メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

絵本『赤い蠟燭と人魚』 小川未明/文 酒井駒子/絵 偕成社

2021-12-05 12:58:24 | 
2002年初版

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酒井駒子:
1966年生まれ
着物など和物を中心としたテキスタイルデザインを手がけ
現在はフリーのイラストレーター


作者 小川未明
1882年新潟生まれ
早稲田大学英文科卒業
新聞、雑誌の記者を経て作家生活に入り
1910年童話集『赤い船』を刊行
童話創作に専念
日本児童文学者協会初代会長
1961年没 著作は多数





小川未明(おがわ みめい)
(1882-1961)新潟県高田の生れ。本名健作。早大英文科卒。
在学中に書いた小説「紅雲郷」が坪内逍遥に認められ、十数冊の短編小説集を刊行する。
大正デモクラシー時代は社会主義運動に参加する一方、童話を積極的に書くようになり、
『赤い蝋燭と人魚』(1921)など多くの童話集を出版。
戦前の日本児童文学界で最大の存在となる。
1953年文化功労者に選ばれる。

小川未明さん|すぎなみ学倶楽部



この原画も展覧会で見てとても神秘的な絵に惹きこまれて
しばらく離れることが出来なかった
右開きの本て珍しくないかな?

読み始めてすぐ、古めかしい言葉遣いに
これは大人向けの絵本だなと気づいた

小川未明さんの他の本も読みたくなった



【内容抜粋メモ】

この本は『赤い蝋燭と人魚』大正10年を底本として校閲した
人権意識の上で不適切とされる表現があるが
作品の価値、著作人格権を考慮して原文のままとした







北の海に女の人魚が暮らしていた

自分の姿は底深い海の中に住んでいる気の荒い獣と比べたら
どれほど人間に心も姿も似ているかしれない

人間はこの世界で一番優しいと聞いている
かわいそうなものを決していじめたり苦しめたりせず
一度手にとって育ててくれたら
決して無慈悲に捨てることもあるまいと思われる

(そう思ってくれるのが嬉しくもあり哀しくもなる/涙






せめて自分の子供は美しい街で育てたい
もう再び我が子の顔を見ることができないのは悲しいが
子供が幸せになれば、私の喜びはそれに増したことはない
女の人魚は海岸の小さな町の陸に子供を産み落とす













お宮のある山の下に小さなろうそくを商う店があり
子供のいない年寄りの夫婦が住んでいる
おじいさんがろうそくを作って
おばあさんが店で売る

付近の漁師がお宮にお参りをする時
この店に立ち寄り、ろうそくを買って山へ登る

おばあさん:
私達がこうして暮らしているのも神様のおかげだ
そう思ったついでに山へ登ってお参りしてきます


その帰りに人魚の子供を見つけて
これはまさしく神様のお告げ子だから
大事に育てなければバチが当たると二人で育てる

人間の子ではないと知りながら大事に育てると
子供は美しい利口な娘に育つ







恥ずかしがって顔を出さないが
恩返しにろうそくに赤い絵の具で
魚や海や海草のようなものを描くととても上手い







絵を描いたろうそくをお宮にあげて
燃えさしを身につけて海に出ると
どんな大嵐の日でも決して船が転覆したり
溺れ死ぬ災難がないと噂になる

お宮様も綺麗なろうそくあげれば喜ぶのに決まっている

山も神社もろうそくの店も有名になったが
誰もその絵を描いている娘の事を知らない

娘は疲れて度々窓から顔を出して
遠い青い海を恋しがって涙ぐむことがあった







ある日、珍しいものを探して南の方の国へ持って行き
金儲けをする香具師(やし)が入ってくる

どこから聞きつけたのか人魚の子供を売ってくれないかと夫婦に申し出る
最初はバチが当たると承知しなかったが
人魚は昔から不吉なもので、今のうちに手放さないと
きっと悪いことがあると何度も言うので
それを信じて売ることに約束してしまう

それを知った娘は
どんなにも働きますからどうぞ売らないでください
と泣いて頼むが夫婦は哀れとも思わなかった







月の明るい晩、娘がろうそくに絵を描いていると
おじいさんとおばあさんが入ってきて
お前は行くのだと連れ出そうとする

急き立てられて持っていたろうそくを赤く塗って2、3本残して行く












穏やかな晩
色の白い女がろうそくを買いに来て
赤いろうそくを売る

女の黒い髪がびっしょり濡れていて
おばあさんはびっくりする
渡されたお金は貝殻で
騙されたと思い探すがもうどこにもいない


その夜、近頃にない大嵐となり
香具師が娘を檻に入れて南の国へ行く途中だったが
その夜難破した船は数え切れないほどだった








その後、赤い蝋燭が山のお宮に点ると
どんなに天気が良くてもたちまち大嵐になり
神様のバチが当たったと夫婦は蝋燭屋を辞めてしまう

世間にも噂が伝わり、誰も山の上のお宮に参詣するものもなくなり
何年かしてその町は滅びてなくなってしまう







人魚の娘は母親の元に戻ったのだろうか?

