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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『幽霊の塔』さがし

2021-02-26 15:15:37 | 
「ジュヴェナイル」カテゴリー参照

江戸川乱歩の『時計塔の秘密』を調べていたら
少年探偵団シリーズと似たテイストのものすごい怖そうな表紙の本書を見つけた

ブログで紹介していた方は、当時、表紙画や挿絵が怖すぎて
おちゃらけたマンガを描いて誤魔化すほどだったとかw

たしかに少年探偵団シリーズの『魔人ゴング』よりインパクト強め!


ジュニア探偵小説(全26巻) 発行所/偕成社

少年読物7(ジュニア探偵小説) - すぺくり古本舎









昭和43年(1968)~昭和47年(1972)にかけて全26巻が発行されました。
西條八十・柴田錬三郎・島田一男・高木彬光・横溝正史・江戸川乱歩など
ジュニアミステリー界の花形作家の作品が数多く集録されていてクオリティの高い本です。

広告文には「一流の推理作家が、少年少女のために書き下ろした推理小説の傑作シリーズ」とありますが、
実際には昭和20年代から30年代にかけて偕成社が刊行して来たジュニアミステリーの中から
選りすぐりの作品を再刊したものです。
その際いくつかの作品は改題され販売されました。
当時は300円前後で売られていましたが、今では数万円する高額な本です。

巻 数 ・ 全26巻
価 格 ・ 290円~380円(昭和43年~47年当時)
サイズ ・ 約190mm~約135mm
P  数 ・ 250P~300P
発行年 ・ 昭和43年(1968)~昭和47年(1972)
発行所 ・ 偕成社
備 考 ・ 本体はハードカバー・箱はなくカバー仕様



さすが偕成社さん!

早速調べたら、『幽霊の塔』は35000円
最高11万円がつけられていて、思わずゼロの数を数えてしまった/驚








図書館に電話したら、女性司書さんが2日にわたって丁寧に調べてくれた/感謝

1日目の回答:
国会図書館には全冊あり(そうだろうね
近くの図書館で借りられるが、期間は2週間

館外持ち出し禁止のため、館内で読むことになるが
今はコロナ禍なので館内滞在時間が1時間しかないため実質無理/汗

全国でも探してくれて
シリーズ通して北海道、大阪など3カ所にしかない!

同じタイトルでコミックがあるらしく
ネットで探すとそればかりが引っかかってしまう状態

図書館の検索エンジンでは
訳者さんが同じ本が1950年代と60年代の2冊しかなく再版の記録もない




相当なレア本だな
もしくはタイトルを変えた本はあるのか?

仮に古本で見つけたとしても
私が買えるような値段ではないだろう

ないと分かると余計に読みたくなってきた

『灰色の女』は元々大人向けの小説のため
日本語訳では主人公や設定などを少し変えてあるそう
こちらは区内の図書館で借りられる

国会図書館今は抽選でしか入れない!?



ウィキ参照:
アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説『灰色の女』を基にした黒岩涙香の翻案長編小説

1937年『幽霊塔』
黒岩涙香の翻案小説『幽霊塔』を江戸川乱歩がリライトした長編小説
舞台を日本にして、登場人物も日本人にしている

1958年『幽霊塔』
黒岩涙香版を少年向けにリライトしたもの。大平陽介著




1959年『時計塔の秘密』
更に江戸川乱歩は、『幽霊塔』を少年向にリライトした

2008年2月、『幽霊塔』
『灰色の女』の初の日本語訳本(中島賢二訳、論創社 論創海外ミステリ)が刊行された





2日目の回答:
『灰色の女』(中島賢二訳)は区内にあり

さらに「ジュニア探偵小説」シリーズでは
「オペラの怪人」「怪人対名探偵」の2冊だけしかなかった

「翻案小説」(原作をもとに人などの設定を変更)として
江戸川乱歩の『幽霊塔』があるが、これは全集のため挿画が楽しめない

その代わり、なぜか宮崎駿さんが挿絵を描いている『幽霊塔』が当館にある(!?
宮さんが描くと、ドロドロした雰囲気が一掃されて癒し系になっちゃうなw





【図書館にある『幽霊塔』一覧】

幽霊塔 (江戸川乱歩推理文庫) 文庫 – 1989/3/1




幽霊塔 創元推理文庫




鮎川哲也探偵小説選 2 論創ミステリ叢書 117




ゴシック文学入門 ちくま文庫 ひ21-10




明治探偵冒険小説集 1 黒岩涙香集 ちくま文庫




どれもインパクトに欠ける・・・




とりあえずあるものを借りることにした
他館貸し出しは2週間、延長は受付のみで1週間だけ
その間に読みきれるか?!



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ゲームで遊んでみた part3

2021-02-26 14:04:58 | ゲーム
ゲームで遊んでみた part2


イケメン源氏伝 あやかし恋えにし 恋愛ゲーム



ほかのゲームをしていて流れたCMで
戦国時代のキャラとの恋物語があり
こういう恋愛ゲーム系もやったことがないから試しにやってみた

まずプロローグが長い!
ストーリーを読むだけのゲームなのか?

