいことが混ざってて可笑しい

外はとてもリアルな人の彫刻だらけ
列車妨害をした男は鉄郎のパスをとり
石となったリージャを元に戻すため999に乗るという
鉄郎は背中に派手な切り傷を負う




メーテルが鉄郎を医務室に運び
医療は20世紀と同じだと
サーベルで切られた背中を麻酔もなしに針ですごい雑に縫ってる!
医務室はあっても、医者がいないって意味ない・・・

パスを持っている者が乗客になるルールで鉄郎は降りてくれと車掌に言われる
これも酷いルール でも後で変わるんだよね フシギ

以前は地球と似た星だったのに
化石化ガス雲に覆われ、みな化石と化してしまった

また化石泥棒がリージャを盗もうとして、男は捕まる
そこにまた化石化ガス雲が近づいて来る

泥棒をやっつけ、2人は決闘するが
男はわざと撃たれてパスを返し、リージャを隣りに持ってきて
もし石から戻せる方法を見つけたらみんなを助けてくれと言って雲に飲まれる




毎回、鉄郎たちが列車に戻るのがギリギリになるからハラハラする



●14 二重惑星のラーラ
2つの星が雨で繋がっているように見える完全機械化の星
脳以外すべて機械って素子みたい

レストランに入ると生身の人間はバカにされ
メーテルは皮を剥がされそうになり
機械伯爵に殺された母を思い出し、全員を撃ち殺してしまう鉄郎

医者のラーラに轢かれて、助けると思いきや
機械の身体に飽きたから鉄郎の心と入れ替わるという





家に火をつけ、鉄郎を救うメーテル
ラーラは相棒の男の心とメーテルの心も入れ替えようとする
メーテルは最強の銃で脅し、鉄郎の心を戻させる

遅れて999に乗ったメーテル
その後、機械惑星は破壊される
メーテルの正体はなにかと気になる鉄郎

黒騎士の私有星に落ちてしまう鉄郎
ここをパラダイスにしようと不動産屋(!)から買ったら
騙されて暗黒に包まれ、誰も来ず、友だちになってくれと頼む騎士

断ると宇宙銛を投げ、メーテルの腹に突き刺さる
「お前には重要な使命がある」とまた謎の声がする

騎士を撃つと、機械人間になるためお金が尽きて
身体はサンマやパイナップルの空き缶でできてる!

999に戻ると、メーテルが無傷で座っている
暗黒のガスが見せたウソの映像だと説明して納得する鉄郎



●15 水の国のベートーベン
水中を抜けると自然あふれる星
自然に反するものは作らないルール

メーテル:これが地球でとっくの昔に滅びてしまった自然の姿よ

昔ながらの民宿に泊まる
女将に機械の身体をもらいに行くと話すと
女将:今の若い者は自分にけして満足しようとしないんですから

露天風呂に一緒に入り
鉄郎:メーテルはお母さんみたいだ

そこにパスを盗もうと山賊が出たと思ったら
宿の息子で、大作曲家になりたいと夢を話す
「いつか999に乗るんだ!」とピアノを弾く





●16 蛍の街
見た目は美しいが貧富の差が激しい蛍の星
都会的な街のホテルに泊まる鉄郎ら

洗濯物があればやるという女性
靴の代わりに藁?を履いているのを見て
金貨をあげると「お恵みは要らない」と拒む

その後、アパートに来てくれと頼むフライア

ボロなアパートを訪ねると、マンガ映画の演出家になるのが夢だと話す
たった一人の友だちだった猫の物語の絵コンテを気に入ったら買って欲しいと言う

停電になり、蛍のように光るフライア




フライア:
見ないで!
この星では光の良し悪しで美しさが決まるの
私のぶちは一番醜い
産まれて一生が決まってしまう

だから、才能を磨くの

外で全身が輝く男に光らない鉄郎は虫けらのように言われて

鉄郎:こんな星、一度むちゃくちゃになってやり直ししなくちゃダメなんだ!

メーテル:ここは見かけだけにこだわる虚栄の星よ

翌日、フライアが来て、金貨2枚を払い、絵コンテも返す
鉄郎:映画が完成したら、宇宙のどこかで見させてもらうよ
感激して額にキスされてメロメロになる鉄郎

駅まで見送りに来たフライアを突き飛ばす昨日の男
鉄郎は決闘しようというが慌てて逃げ腰になる

メーテル:可哀想に 見栄だけで宇宙にでたら、すぐに死ぬわ

フライアは鉄郎ソックリの木彫り人形をくれる

ナレ:
その後、フライアの映画はいろんな星で上映され
その冒頭に鉄郎の友情と勇気に捧ぐと書いたが
鉄郎がそれを観たかは誰も知らない



●17 装甲惑星
装甲惑星はすべて装甲でできたテクノロジーがすぐれた星だったが、今は寂れてしまったという
緑がキレイな草原に飛ぶ装甲昆虫は、鉄をも貫通し、
鉄郎をかばったメーテルの身体を突き抜ける

10km先に医者がいると列車が教え、探しに行く鉄郎

また謎の男の声:
お前には鉄郎を守る使命がある
死なせはしない


メーテルの身体が光る

せっかく医師を見つけたのに、老衰で死にかけている上、直せるのは装甲のみ
息子のヌータルは、植物だけになってしまう前に鉄郎を生贄に捧げようと言う




崖に追い詰められるとメーテルが助けてくれる
車掌さんが別の医者を見つけてくれたと言い、すっかり元気

この星が滅んだのは、弱肉強食をなくそうとすべて装甲にしたら
エサがなくなり、生贄が必要になった

鉄郎:弱いものを食べる自然の法則に逆らわずに生きる方法はないのかい?

