絵本『ロンパーちゃんとふうせん』 酒井駒子／さく・え 白泉社

※「作家別」カテゴリー内に追加します


2003年初版　白泉社

これまでたくさんの絵本を読んできたけれども
こんなにシンプルで最後の最後に
必ず泣いてしまう
心の奥からほっこりする作家さんはなかなかいない

何冊か読んで気づいたけれども
私の心の奥の奥にいるインナーチャイルドが
心底喜んでいるのが分かる

酒井さんは挿絵だけでも活動しているけれども
絵も文も手掛けている本が一番好きだな







表紙にもある通り黄色がとても印象的
この前に読んだ本もやっぱり黄色が使われていたけれども
好きな色なんだろうか

これまで見た中で子供は出てきても
人間の大人の絵は出て来なかったから
ここで初めてお母さんの姿が描かれているのを見た

黒いヒールとスリットの入ったスカート
手提げのハンドバッグ
いかにもお母さんって感じの姿で描かれている

それほど古い本ではないのに
どのページももうあとちょっとで破れそうなくらい剥がれているのを見ると
この本もたくさんの子供たち、大人たちに読まれてきたことが分かる

ロンパーちゃんという名前のセンスも面白い

風船が飛んでいかないように
スプーンをくくりつけるお母さんのアイデアも素敵

その風船を相手に一緒に遊んだり
自分と同じように扱う子供の心が愛おしい

モノ一つ一つにもヒトと同じ魂が宿ってるって
子供は本能でわかってるんだな

水色の紐が所々切れているように描かれているのは意図的なんだろうか？
とってもラフな線でほとんど一筆書きのように描いた線に
柔らかい色が足されている

水彩絵の具にも見えるし
絵によっては黒地の上に厚塗りした
酒井さん独特の手法が見られる


【内容抜粋メモ】






ロンパーちゃんはお店で風船をもらった
飛んでいってしまわないように指にくくりつけてもらった
だから風船はちゃんとロンパーちゃんのお家に来れました

部屋の中で遊んでいると
天井まで飛んでいってしまう






そのたびにお母さんが呼ばれるから

やれやれ　これじゃかなわない

お母さんは風船にスプーンをくくりつける









この風船浮いているのに飛んでいかない
飛んでいかないのに浮いている

これなら一緒に遊べる

ロンパーちゃんと風船は一緒にお庭で遊ぶ
綺麗な花の冠を作ってあげたり






ままごとをして
はい　どうぞ　いただきます
はい　どうも　ごちそうさま


ところが強い風が吹いて
風船は高い木の枝に絡まってしまう






お母さんは暗くなるまで頑張ったけれども
もう諦めましょう






諦めきれないロンパーちゃんは
ご飯もちっとも美味しくない






私、風船と一緒に食べる約束したのに
一緒に歯磨きして
布団で寝る約束をしたのに







分かった　分かった
明日になったら梯子を借りて
きっととってあげるから

本当に？

本当よ


やっと泣き止んで窓から外を見ると
ポツリとこう思ったの







ロンパーちゃんの風船は

おつきさん　みたいよ…

ゲームで遊んでみた part27(13)～キャラバンストーリーズ 「少年とビースト」

※「ゲームで遊んでみた まとめ」カテゴリー内に追加します



ハロウィンの後、新イベントがスタート
今っぽい名前「サステナブルビースト」が登場したが、その裏では・・・？

最初、オープニングを見た時、キャラストの世界観と
だいぶかけ離れたキャラクターで戸惑ったのは私だけじゃないはず

それでも進めるうちに主人公プークや
キメラのようなビーストたちにも愛着が沸いてくるからヒトってフシギ


●３体のビーストから１人選ぶ



カメさん好きだからカジロウにした
「プゥ～」て喋るのが可愛い
他のキャラがどんなか知らないから比べられないけど

選んだキャラ別にチャットが出来るから
分からないこと、つまづいた時に助言がもらえるのが有難い/感謝


●ナカマタタビを使ってビーストをテイム



木の実みたいな見た目のナカマタタビを
バトル中に投げることで仲間にして陣営に加えていく

主人公もビーストも最初から星４以上がほとんどで
今後も活躍してくれそうだけれども

１回のバトルで経験値が爆上がりして
期間中にレヴェル３０の星６まで育てる仕様か？
これまでみたいにアイテムで上げようとしても全然ムリ


●マップ



メインストーリーを進めるごとに違ったエリアに移動する
それぞれの景色が創り込まれていて素晴らしい




【メインストーリー内容抜粋メモ】

「イアルビースト学会１０周年記念総会」









テレストリス博士：
ビーストの進化の系譜も解明されつつあり
今や多くのビーストが適切な管理の下で
飼育、繁殖が可能になりました
有益なビーストを社会生活に組み込むことで・・・


