メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』@ゲーム実況 ToiletPaperさん

2024-03-14 11:31:18 | ゲーム
[完結]コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ (製品版):一杯の温かい飲み物を飲みながら、もう一度

深夜喫茶でオシャレに会話「Coffee Talk」@ゲーム実況 トシゾーさん

2もトシゾーさんの実況で見始めたけれども
途中から頭がごちゃごちゃしてきて、時間が空いてしまい
トイレットペーパーさんもプレイしてたから
もう一度頭から見直した

鮮やかなハイビスカスの赤と
バタフライピーの青色の紅茶がメインメニューに追加された
青い色の紅茶ってどんな味なのか飲んでみたいな





店に来るお客もバンシーのリオナ、サテュロスのルーカスが加わって
飲み物と一緒にモノを渡す要素が増えた

バンシー:アイルランドおよびスコットランドに伝わる妖精。 人の死を叫び声で予告するという

永遠の命をもつゆえに絶対的な孤独であるハイドにとって
時間を超越している異星人の店長の存在はこころの支えになるんだろうな

ときどき店に遊びに来る白い猫は
このゲームのストーリーを担当して、制作途中で亡くなった方の愛猫トーフ説

1同様、マルチエンディングだから、何周かプレイすると
違った終わり方が楽しめる



【内容抜粋メモ(ネタバレ注意)】

2023年 シアトル
平等を求める者たちは、旧態依然とした種族分類法を批判
テクノロジーが発達し、助けとなるか、孤立を深めるかは分からない





1.




ジョルジ巡査
クルマのタイヤをパンクさせる事件が起きて、ジョルジもヤラれた
家で家族が待っているのに、大雨で動けず、店で時間をつぶす
店を出る時に祖父の形見のライター(幸運のお守り)を忘れていく







フレイヤは新作の準備で取材旅行に出ている

ルーカス(サテュロス Vロガー兼インフルエンサー)
いろんな種族にチャンスを与える仕事がしたいと思いはじめている







リオナ(バンシー 配達ドライバー)
オペラのソプラノ歌手になる夢を持ちつつ
荷物配達の“グルーバー”のドライバーをしている
ソプラノはセイレーンで占められ、バンシーは容姿や声で怖がられることが多く
オーディションも落ちつづけて悩んでいる







ルーカスは、リオナのストーリーを前面に押し出せば売りになると意見するも
受け入れられず店を出てしまい、言い過ぎたと反省


2.




ルーカス
リオナに謝りたくて、SNSのアドレスを記したハンドスピナーと名刺を置いていく







アクア
シアトル某大学の研究開発者 インディのゲーム制作をしている
名のあるゲーム会社から自分のつくったゲームを買いたいと言われるが
もらった契約書の条件はサイアク
マートルにも反対されて悩んでいる







マートル
ゲームをつくるコズミックスタジオのプログラマー
アクアを心配して、契約を見直すよう反対して
2人の関係はギクシャクしたまま、アクアは仕事に戻る


ルーカス
アクアは好きな人がこれからも支えてくれるかどうかが気になっているのだから
2人で正直な心の内を話し合ったほうがいいとアドバイス



3.





店に白い猫が迷いこんでくる







ルア
ベイリースとようやく結婚する決心をしたが
今度は、式をどうするかの話し合いがすれ違って
ストレスがたまっていると打ち明ける

自分と家族が費用の一部を負担し、ベイリースも払うと言うが金銭的余裕がなく
ムリして自分のために合わせてくれているのが心苦しい


アマンダ
前回出てきた異星人シルバーの仲間
バーと間違えて、昔のウエスタン映画を真似て
荒っぽい言葉遣いで注文して、ルアが直す
人間の感情表現は多種多様すぎて分からないと悩む







ルア:
他人の感情を読み取るのはカンタンじゃない
自分の感情だって理解できてるかも怪しいわ

愛する人の前で正直になるたび
自分の殻を破って、人として成長できる
それこそ、誰かと一緒に過ごすことの醍醐味よ


(ルアって自立してて、芯が強くて、かつ愛情深い、ステキな女性だなあ


シルバー
以前はアマンダ同様、宇宙服を着て、言葉遣いもおかしかったが
人間の姿に変えて、名前もニールからシルバーに変えて時間が経ち
だんだん馴染んできたものの、本来の目的である恋人はまだ見つからないと嘆く

プラカードを出して募集する直球作戦は大失敗
今流行りのマッチングアプリでさえ、1人もひっかからない







ルア:ソーシャルメディアって、たまに集合意識みたいに感じる

シルバーはカフェを開いた
異星人を捕えようとしているエージェントを見て
アマンダを連れて慌てて店を出る


エージェント(異星人移民規制局の捜査官)
人類を異星人の侵略から守るという名分で探している

ルアはアマンダらを守るために、異星人なんて見かけないと言い張る
ルア:私を怒らせないほうがいいわよ







4.