メーテル:私にはわからないわ

(みんな植物性のものを食べればいいのに



●18 泥のメーテル
雨の都では、星ができて以来ずっと雨
1日で大木が育つ植物にとっては天国

メーテルは外出し、知らない女性に電話で呼ばれて
近づいてはいけないと言われた泥の池、雨の都のスラム街に吸い込まれる

メーテルと名乗る女性の泡の家で目覚める
「一緒に暮らしてくれ」と言われて断って逃げると
「地面から200mも下だから圧力で潰されるわ」

テレビをつけると
「尋ね人の鉄郎を見つけたら、999はなんでも望みを聞く」と言い
メーテルはここを出る決心をする

泥が吸い上げられ、金持ちの家の材料となるという
メーテルの望みは、999のパスと鉄郎




列車に乗り、しばらくすると泥の粉になって崩れてしまう
産まれてからずっと泥の中で暮らしていたから、地上の乾燥に耐えられなかった



●19 ざんげの星
どこもかしこもピカピカにキレイな星
空気を汚すからクルマも禁止

車掌さんは休暇をもらって喜ぶが、暴漢に襲われて貴重品を盜まれる
一緒のホテルに誘うメーテルら

電話で呼ばれて、地下で記憶を消されそうになる
完璧にキレイで安全なのが売りの観光業がダメになるという理由




車掌は風呂に入っているところを暗殺者に見られ
服を脱ぐと中身がないため失神し、事情を聞き出す

危うく殺されそうになるところを救ってくれる車掌さん

ナレ:
もし聖人ばかりの世界があるもしたら
そこは多分地獄という名で呼ばれるだろう
80年間座禅した修行僧がそう日記に書き残している

(たまにナレが名言みたいなことを言うけど
 実在のものなのか、今作のフィクションなのか分からないんだよね



●20 プロフェッショナル魂

メーテル:
思い出に浸る星で、気が滅入る
目が合ったら破壊するのよ

ホテルには、機械人間のプロフェッショナルばかり
永遠にマンガを描く者、銃を作り続ける者

鉄郎は、男と目が合い、連れて行かれる
縛り首のプロを撃ち殺したのは早撃ちのプロ




鉄郎に何度も何度も早撃ちの訓練をさせるため
メーテルは已む無く決闘して撃ち殺す

メーテル:
殺したくはなかった
でもそうしなければ、鉄郎が死んでも訓練させたでしょう
ここにたどり着く人はみな戦いに疲れ、仕事に疲れて、人生の終着駅みたいな星

プロの爆破技師が自爆して列車が停まる
どこかに爆弾を仕掛けたと言う
その車両だけ外すと、間もなく爆発する

メーテル:信念に基づいて、自分の選んだ道を歩んでいることだけは立派だわ



●21 枯葉の墓標
中が二重構造の星
ピンクのビキニになって空の牧場を泳ぐメーテル

重力がなく、丸くなった牛がいる
星全体が食肉工場のようで、輸出しているため、みな困らない

牛泥棒と呼ばれて、星から飛ばされそうになる鉄郎

次は枯れ葉が漂う星
かつては緑が生い茂っていたが、枯れて
今は枯れ葉だけが軌道を回っている

木製の機械人間・森木が乗ってきて親しくなる
電気キノコは感電するから危険だと教える





電気キノコがコントロール室に入り、列車が動かなくなる
森木は、鉄郎の夢を叶えるために犠牲になる

木製の身体が燃え尽きると残ったのは小さな機械だけ

森木:
死んだらカバンの中身をあげるよ
僕はこれでいいんだ

カバンには絵の具と自画像(松本零士さん?!

鉄郎:
機械の身体をもらう僕になぜこんなものをくれたんだろう
自分の星が滅んだら、引っ越せばよかったのに
僕には分からないや

ナレ:
いつか宇宙が年老いて、形あるものは死に絶えるという
その時、機械の身体を持ったヒトはどうなるのだろうか
でも、そんなことを考えず、その日その日を楽しく送っているヒトもいる



●22 海賊船クィーン・エメラルダス
一流の盗賊が出る場所のため、意思をもった戦闘装甲車を連結
もう海賊船が現れる(宇宙なのに海賊船なのね

999に外が見える穴があるって!
ブラックホール砲は物質化させ消滅させるが
あっという間にコントロールルームもブラックホール砲もやられ
クイーン・エメラルダスの声がする

メーテル:海賊の目的は私よ

ドクロマークの海賊惑星ジュエルに向かう
乗客は降ろされ、メーテルと鉄郎だけが船内に上げられる

サーベルを投げ、今日こそ決着をつけてやる、と2人の決闘となる
下に落ちたメーテルを引き上げ
機械の身体からメーテルの生身の身体に魂を移すという

船内の奥に眠る本物のエメラルダス
最初のはアンドロイド

昔、一緒にサーベルの腕を競ったことがあり
寝室にメーテルとの写真もある





手術室への扉を開けるエメラルダス
メーテルはアンドロイドのマントを剥がすと
「機械の身体を見ないで!」
脳を撃ち抜く鉄郎

メーテル:(エメラルダスに)会いたい!

エメラルダス:
もう永遠に会えないかも
旅の安全を祈っています

メーテル:
たとえ病に侵されても、私より幸せね
宇宙という海を自由に旅している
私は定められた銀河鉄道のレールの上をひたすら旅する
そして、死ぬことも出来ない




●23 原始惑星の女王
ケンカ別れの星では、昔から自然派と科学派に意見が分かれ、星を半分にしてしまった
残っているのは自然派
(引力とかどーなってるの!?