ビースト大好きなミャルロは反ビースト学会の抗議行動に参加している





ドルビー博士：
ビーストは管理するモノでなく、我々ヒトの仲間だ
ビースト学会は陰で「ビースト実験学会」と呼ばれている
各地からビーストを収集し、劣悪な環境下で生育
時に生体実験、解剖し、生命の軽視が甚だしい

（動物実験や動物の売買など、耳が痛い業界も多いのでは？


テレストリス博士：
我々は解剖などしていない
医学的見地から執刀と術後経過を見守っている

我々は生態系のバランスをとる３種のビーストを実験で生み出した
持続可能な社会を実現するビーストだ！

３体を紹介して、その中から１体選ぶ
ヒシマツ（火）、ミシジマ（水）、カジロウ（風）
（何気なく選ぶと必ず風なんだよね　双子座のエレメンツも風ｖ










ドルビー博士：
学会が生み出しているビーストを一覧にした
すべて捕獲し、図鑑を完成させてくれ

ドルビー博士の息子プーク（いきなり星５）：
ビーストたちが本当に大丈夫かどうか
僕がこの目で確かめてくる！









●グロース森林
いつもと違って、新しいエリアに行く際、AUTOではなくアクティヴだから
自分で場所を探さなきゃならないけど
マップの赤い点、青い点のどちらかだから分かりやすい








●どこか建物に入って出る時はエリアマスターの許可がいる







ミニー：
私もビーストが大好きなの
ここのビーストを逃がしてあげたいの！

彼女はボイド博士と賭けをしてプークからビースト図鑑をとろうとする
バトルで取り返す






●サナテイ砂漠






ノドが乾いていると、同じく水を求めるビーストたちが水のある場所に案内してくれるが
警備員は貯水槽でビーストが水を飲むのは禁止されていると立ちはだかる





フェルロ博士：
水を飲まなくても生きていけるように進化したビーストなのだよ
私の研究に水を欲しがるビーストは必要ない

プーク：ビーストだってノドが渇くんだ→バトルで勝つ

プーク：
さあ、お前たち、好きなだけ水を飲みな！
生き物はみんな水がなきゃ生きていけないもんね


ガボンもビースト図鑑を狙ってカジロウを誘拐する




ミャルロ：ゾルバ王がビーストのために用意した大金をネコババしているって報告があったよ

プーク：じゃあ一緒にガボンを探そう！

ガボンを倒して、カジロウを救出する




●クリミット鉱山
穴を掘らされているビーストたち











施設内で縛られて気絶していたのは
ドルビー博士の元助手スカッド




スカッド：
ビースト学会に寝返ったふりをしてこの研究施設に潜り込んで
お父さんたちに情報を流していたんだ

もうこの施設はもたない
採掘ビーストを使って鉱山開発するとんでもない計画が破綻したんだ
脱出し損ねてどこかに隠れているボルドフ博士を探そう！


ボルドフ博士：
今扉を開けたら、サステナブルビーストの失敗作が
世界中に放たれてしまうぞ！
くそ、お前のせいで奴らに見つけられてしまった
お前を囮にして私だけ逃げるとしよう





ボルドフ博士はサステナブルビーストによって殺されてしまう

スカッド：
君だけ脱出しろ！　私はここに残って扉を閉じる
安全な施設を見つけたからしばらく籠城できる



●ゴール海岸
（このゲームのネーミングってほぼダジャレだよねｗ

メルミラ博士（ゴール海岸のエリアマスター）：
私も最初はサステナブルビースト計画に賛同して学会に入ったけど
抜けたいと言って抜けられる組織じゃなかったの
私は裏切り者の烙印を押されて死の制裁を・・・

