2021年9月初版 ついこの間できたばっかりの本だ!驚
板橋区立中央図書館で見つけた一冊
引用:
この絵本は板橋区教育委員会の主催する
第27回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)最優秀翻訳大賞を受賞した作品を出版したものです
出版にあたり一部を改訳しました
アカデミー賞を受賞したアニメーション作家
ショーン・タンが「新たなる才能の出現」と認めた絵本作家のデビュー作
共感と受容の絵本です
最初のページに「これは のえほんです」と印刷されている
空白にはこれを買った、それともプレゼントされた人の名前を書くんだろうね
「ドリスへ」
あなたはもういってしまったけれど
葉っぱを見るとあなたの緑の目を思い出します
幼い頃聞かせてもらったおとぎ話には
人生で学ぶ真実の中にあるよりも
深い意味が潜んでいる フリードリヒ・シラー
サンドラ・ディークマン
1983年ドイツ生まれ
幼少期より自然と動物に親しむ
イラストレーター、絵本作家としてイギリスで活動
2011年ショーン・タン氏が審査員を務めた
チェルトナム・イラストレーター・アワードの
「新たな才能」賞を受賞して注目される
現代風なとてもカラフルでエネルギッシュな画風
色々な動物たちの描写もとてもリアル
扱っているテーマは温暖化による生態系の変化
そして、異質なものをどう受け入れるか
いろんな意見が出る中で
最もシンプルな「話し合う」ということで
解決する方法を見つける
どんなに姿形が違っていても、心をもち
助け合うことができることを伝えている
【内容抜粋メモ】

ある日、これまで見たことのない生き物が流れ着き
昔から誰も住みたがらない草だらけの洞穴に住み着いた

のっしのっしと歩き回って
毎日葉っぱを集め
鋭い目で見回すとみんなは怖くなって逃げた


みんなはそいつを「リーフ」と呼ぶようになった
葉っぱという意味だ
森中よそ者の話でもちきりだったけれど
誰も声をかける勇気はなかった

ある日リーフは体中に綺麗な葉っぱをいっぱいつけて駆け抜けていき
陸の端っこから飛んで湖に落っこちてしまう

動物たちは会議を開いた
カラス:話しかけてみようよ


結局何も決まらなかった
何日か後、リーフがまた葉っぱを体につけて
もっと高い丘から湖に向かって飛んで落ちる

カラスは放っておけずに話を聞くと
ようやくみんなも耳を貸した
僕は流されちゃったんだ
海のずっと向こうから
そこでは氷が溶けてきてるんだって
葉っぱみたいに飛んで帰りたいなと思ったんだよ

リーフは家族の所に帰りたがっているホッキョクグマだった
みんなはリーフを助けてあげようと決めた
できるだけたくさんの動物に伝えた

最後葉っぱを冠にして家族のもとに帰れたんだね

板橋区立中央図書館で見つけた一冊
引用:
この絵本は板橋区教育委員会の主催する
第27回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)最優秀翻訳大賞を受賞した作品を出版したものです
出版にあたり一部を改訳しました
アカデミー賞を受賞したアニメーション作家
ショーン・タンが「新たなる才能の出現」と認めた絵本作家のデビュー作
共感と受容の絵本です
最初のページに「これは のえほんです」と印刷されている
空白にはこれを買った、それともプレゼントされた人の名前を書くんだろうね
「ドリスへ」
あなたはもういってしまったけれど
葉っぱを見るとあなたの緑の目を思い出します
幼い頃聞かせてもらったおとぎ話には
人生で学ぶ真実の中にあるよりも
深い意味が潜んでいる フリードリヒ・シラー
サンドラ・ディークマン
1983年ドイツ生まれ
幼少期より自然と動物に親しむ
イラストレーター、絵本作家としてイギリスで活動
2011年ショーン・タン氏が審査員を務めた
チェルトナム・イラストレーター・アワードの
「新たな才能」賞を受賞して注目される
現代風なとてもカラフルでエネルギッシュな画風
色々な動物たちの描写もとてもリアル
扱っているテーマは温暖化による生態系の変化
そして、異質なものをどう受け入れるか
いろんな意見が出る中で
最もシンプルな「話し合う」ということで
解決する方法を見つける
どんなに姿形が違っていても、心をもち
助け合うことができることを伝えている
【内容抜粋メモ】

ある日、これまで見たことのない生き物が流れ着き
昔から誰も住みたがらない草だらけの洞穴に住み着いた

のっしのっしと歩き回って
毎日葉っぱを集め
鋭い目で見回すとみんなは怖くなって逃げた


みんなはそいつを「リーフ」と呼ぶようになった
葉っぱという意味だ
森中よそ者の話でもちきりだったけれど
誰も声をかける勇気はなかった

ある日リーフは体中に綺麗な葉っぱをいっぱいつけて駆け抜けていき
陸の端っこから飛んで湖に落っこちてしまう

動物たちは会議を開いた
カラス:話しかけてみようよ


結局何も決まらなかった
何日か後、リーフがまた葉っぱを体につけて
もっと高い丘から湖に向かって飛んで落ちる

カラスは放っておけずに話を聞くと
ようやくみんなも耳を貸した
僕は流されちゃったんだ
海のずっと向こうから
そこでは氷が溶けてきてるんだって
葉っぱみたいに飛んで帰りたいなと思ったんだよ

リーフは家族の所に帰りたがっているホッキョクグマだった
みんなはリーフを助けてあげようと決めた
できるだけたくさんの動物に伝えた

最後葉っぱを冠にして家族のもとに帰れたんだね