39度、不快指数200%のため、水着姿のメーテル
昔は地球のような自然だったが、今は四季もない

太鼓の音がして、棍棒で殴られ、地下に閉じ込められ
目だらけの身体の宇宙人とともに
命が欲しいと言い、崖から鉄郎を吊るすメーテル





化け物は、昔は人間だったが、洞窟で暮らすうちに退化した姿
鉄郎はメーテルの仕掛けで助かり
女王にされたメーテルが今度は食べれそうになるが
火山が爆発し、999に間に合い、星は崩壊する



●24 次元航海惑星
宇宙地図にない星に不時着する999
エゴテリーナは他の次元から来て星を破壊

メーテル、鉄郎、車掌を宮殿に招き、極上の料理を振る舞うが
鉄郎の食べ方が汚いからと、明朝ギロチンにかける!とすぐ気が変わる

鉄郎は隙間から抜け出し、機関室を破壊して999に戻る

メーテルはエゴテリーナと戦って勝ち
「恥を晒すくらいなら殺して!」という願いを断る




ナレ:
永遠に変わらないものなどない
ずっと栄えるものはないとメーテルは言う



●25 鋼鉄天使
いきなり砲弾を浴びせられ、排ガスで真っ黒な星に降りる
星全体が工場で何百年も休みなく動き続けている

砲弾を浴びせた青年がさらし者にされている
子どもの頃から工場にいるから
子どもが武器を作るのも簡単だという

鉄郎が「褒めてやりたいくらいだよ」と言ったのを聞いて怒り
ホテルを爆破する女性工員

女性工員:
生産、生産で明け暮れることがどうして素晴らしいの!?
汚れるのをそのままにして
この星の破滅に繋がっていることをみんな知らないのよ!


工員:
全宇宙に売っているから、お客様に失礼があってはならない
彼女は厳罰に処しますから
処刑を見に来てください と明るく謝る

女性工員:
ペコペコして、他の星のゴミまで背負いこんで
汚い星と嫌味を言われても
なぜまだモノを作り続ける必要があるのさ


メーテルと鉄郎は、銃殺を止める
女性の仲間が護送車から助ける

鉄郎:モノを作るのはいいけど、もっと人間を大事にしてもらいたいよ

女性と仲間が999をトレインジャックする

女性工員:
胸を張ってモノを作れる星を見つけるんです!
空を汚さなくても立派なモノを作れる星へ




パスのない者は次の駅で降りてもらうと頑固な車掌
メーテルは工員たちに銀河鉄道特別回数券(!)を渡す



●26 白骨の歌
フロントで物売りを相手にしないよう言われるが
メーテルが出掛けている間に卵売りのホロホロを部屋に入れる鉄郎

たくさん売って、貧乏は嫌だと隣の星に去った恋人を呼び戻すという
マントを脱ぐと骸骨で、メーテルが銃で出て行けと言うと窓から去る




レストランで元恋人がカレシを連れて
ホロホロの悪口を言うのに怒る鉄郎

ホロホロは鉄郎の格好をして忍び込み
元恋人とカレシを撃ち殺して逃げる
鉄郎は殺人犯として手配される

999に乗れば、その星の警察は追えないと逃げる鉄郎
恨みで骸骨になっても生きてるってどういうこと?!



●27 雪の都の鬼子母神
常に雪が降る5連の星
鉄郎:雪は母を思い出すからイヤだな

雪の下に街があり、うどん屋を見つけて飛び込むとアイスのうどん

穴から落ちて、とても貧しい町で少女ユキに会い
ビスケットの欠片をあげると喜んで食べて、家に誘われる

この下にはさらに貧しい町があるという
寒さで倒れる鉄郎

ユキの母は、鉄郎を焼いて食べようとするが
ユキにビスケットをくれたと分かると解放してくれる





●28 かげろう星の文豪
ヒトのいないはずの星で、バリアを外した途端、石が投げ込まれ
調べに行くと、丸い住宅があり、落とし穴にかかるメーテルら

作家の家で、長ーーく伸びた白髪の上に座る2人
石を投げたのはこの老人
孤独を求めて30年 それを妨げたから列車を止めた
でも、メーテルに一目惚れして、鉄郎を置いて逃げてしまい、999も出発してしまう




列車の中で目覚めるメーテル
老人は鉄郎のパスで乗っている

人数と年齢が合わない客がいるとコントロール室が報告し
規則により名前が違うとダメだという

(前はパスを持ってるなら誰でも乗れたのに、いつの間に変わったの?
 パスを持っているだけで誰でも乗れるなら、盗まれ放題になるよね

鉄郎を迎えに行くと、去るなら殺すと銃を向ける老人
メーテル:本当の私を見て決めて下さい
と服の中を見せると腰を抜かす老人

列車の中で
メーテル:鉄郎も私の本当の姿を見たい?
鉄郎:そばにいてくれるだけでいいよ



●29 サケザン大陸
出た、サケザン!!
ジャングルに住むこの星の王者

湖の水は赤痢になるから、猿に酒をもらう
サケザンが猿に言葉を教え、酒を飲まないといけないルール

酒にうるさいだけあって美味しいと飲んでいると
勝手に飲むのは許さないと怒り
メーテルの美しさを気に入り、連れて行ってしまうサケザン

牢屋に入れられた鉄郎をライザが助けてくれる
以前、ここに不時着し、一人助かったライザはサケザンと暮らしていたが
メーテルに夢中だから、自分を遭難者として999に乗せてくれと言う




いったん逃してもらうが、サケザンと戦い
勇気を認められて鉄郎らを列車に返してくれる

ライザはサケザンのもとに戻り
最後たくさんのサルが一緒に手を振ってて可愛いw




コメント

アニメ『銀河鉄道999』 30~57話

2020-07-19 12:17:34 | マンガ&アニメ
アニメ『銀河鉄道999』 1~29話


●30 幽霊世界のフィラメント
フィラメント星は、地球に似て、自然があり、貧富の差があったが
ある日、太陽に飲み込まれて爆発した
(あれ? まだ太陽系内の話?