せっかく人間をとても優しいと思ってくれていたのに
お金、人の話に惑わされて裏切ったのが哀しい



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ゲームで遊んでみた part22(17)~「sky 星を紡ぐ子どもたち」新イベント「羽ばたく季節」

2021-12-05 12:14:45 | ゲーム
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Sky 星を紡ぐ子どもたち攻略 | 9bit
いつもお世話になっております/感謝×∞




羽ばたく季節




ファンが待ちに待った新シーズンが開催
また新しいエリアが登場
空中に浮かぶたくさんの島

周りは雲だらけで飛ぶエネルギーが尽きる心配はないけど
強風に煽られて、雲の中で迷うと位置を見失う



●場所




雨林のホームから飛んですぐ右に雲がぽっかり開いた所から入ると
けっこう強い風にあおられながらエリアが変更

「空を翔け、各地方を繋ぐ空の往来をよみがえらせるのです」

草原の楽園に似た浮き島「風の街道」が見えてきて
その中央に「羽ばたく案内人」がいる
シーズン中はホームにも立ってる





いろんなクエストを終えると各エリアが繋がるから
さ迷っていると、え、こんな所に出たってビックリする



精霊の解放




島のよく見える所にいるからすぐわかるし、4人くらいで少ない
島がやたら明るくて、太陽が照ってるのは気持ちよくていいけど
色が全部白く飛んで見えづらい/苦笑














そして、出来たばかりの新エリアはバグも多くて
飛ぶのが下手な私は、雲の下まで潜って戻れなくなったり

はしごにひっかかって数十分アタフタして
一生ここから出られないんじゃないかと焦った!!





第1クエスト

羽ばたく案内人:
各地方を結ぶ風の街道がふさがれているようです
あなたの飛行能力を駆使して、精霊たちが再び道を開けるよう手伝いましょう
精霊たちにキャンドルを届け、風の街道に光を取り戻しましょう


周りの島々に飛んでは戻り、棒みたいなものを引き抜いていく
自分が一体何をしているのか分からないが、とにかく完了

「このキャンドルを工夫好きの風鈴職人に届けましょう
 残りのキャンドルを必要としている精霊たちに届けましょう」


腕利きの工匠、快活な誘導手、光の語り部にも届けてクエスト完了







































第2クエスト

「精霊たちは浮き島を再び繋げる方法を探しているようです
 精霊たちが愛用していた舟が、雲の底に消えてしまいました
 雲を通り抜け、船を取り戻しましょう」


もうすっかり忘れてしまったけれども、舟のパーツを拾ったんだっけ?

雲の合間にワームホールみたいなのがあって
地下に行くと、緑っぽい洞窟?がある



























第3クエスト

「最近、不思議なことに風鈴がいくつも無くなっているらしいのです」


たしかこのクエストは、私が一番苦手な散らばる光を全部集めるやつで
何度か試してみたけど、届きそうで届かないのがストレスフルだから
フレンドさんにヘルプを頼んだら、そのコはまだ2番目もやっていなくて
あっという間に2、3を終わらせてきてビックリ

その後、「ヘルプ」みたいなのを選んだら
私の分も終わった体になって、一瞬で「クエスト完了しました」と出たw












このクエストを終えると各エリアで行き来できる通路が開通する
ホームに戻らなくて済むってこと? 必要かなあ???






第4クエスト

「風の街道の一部がおかしなことになっているみたいです」

気持ち良く晴れていたエリア全体が捨て地の薄暗い色に変わり
岩が強風で入ってくる

「風の街道を伝って、動けなくなっている生き物たちを助け出しましょう」

最初、散らばった所にいる鳥たち?まで飛んでいけないと困っていたけど
ものすごい強風が吹いているエリアに入ると
そのまま勝手に捕まえていってくれて有難い

その後、キャンマラしていたら、この暴風につかまって出られなくなったけど/汗

























第5クエスト

「光の生き物たちを助けなきゃ
 とらわれたマンタたちを救い、闇を払いましょう」


マンタさんたちが闇花で動けなくなっているのを
炎で焼いて解放してあげると
飛べるようになったマンタさんが岩をバキーンと壊していく















1羽だけならカンタンって思っていたら、いろんな所にいて
羽が7枚になってもまだ飛び方がよく分かってない私は
周りがエネルギーを回復する雲に覆われていても
なかなか届かない高さ↓↓↓

しかも、まっすぐ上がると岩の壁にぶつかるし
回り道をすると闇花を見失うし
これもフレンドさんにヘルプか?と諦めかけたけど
なんとか自分だけで完了 ふぅ~



エンディングムービー
元の晴れた浮き島に戻って、風鈴の光も戻り
5人の精霊が揃うと、光の柱のように天に昇る












***

正直、クエストを慌ててこなしただけで
『星の王子さま』ほどの感動はなし
いや、あれと比べたらすべて霞んで見えるか・・・

各地が繋がることで嬉しい人はいるのか?
それより、みんなこの季節にしかもらえないケープや髪型が欲しいのか
でも、少なくとも私のフレンドさんはそれほど欲しがってはいなかったけどな



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