アニメの声優さん?が参加しているっぽいのが新鮮
自分の名前を決めて絡んでいくんだけど
そこはさすがに読み飛ばしてるw

自分は薬師で鎌倉で店を開こうと歩いていると
怪我をした白狐を救ったことで戦国武将らに絡まれる


 


10話まで読んだら、ようやく1人恋する相手を選ぶ
陰陽師がゆづくんみたいだから選ぼうと思ったら、まだ未配信…


 


仕方ないから9つの尾を持つ狐キャラを選んだ
中にはメガネをかけている男子もいて、現代と混ざってる

1日ごとに少しずつ相手との距離が深まるんだろうけれども
あまり面白くないからアンインストール

 






ミステリー探偵ジューン
これはまだ続けている




最初のストーリー設定の長文をいちいち読むのが面倒で
血縁関係がどうなのかよく分からないまま始めて
登場人物の関係もまったく覚えないまま進めている






中身は大体同じゲームで
貯めたコインでストーリーを進めていくパターン

間違い探しと似ていて、絵の中からアイテムを探してコインを集める
窓に映った本棚とかトリッキーな描き方もされていて
どうにも困ったらすぐに虫メガネでヒントを教えてもらう








夫婦が何者かに殺されたのを
ジューンと姪っ子?が真相を解いていく話と同時進行で
屋敷とその周辺を飾り立てていくのは
ファッション系のインテリアを買うのと同じ






ミニマリストとしては
極力モノを持たずに自然のままにしておきたいんだけど・・・
なにかモノを買って置かないと
エネルギーとかが増えないから買わざるを得ない

他の島にもボートで遊びに行くことが出来て
ある人の島はまるでネズミーワールド並みになっていて
小さな島にギッシリと詰まっていて、息苦しい・・・

他の人たちに植物を送ることも出来るけど
それぞれのイメージがあるのに、コレ要るかなあ?と迷う






サロンみたいな所で誰かにコーヒーをおごることも出来て
夜中にあげたら、誰も飲まないまま期限が過ぎてしまった↓↓↓





ある程度までクリアしたら「飾りつけてください」のまま止まってしまい
なぜかと思ったが、これまでのシーンを全部コンプリートしないと
次のシーンを見られないのか
どれだけ時間が必要か頭がぼんやりしてきた

これだけ描き込んだ絵だから
ちょっと遊んで終わりにするのは
制作側としても割に合わないだろうけど

禁酒時代の雰囲気があって、それに合わせたBGMもイイ

「シャイニング」みたいに、屋敷の裏を植物の迷路にしてみたが
玄関から屋敷までの距離がやけに短いことに気づいてやり直した






島は広いのに、雲がかかった部分をアンロックすることが出来ないから
いつまでも狭いスペースにモノを置いていて
あとあと大改造するのが面倒そうだ・・・



ガーデンスケイプ




上のゲームのエネルギーがすぐ終わってしまうため
その間を埋めるために、やたらCMに出てくるおじさんのゲームをインストールしてみた

動画にあったエスケープは、あくまでおじさんが見た悪夢の話で
「ミニゲーム」として合間に挟まれる程度だった
こっちのほうが上手く出来るんだけどなあ




メインは他と同じく、ゲームをして庭を飾りたてる系





私が屋敷を受け継ぐことになり
3代にわたり執事をしているオースティンが
荒れた庭などを修理していく

おじさんが1人で喋って
冗談とも言えない話で「ハッハッハ」と1人で笑っているのが可笑しくて
毎回つられて笑ってしまうww







途中で「犬を飼う」ことが出来て
このわんこの動きを見ているだけでも楽しい♪
ゲームを止めて、このわんこが何をしているかをつい目で追っちゃうw

「みーちゃん」て名前をつけたら
台詞が出てくるたびにいちいち笑えるww












新しいキャラクターが出てくるたびに
天(私)を見て「こんにちわ」て挨拶をして手を振るから
なんだか天から見守る神さま視点てこんな感じ?という気がしてくる







これからよりリアルなゲームが発明されると
アバターとして仮想現実を生きることに違和感を感じなくなることで

私たちが「現実」と呼ぶこの世界も
実は目を通して見ている映画みたいなもので
1人1人がその主人公だっていう説を思い出す

映画『トゥルーマン・ショー』の世界

ポケットから紅茶を出して飲んだり
新聞や本を出して読んだり
こっちからあっちへワープしたり
ここはパラレルワールド!


「花火大会」が開かれるとかで
今のところ私がトップに書かれているが意味が分からない(←説明を読まない





時々、独り言や、セリフにリンクする言葉があってフシギ










オースティンはSAXも吹けるらしい







通り過ぎる女の子がどこまで行くのか追ってみたら
道路の端で見切れてしまった

1つ1つの仕草まで作り込まれていて
ずっと遊ぶうちに親近感がわいてくる

時々タブレットを出してツイートして
「いいねをもらいました」とか





写真や動画を撮ってアップしたのを見て
他のキャラクターがコメント入れてたりして設定が細かい!






途中からツリーハウスを作る設定まで混ざってきて
もう最後まで辿り着く気がしない・・・





いよいよ難易度が高くなって、古株が抜けず難儀していたら
オースティンは「休暇をとって実家に帰ってみましょう!と提案

なにかと思ったら、もう1つのゲームに誘われたw






ホームスケイプ






これまた部屋がわんさかあるデカい屋敷のリフォーム
全部、設定が同じやん!

でも、このひょうきんなおじさんがだんだん好きになってくるからフシギ

「ずっと会いたかったわ!」と両親とハグしたのに
息子が部屋を改造中はずっと階段下で新聞を読んでるお父さんと
キッチンかどこかに行ってずっと姿が見えないお母さんw
この放っておいてくれる距離感もいいなあ


今のところ、探偵ものとオースティンの屋敷止まり
飽きたら、まだこのシリーズ続くかもしれません





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