鉄郎は999に似た列車に霊がたくさん乗ったのを見てから寒気がひどくなる
トイレに行くと幽霊の集団に捕まり
女の霊が「息子のために鉄郎を連れて行く」という





列車が停まり、助っ人の宇宙船団が来るが警備隊はヤラれる

鉄郎を乗せて1車両が元フィラメント星があったあたりに入る
そこは星に住んでいた人々の魂が集まる場所
メーテルですらどうにもできない
999もエネルギーを吸い取られて動けない

もう少しで999のパスが買えるはずだったのに
急に星が爆発してしまったため願いが叶わなかった親子

母は息子を鉄郎に乗り移らせて
機械の身体をもらう旅をさせようとするが、息子はやめる
夢と希望がいっぱいあった自分と同じ心が鉄郎にもあったから

車両は戻される
鉄郎は機械の身体になることが果たして幸せなのかとまた考える



●31 怒髪星
999は銀河系とアンドロメダの星雲の中間を走る
ケンカが絶えない町に紛れて
機械伯爵の仇をうとうとする機械公爵に命令された悪党が鉄郎らを殺そうと企む

暑くて水着に着替えるメーテルに見とれる車掌さん
999は高い場所に停車し、鉄郎らだけが降ろされる

着いていきなり難癖をつけられて殴られ
暗殺者に狙われるが、豆腐屋の家族に介抱される
そこに暗殺者が現れ、迷惑がかからないよう去る鉄郎




メーテルが暗殺者を殺し、2人は無事列車に戻る

メーテル:
あけっぴろげで、陽気にケンカして、笑って
もしかしたら宇宙で一番幸せな星かもしれないわ

ナレ:
リビングストーンは「怒りたい時に怒れないのが人間の最大の弱点だ」と書き残している



●32 停時空間のかじられ星
宇宙戦士エドモンドと食事をともにする
50年ぶりに帰郷するのをとても楽しみにしている

甘い甘い星は、子どもの頃は昔の地球のように自然にあふれた素晴らしい星だったが
30年前に「かじられ星」と名前が変わり
すっかり荒廃してショックを受ける




ここの星の土は美味しいため、よその星から宇宙船が来て
大量に土地が売り買いされたため
あちこちかじられたようになってしまった

巨大な宇宙船が来て、巨大なバキュームで土地を大量に吸い取り
莫大な金貨を政府高官に支払って去る


そこにエドモンドが現れ、こんなことは許さない!と銃を向ける

政府高官:こんなに金貨で豊かになったんだぞ

国家反逆罪だと捕まえると、メーテルが止め、金貨を燃やす
政府高官:やめろ! 死刑にされてしまう

金貨強盗にやられたことにして、エドモンドを釈放する

列車に戻る3人

エドモンド:
鉄郎は故郷は悲しい思い出だらけだと言ったが、故郷があるだけマシだ
いや、オレを温かく迎えてくれる第2の故郷を見つけてみせる

ナレ:
その後まもなく、かじられ星はかじり尽くされて消えた
エドモンドがどこに行ったか、鉄郎は知らない

今作の物語が大体悲しいのは
ヒトが地球を離れて移住した星々だからかも
宇宙を旅しているけれども、宇宙人の話じゃないことに改めて気づいた



●33 ウラトレスのネジの山
星に近づくとたくさんのネジが当たる
ネジだけを作って他の星に売っているため、空も地面もネジ

ネジのホテルに泊まると、ネジ台風の予報が出て
目の前のピラミッド型のネジ山が崩れ
高い津波となって町を飲み込み、鉄郎らも飛ばされる

メーテルは列車に戻るが、鉄郎は親切にしてあげた女性ラセに気に入られ
一生ここで暮らすんだとパスを捨てられ、閉じ込められる

ラセ:
生まれてからずっとネジばかり作って
自分もネジの1つのように感じていたが
鉄郎に初めて人間扱いされて嬉しかった


夕飯を買いに行くと出ていくラセ
鉄郎は部屋から抜け出すが、ネジの雨が降ってくる

ラセはパスを探しにネジ山に行き、パスを返し、機械の身体を見せる
ラセ:私も機械の身体に憧れたが、そのお陰で借金返済が出来ず、一生ネジを作るハメになった

ラセは絶望し、崖から飛び降りようとするのを止めるメーテル

メーテル:999が故障した原因はたった1本のネジ それを作って欲しい
ラセ:規格品しか作れないわ
鉄郎:君なら出来るよ!




ラセはネジを作り、999は動く
鉄郎:これからは生き甲斐を持って作れるね

ナレ:この宇宙もそうした汗の結晶でできているのだと鉄郎は思った

列車を救うほどのネジだから、借金を返済できるほどの報酬をあげても良かったのでは?と思っちゃった



●34・35 プレーテッド・シティの魔女 前編・後編
すべてが金色の星
ホテルもヒトも金色で、金色じゃない鉄郎らは差別を受ける

鉄郎は少年ホイールロックに殴られてスーツケースを奪われる
機械の身体のため、下水道にいると錆びてしまうという

(これまでいろいろあって、スーツケースやコスモガンを列車に持ち帰ってない時もあったよね




恋人の名前がゴールドメッキ?w
ロックの身体が金色でないため、家族に玄関払いされ
スーツケースを売ってメッキにしてもらうという

スーツケースからメーテルの父の声がする
ロックに後ろから殴られて気を失う鉄郎

ロックの母:金ピカになるより、どうしてこんな偽物の世界を変えようと思わないの?