サステナブルではないわ
イアルに破滅をもたらすかもしれないビーストね





プーク：
僕はビースト学会が悪いことをしている証拠として
ビースト図鑑を完成させる約束で見学ツアーに参加したんだ
一緒にネロに帰ろうよ！



●サステナブルビーストコンプリ




プーク：やったぁ！　これでサステナブルビーストを全部集め終わったよ！
（そうなの？　いつの間に？

メルミラ博士：装置が私の知らない場所に移されてる

２人で装置を見つける　すぐ近くの掘っ立て小屋みたいな所にあった

メルミラ博士の双子の妹メルミルが登場　ややこしい・・・

メルミル：規則に従って殺処分よ！（お姉さんに向かって無慈悲な/汗





プーク：
ビーストはみんな友だちだよ！
ヒトが好きにしていいオモチャじゃないよ！

ビーストにプークとメルミラ博士を殺すよう命令するが言うことを聞かない

プーク：
怖い思いをしたんだね　もう大丈夫
メルミルさんもメルミラさんも味方だよ



●テレストリス博士と対決

プーク：ビースト学会は世界中の研究施設でビーストを苦しめてるんだ　許せない！

テレストリス博士：この少年を拘束しろ！





ここで、、、どーーーーーしても勝てない/汗×5000
もうすぐイベントが終わるのに
敵は博士と強いサステナブルビーストばかりで
ＢＰ的には私のほうが上なのに、なぜ～～～～～？？？

チャットで聞いたら、「〇〇をタンクにして」「〇〇をレベ上げして」と
ゲーム専門用語すら分からず頭はさらに混乱/汗

端っこのビーストを触るとスマホのほうが動いちゃうし、これはバグか？
うう・・・メインストーリーのオチが知りたいだけなのに

他のプレイヤーさんたちはもうメインストーリーをとっくに終わらせて
ビースト図鑑を埋めるのに必死



●トレードで星６シキブほかをもらったｖ
「掲示板を使ってトレードもできる」と言われても
トレードするほど強いビースト持ってないし
今から育てても間に合うのか？！と思いつつ
手取り足取り教えてもらってトレード

その間にWiMAXが切れたり
また「ビースト倉庫がいっぱい」ってメッセージが出てきた/焦

「すでにいるビーストと入れ替えてください」と言われて
前回のハロウィンでテイムした星２以下のビーストと交換
ごめんよー！　いっぱいいても使うあてがないのよねー


それでも勝てずにいたら、メンテナンスが入って
とりあえず強いメンツで試したらどうにか勝てた！！！　ふぅ～

テレストリス博士は学会の裏を暴かれ
ゾルバ王からは公金横領を問われて連行される



●ドルビー博士が立ちはだかる↓↓↓

ドルビー博士：ビースト図鑑を渡しなさい

プーク：
改造されても、こいつらも同じイアルに生まれた仲間だ
ヒトの都合でこいつらを殺すなら、テレストリス博士と一緒じゃないか！

ドルビー博士：プーク、大人になるんだ

プーク：僕は、そんな大人になりたくない





ここでまた勝てない・・・
時間がないんだってば、と諦めかけたら、いったん休憩が入った





２回目のバトルでなんだか周りのサステナブルビーストが
わんさかサポートに入ってくれて勝てた
メンテよ、ありがとうｗ











プーク：
こいつらも父さんと戦いたくないんだよ
一緒に暮らしたいだけなんだ

メルミル：ヒトもビーストも平等であるべきです

（そうだよ　ヒトも自然、生物の１つでしかない

ドルビー博士：父さんが間違っていたんだな


学会にてドルビー博士はビーストにも同等の権利を認めて
保護、育成していくことを発表する

プーク：僕は学校で勉強するより、世界中を旅してビーストと触れ合いたいな

ドルビー博士：キャラバンの皆さん、どうか息子を乗せて勉強させてやってくれないだろうか？








●カジロウを星６に育成する試練
メインストーリーのオチさえ分かれば、私は満足なんだけれども
ギルメン曰く「イベント中にカジロウを星６に育成すれば後々便利だよ」

なるほど　ヒーローストーリーが全部行き詰ってる身としては
これまでキャラ育成なんて面倒でしたことないけどやってみるか

しかし進化させるのにアニマ200個必要って鬼だな・・・





ゴール海岸にいる少年がカジロウのアニマを無限に持ってて
「カタマツ（だっけ？）20体倒したらアニマ50個くれる」て言うから
家事やらしながらオートでバトルをして時間が過ぎてゆく・・・

やっと星６にしたのは午前２時　眠い・・・





気づけば、これまで育ててきたどのヒーローより
サステナブルビーストのほうが強くなってしまった/汗

それなのにＢＰ２万の王鷲にまだ勝てないってどゆこと！？！？







今回はステキなギルメンとの出会いもあったし
ＭＭＯのいろんなルールも教えてもらえたし
いろんなことがあって、これはこれで楽しかった