鉄郎:こんなに金ピカなのが本当にキレイだと思うのかい?
蛍の星のフライヤーの話をする

ロック:母は反乱分子のためいつも公安隊に追われている
鉄郎:なぜ一緒に習慣を変えようとしないんだ!
ロック:変えられるわけないじゃないか!

公安隊に殺された母の死体が流れてくる

999は定刻に発車したのを見て、ロックと一緒に戦うと約束する鉄郎
反乱分子の仲間は全滅

メッキ塔の最上階にある機械を破壊しようとして女王に捕まるロック
女王:この千年で私に歯向かったのはあなただけなのは褒めてあげるわ




女王を撃つ鉄郎
たちまち金メッキは剥がれ、夜と昼の世界になり戸惑う人々
ロックは恋人と「これからはみんな同じだ」と抱き合う

メーテルが宇宙船に乗って鉄郎を列車に戻す
時間の遅れを取り戻すため999はスピードを上げる
(最初からその手があるじゃん

やっぱりメーテルは特別な存在なんだな
これまではぼんやり、タダで機械の身体にする星に行くと言っていたけど
鉄郎が終着駅アンドロメダ星を目指していると
この回で初めてハッキリ言っている



●36 大酋長サイクロプロス
ゴーストコロニーは、ヒトがいない人工惑星のはずが、生命反応があり調べるメーテルら
ドクターサイクロプスとソックリのクローンが
昔の地球ソックリの町にたくさん住んでいる




サイクロプスはクローンの細胞を取りすぎたせいもあって病気で先が短い
最後にメーテルにこのコロニーが最高のものだと認めてもらい
満足して、惑星ごと破壊してしまう

メーテル:
完璧な人工惑星を作ったのに、ネジ1つの誤りで地球からの移住者がみな死に
誰も彼を信用しなくなったため
自分のクローンを作り、安全に住める星を作って認めて欲しかったのね

サイクロプスは鉄郎にこれまでの日記を渡した

鉄郎:信用が大事だってことが分かったよ
読み終わった日記は、約束通り、宇宙に1枚ずつ破って捨てる



●37 ミーくんの命の館
ここに来るとみな気持ちが沈んでブラインドをおろしてしまうが
いつもと変わらず元気な鉄郎は、花畑と動物がたくさんいて、とてもいい星だという

猫を抱いて一人の女性が降り、泣いているのが気になる
ホテルでジュースを買いに出ると、廊下に大きなトラやヘビがいて慌てて戻る

夜中はずっとあらゆる動物の悲しい鳴き声で眠れない

メーテルはどこかに行って、翌朝、たくさんの動物たちと戻ってくる




女性:
みんなこの星を死んだ動物たちの魂が安らかに暮らせる場所だと思っている
私もその一人 トラ猫のミーくんと呼ばれて、少年と仲良く暮らしていた
(猫村さんみたい

ある日、命を終えて、ご主人は立派なお墓を作り、いつまでも泣いてくれた
私はご主人と死に別れた動物たちを連れて来る役目を引き受けた
子どもたちが、動物はミーくんの命の館で幸せに暮らしていると安心できるために

鉄郎:あんな星があると思うと、犬や猫と死に別れてもいくらか心が休まるよ

列車が離れると星は消える
メーテル:あの星は人の心の中にあるともいうわ



●38 卑怯者の長老帝国
999の車両がバラバラになり、メーテルらの乗った車両だけが引力に引き寄せられる
本部からの救援も爆発された
ここではなんでも独裁者ベルムカデ大統領次第





地下深くにある宮殿に呼ばれ
鉄郎には機械の身体をやるから
生身の身体を売ってくれ、と乗り移るつもり
それを止める息子パスカル

3年ぶりに息子が帰り喜ぶが
この星の住民はベルムカデが人を信用できないため皆殺しにしたと言う

本部から無敵の助けが来て、自分の飛行艇に乗ろうとするが
2人乗りのため、メーテルらを隔離し、歯向かう息子まで撃つ

妻も同様に殺し、自殺に見せかけたと白状する
それでも父なんだと、鉄郎らを逃がすパスカル

星は破壊され
パスカル:父上と2人きりで過ごすのは生まれて初めてですね と笑う



●39 霧の都のカスミ
2つの星が繋がっている霧の星
淡い光にも弱く、夜にならないと出てこない人々
ホテルは立派だが、すぐに穴が開く

宇宙一美しい人々が住む
カゲロウとカスミのカップルは、鉄郎のスーツケースなどを盗み
銃で撃つが小石を投げられたほどの威力しかない
ケースの重さで倒れて、逃げていく




パスはニセモノとすり替えられている
メーテル:列車に乗っても、衝撃で死んでしまうわ

カゲロウとカスミは普通の身体になって
幸せに生きていくことを夢見て、先に列車に乗る

メーテルらは入場券で入る
切符を切る?って旧式な/驚
入場券で列車に乗ると死刑!

カゲロウとカスミは、床下で心臓麻痺を起こして死んでいる
花とともにカプセルに入れて宇宙葬をする

メーテル:
夢や勇気があっても、一生牢獄のような星で
一生を終えなければならない人たちもいる



●40・41 球状住宅団の大酋長 前編・後編
丸い家に住む人々 ここも貧富の差が大きい
メーテルが大酋長にさらわれる

これまでも同じことが繰り返されてきたが
みな大酋長の間借り人だから逆らえない

鉄郎は地面を蹴って大酋長の大きな家まで飛んで行こうとすると
家ごとの引力に引かれてある家に飛び込む
そこでは鉄郎ソックリな男・鉄五郎がラーメンを食べていてビックリする2人





彼も恋人サクラを奪われ、大酋長に復讐しようとしていたがバレて追われる2人
メーテルの声におびき寄せられ撃たれる鉄郎

メーテルは秘密を握られ、大酋長の側妻として囚われている
鉄五郎はサクラの墓を見つけて泣く




鉄五郎は城にダイナマイトを仕掛けて爆破
機械の大酋長の頭を宇宙に蹴り、王冠をかぶると
人々を解放するはずが急に支配者に気が変わってしまう

威張って、また訪ねてこいと言う鉄五郎に
メーテル:あなたがその時まで大酋長でいられたらね

鉄郎:どんな秘密があるんだい?
メーテル:あなたにもいつか話すわ

ナレ:
小さな球状住団のようなところは宇宙に無数にある
そんな所を支配して何になるんだと鉄郎は思った

(王冠をかぶった途端、支配者になるって、ヒトの権力欲てコワイ



●42 フイメールの思い出
車掌さんは、車掌になる前、恋人のマーベラスと約束したことを思い出す
自分は車掌になってお金を貯める
マーベラスは学んで技師?になる





フィメールは「思い出の顔」星出身で
他の星で散々勉強してようやく帰るところ
マーベラスと声が似ていて喜ぶ車掌

列車は脱線し、フィメールは車掌や鉄郎を侮辱しまくる
車掌はついにフィメールを殴り、脱線させた機械を没収
もし通報したら死刑になるが黙っている

マーベラスは苦労して金しか信じなくなり
お金を貯めずに夢を追う車掌に愛想が尽きる


車掌:
胸の中の思い出は自分だけのもの
あの人はマーベラスなんかじゃない と言い聞かせる

理解できない鉄郎に
メーテルは、鉄郎が恋もせずに機械の身体になることが幸せなのかと憂う

ナレ:
思い出は心の中にあるもう一つの宇宙だ
その人が死ねば、その人とともにある
誰にも触れることは出来ない



●43 嵐が丘のキラ
小説のように激しい風が常に吹き荒れている星
靴屋の父を手伝う少年キラは、星を出たいと夢見るも、父は病気





鉄郎のパスが盗まれ、キラが犯人だと家まで行き
父親に話すと証拠がないと言われて諦める

翌日、列車に乗っていたのは、父親のほう
父親:自分が一緒だと息子の夢の妨げになるからいないほうがいいんだ

父を連れ戻すキラ

メーテル:
キラを見れば、父がいい人だと分かる
お父さんを大事にしてあげてね

キラ:僕も一生懸命働いて、自分で列車に乗ってみせるよ

「子は親の鑑」という言葉にやけに感心する車掌

鉄郎:僕は自分の力でパスを買ったんじゃない・・・

メーテル:
あなたには大きな役割があるのよ
私を連れてってくれるという
胸を張りなさい



●44・45 ワルキューレの空間騎行 前編・後編
枯れ木しかない星
プライダーは自作の曲を聴かせて手を出し
鉄郎が「物乞い」と言ったため怒る

プライダー:いつか全宇宙に名を轟かせるからな

レストランで働くアリスは、プライダーからお金を貸してくれと言われて
全財産を渡すのを見て止める鉄郎
彼の夢が叶う助けになれればいいと言って
内職の薔薇を渡して欲しいと鉄郎に頼む

鉄郎:
人を踏み台にまでして夢を叶えようとは思わないよ
アリスさんが辛い時、この花を見て元気を出してくれって言ってたよ とバラを渡す
(意外と簡単に乗れるものなんだな




ワルキューレという宇宙を駆ける魔女に追われ
列車は急停止し、3人の姉妹が入って来て
散々バカにした挙げ句、母船にメーテルらを連れて行き
母ワルキューレにペットとして飼っていいかと聞く





999は軌道に戻し行ってしまう

ワルキューレ:
白骨の漂う空間が一番心休まる
1時間で鉄郎らもああなる

3人の姉妹はアンドロイド
本当の娘たちは人間に意味なく殺されてしまった
それから母は人間を憎み、この世から全員消してしまおうとしている

みなを列車に戻すワルキューレ

鉄郎:人間て、どうして傷つけ合わなきゃ生きていけないんだい?



●46 エルアラメインの歌声
図書室にいる男性客ナンミが、第2の故郷はエルアラメインにすると決めるが
999が停まらないと聞き、停まらないと爆破すると脅す

ナンミの星は10年間も戦争をしていて、市民はもう逃げる場所がなく
有り金全部をもらい、第2の故郷を探して呼び寄せると誓ったと話す

どこまでも荒野の星に戦車の残骸が残り
ナンミはここでゼロから作り直そうと決める

メーテル:戦って、戦って、生きているものはすべて死んだわ

メーテルらの生命反応で戦車が動き攻撃してくる
メーテルは生命反応を消すために鉄郎を撃ち、自分も撃つ




列車で意識が戻る鉄郎 生命反応を消すため、仮死状態にしたというメーテル
ナンミは自由に住める星を夢見ながら亡くなる



●47・48 永久戦斗実験室 前編・後編(この話も印象深い
荒れ地だが観光に力を入れている星
食事をしながら本物の戦争が見られるのが売り

戦っているのはコンバットモルモット
かつてローマ帝国で殺し合うために訓練された男たちのように訓練された
他の星から総統が連れてこさせた奴隷たち

ゼタはみんなで力を合わせて総統を倒す計画のリーダーになってくれと頼まれる
ゼタは断り、ホテルに侵入する
ホテルのアナウンス:見つけたら、射殺するのもご自由に





ゼタは鉄郎らの部屋に来る
メーテルは彼の傷を手当して戦場に戻す

ゼタはこれまで死んだ仲間の墓標を見せる
鉄郎の身の上を知り、それでも前を向く姿を見て
反乱軍に加わり、総統を倒すと誓う

兵のスパイは総統に反乱の動きを告げて999のパスをもらう
反乱軍を待ち伏せて皆殺しにする様を観光客に高値で売ろうとする総統

ゼタに教えに行く鉄郎
ゼタはそのまま進んで、総攻撃を受ける

身近な仲間がスパイと分かるが、彼も騙されて殺される
ゼタも撃たれ、鉄郎に会えて良かったと言って死ぬ

一人で仇を討とうとする鉄郎を止めるメーテル
メーテル:第2、第3のゼタが現れ、いつかきっと勝利を勝ち取るはずよ



●49 これからの星
江戸っ子のような気質の人々が住む明日の星
旅館の夫婦も親切だけれども怪しむ鉄郎




急に窓を板でふさがれ、突発性台風で家ごと吹き飛ばされる
パスやトランクも吹き飛ばされ、旅館の夫婦を疑う鉄郎

パスが悪用されないよう駅前の階段で途方に暮れていると
ラーメンを持ってきてる老夫婦

鉄郎:みんなだってボロ屋ばかりなのに… と泣いて食べて
町の人を疑ったことを反省する

メーテル:もしパスが見つからなかったらこの町で一緒に暮らさない?
鉄郎:僕は絶対に機械の体になるんだ!

発車20分前の汽笛が鳴り
夫婦がすべて持ってきてくれる
あちこち飛び散ったのを町の人総出で探してくれたという

鉄郎:どうしてパスを盗まなかったんたい?

夫婦:
働けば手に入る
ここには人の持っているモノを羨ましがる人は一人もいません
この星も昔は草も木もなかったけど
働いてここまでにしたんだもの

メーテル:
ここは、これからの星
自分の未来を信じている者は
人のモノを羨ましく思ったりしない


この話好きだなあ!



●50 亡霊トンネル
音がすべて反響する真っ暗なトンネル
過去に何度もレールから外れる事件が起きている

列車が急停車し、周りを金属の球体で囲まれて、外部との通信も出来ない
イローゼという美女が現れ、鉄郎に「一緒に来て私と遊んで」と言う




断ると球体が圧縮し、列車の空間バリアをもろともせず
潰されそうになり、仕方なく行くことにする

球体のひとつが部屋で、ベアリングのコーヒーを出され
自分は元の人間の心を持つアンドロイドだと言う
パスを盗り、エッシャーの絵のような階段だらけの場所で追いかけっこ

パスは返してくれるが、球体でまた列車を圧縮して遊ぶ
怒った鉄郎はアンドロイドを壊して球体を戻して列車に戻る

メーテル:
アンドロイドはまた自分を直して同じことを繰り返すわ
元の人間がとても意地悪で自殺したけれども
その心は永遠に残っているの



●51・52 透明海のアルテミス 前編・後編
障害物があり、また急停止する999
波動砲ミサイルで砕いて発車すると
砕かれた障害物が流れて
「来ないで この先にはお母さんがいる」と訴えている

同情した鉄郎は列車に頼むが、避けることは規則で出来ないと言われる
前方にモヤモヤした物体があり、頭から突っ込んで停まる

他にも飛行艇がたくさん埋まっている
星から赤ちゃんがどんどん産まれて宇宙に飛び出すのを見る

鉄道管理局:もっと強力な衝動波で星を破壊しなければ999を救えない
車掌が頼むと10分だけ待つが、時間が来たら自動発射するという

古めかしい飛行体が衝突し、中から女性アルテミスが滑り出て、星をお母さんと呼ぶ

アルテミスは母の反対を押し切って星を飛び出し
機械の体を得たが、その代償にずっと働き詰めで
たった2年半でボロボロになり、スクラップルームに捨てられ
ロケットで脱出したが、母星に着いて命尽きてしまう
母の星の中に沈んでいくアルテミス





鉄道警備局から振動波が発射される
どうにもならないと知り、星の上で鉄郎が泣いていると

星の声:
心優しい少年よ
娘のために泣いてくれてありがとう
私は自分でレールの上に来たわけではない
さだめのままに漂う生命体

いつか私の子どもたちが成長する頃
銀河鉄道が避けて通れるようにしておくれ


振動波が命中し、列車は走り出す
鉄郎は約束を必ず果たすと約束する

ナレ:
宇宙にはいろんな星がある
それを地球の都合で破壊したらとうなるのだろうか
地球も広い宇宙の同じ生命体である




●53 鏡の星の鉄郎
鉄郎にソックリな砂山学と兄

働きづめでやっと2枚のパスを買うはずが
相場が上がったと騙され、弟の分しか買えなかった
砂漠で倒れた兄は弟だけに乗れという

兄の残したパンを食べようとすると
変な臭いをさせて店の営業妨害だと
店主ともめてるのを見て、メーテルが鉄郎と間違えてホテルに連れて行く

あまり汚れていると999の規則に触れるからお風呂に入らせると喜ぶ学に
変だなと思っていると、鉄郎が帰ってくる

2人はケンカになるが、誤解が解けて
学の両親は早くに病気で亡くなり、兄も死んだと話す
機械の体をもらう夢も同じ
鉄郎も母を亡くした話をする

翌朝、喜び勇んで999に乗ろうとすると
不正乗車する者を拒否して扉を閉める999

学のパスは騙されて偽造パスだと分かる
学:兄さんと死ぬほど働いたのに!

偽造パスを使った者は死刑だと保安官を呼ぼうとする車掌を止めるメーテル

学にパスを売ったギゾール(いかにも!)を駅まで呼び出すと
最初から本物のパスなどないと撃ってきて
鉄郎は機械人間のギゾールを倒して気を失う




鉄郎のパスで乗ることもできたが、また働いて絶対乗ってみせると誓う学

ナレ:
同じような始まり方をする物語はたくさんある
時間が少しズレているだけで
人は自分と同じ人間を見つけて
心の弾みとするのだという

パラレルワールドみたい



●54・55 終わりなき夏の物語 前編・後編
ずっと夏の星にはインセクターという昆虫人間が支配していて
メーテルがさらわれ、助けようとした鉄郎も捕まる

女王:これから産まれる子どもの保存食のためには動物性の脂が一番いいの と煮ようとする
植物性タンパク質のほうがいいのに…





お湯に落とされるが地球と沸点が違うため
お風呂みたいに快適だというと
撃ち殺そうとして、メーテルが助け
女王は逃げる

メーテル:理由もなく殺す人間よりは、ずっと高級な生きものかもしれないわ

女王のもとに集まり、例の作戦を実行しよう
子孫のためなら命は惜しくない!と団結するインセクターらは
999を繭に閉じ込め、外部との通信も届かない

繭を作るために仲間はみんな死に絶え
女王は卵をたくさん産み付けて
子どもたちを他の星に連れて行ってくれと頼んで力尽き果てて去る
食料は乗客

卵からかえった可愛い子どもを見たら
撃ち殺すのは残酷だと止める鉄郎
メーテル:ヤラれる前に撃てと言ったアンタレスの言葉を思い出して

たくさんの子どもが列車に入り、イスなどそこらじゅうをかじりまくる
繭は溶け、999が軌道に戻ると
子どもたちは環境変化のせいか全員死んでしまう

1匹だけ生き残った子どもを母星に帰すため
帰巣本能と自動操縦のカプセルを繋いで宇宙に放つと
後に無事母星に着きそうだと報告が入る

女王が残したテレパシーを読み取ると
子どもたちが鉄郎らを食べなかったのは
子どもを殺さなかったことを知り、食べてはいけないと教えたからと知る



●56・57 冷血帝国 前編・後編
まだ若い星で火山だらけ 恐竜がいる
駅前は銀河鉄道から派遣された人々の町があるが
森には原始人らが「また人間が俺たちのモノを盗みに来るぞ!」と戦闘態勢

どこもかしこもガラス張りのホテルで落ち着かない鉄郎
テラノザウルスのチビが来て999に乗る方法を聞き
もっと鉄郎と話したいからまた会う約束をする
メーテルの翻訳機いいなあ!

チビの恋人はチビの夢を応援するが寂しそう
チビは鉄郎から999にそんなに簡単に乗れないと言われて諦め、東の山に勉強に行く





鉄郎らは原始人らに囚われて焼かれそうになるが、チビの恋人に助けられる
鉄郎は原始人と話し合おうとするが
自分たちのモノを盗みに来たと誤解は解けない

チビは友だちになった鉄郎を見送り
恐竜も乗れる列車を作ると夢を語って別れを告げる

ナレ:人間と呼ばれる2本足動物だけが特別優れているわけではない


***


観れたのは、ここまで

dアニメストアからメールが来ていた


dアニメストア for Prime Videoの登録が終了しました(2020/07/17 (金) 1:42):
お客様は自動更新を無効にされているため
先日の更新時にPrime Videoチャンネルのdアニメストア for Prime Videoの登録がキャンセルされました。

dアニメストア for Prime Videoのご利用再開を希望される場合は、いつでもオンラインで更新することができます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Prime Video


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松本零士

2020-07-19 12:17:33 | マンガ&アニメ
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『銀河鉄道999』 少年画報社文庫版 (全12巻)
『銀河鉄道999』少年画報社 少年画報社文庫版 1、3、4巻(全12巻)
『銀河鉄道999』 少年画報社文庫版 (2、6、10、11、12)(全12巻)

『宇宙戦艦ヤマト』(1巻)

『セクサロイド 1』(全3巻)(朝日コミック文庫)
『セクサロイド 2』(全3巻)(朝日コミック文庫)
『セクサロイド 3』(全3巻)(朝日コミック文庫)

『ミステリー・イヴ 1』(朝日ソノラマ)
『ミステリー・イヴ 2』(朝日ソノラマ)

『新竹取物語 1000年女王 QUEEN MILLENNIAL』(小学館)



●TVアニメシリーズ
『銀河鉄道999』(1~3巻)
『銀河鉄道999』(9巻~19巻)
『銀河鉄道999』(53 鏡の星の鉄郎~108 マカロニグラタンの崩壊
銀河鉄道999 113話(最終話) 「青春の幻影 さらば999 後編」 1/3

アニメ『銀河鉄道999』 1~29話
アニメ『銀河鉄道999』 30~57話


『オズマ』



●アニメ映画
『銀河鉄道999』(1979)
『さよなら銀河鉄道999』(1981)(同リンク
さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅(1981)@新文芸坐
『銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー』(1998)(同リンク

『1000年女王』(1982)(同リンク

『わが青春のアルカディア』(1982)

劇場版『宇宙戦艦ヤマト』(1977)
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978)
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(1979)
『ヤマトよ永遠に』(1980)
『宇宙戦艦ヤマト 新たな旅立ち』(1981)(総監修:松本零士
『宇宙戦艦ヤマト 完結編』(1983)


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