レイチェル(ネコミミ族のアイドル
見た目がカワイイだけじゃなくて、今っぽい喋り口調と
くるくる変わる表情豊かな仕草もカワイイんだよね
スカジャンの腕に「猫力」って刺繍してあるw






前回来たのは3年も前
マネージャーになった父はたびたび息抜きに通っている

あっという間に売れっ子になり、子どもの頃からの夢だった
自作曲のシングルが出ることになり
店でも流している人気作曲家アレミー・ジェンドリューとコラボすることになった
(もとはジェレミー・アンドリュー

カミナリでまた停電して、入ってきたリオナにビックリして
瞬時にネコに戻っちゃうのもカワイイ







リオナのバイクもパンクさせられて、ジョルジが言ってた事件との関連性を疑う

ガラ(医療事務をしている人狼)
ガラも1960年代はマンハッタンでタクシー運転手をしていた







リオナは最初、客を乗せていたが、顔を見ると怖がって逃げてしまうため
クビになりかけたのを、荷物配達にかえてもらった

ガラは入院しに来た子どもが自分を見て怖がる悩みを話す
この店でつくってもらうドリンクでオオカミの怒りを抑えられると分かってから愛飲している

仕事に戻る際「負けるなよ いつかきっと運が向くさ」
さりげなくリオナを励ましてから席を立つ大人の対応も惚れる
リオナとガラってお似合いだと思うのは私だけ?

レイチェルに歌ってる動画を見せてと言われて
以前、ネットで酷評されて消したと答える
レイチェル:アンチなんて気にしないでいいよ







リオナ:ネットでカンタンに有名になるより、古風なやり方で売れたい

レイチェル:
エンタメ業界は移り変わりが早い
売れても、どんどん若いコが上がって来る

レイチェルは知人にオーディションについて聞いてみると約束する



5.





ハイド(ヴァンパイアのモデル)
自分が店に来れなかった間のニュースをざっくり聞く

ルーカスはハイドに会えて感激する







6.





ベイリース(フリーのデザイナー)
ベイリースとルアは結婚式をどうするかで意見が合わずにケンカ状態

ハイド:
相手のことを分かったような気になるのはまずい
“君”は何を望んでいるのか、よく考えたほうがいい
君の思い込みによって歪められた“ルアの理想の結婚式”になってしまうぞ


(さすが長く生きてるだけあって、どんな修羅場も冷静にアドバイス可能
 いろんな人間模様を何度も繰り返し見てきたんだろうな






ハイド:恋愛カウンセラーへの転身を考えてみるかな



7.





シルバーは容姿を決める際、ガラとハイドに影響されたと話す






またエージェントが来て、アマンダはカウンターの影に隠れる
エージェントはシルバーをヒトと疑わないで話してる







エージェントの身分証をくすねてシルバーに渡し
「店にはない」とウソをつくペーパーさん

異星人を取り締まるのは、ヒトに害があるからというより
そもそも法の整備が追いついてなくて
エージェントは昇進のために上司の命令を聞いてるだけっぽい

シルバーが開いたカフェは表向きで、実は異星人を助ける活動をしている
“異星人及び多様な地球外生命体協会”

店長はシルバーの活動に感動して、自分も協力したいと申し出る



8.





ファストファッションの時代になり、モデル業に飽きてきたハイド
家でもうじうじと考え込んでいるため、ガラは心配してペーパーにも相談する







ガラ:
長く生きていると気づくのさ
人生で唯一変わらないことは、変わり続けることだってな

(ブッダの言う無常だね

パンク事件の場所には以前、いわくつきの大樹があったが、市により撤去された

ジョルジュは、自分が警備していた時の超常現象について話す
4台のクルマが一瞬でタイヤがパンクし、笑い声まで聞いた







リオナは、以前その場所で死んだ妖精の話をする
違法で妖精市が開かれていて、酔っぱらったドライバーに轢かれる事件があった

妖精は当時まだ未分類の生命体だったこともあり
事件は闇に葬られ、妖精は死ぬと記憶から消えるため
妖精が死んだ時に現れた大樹にみんなが忘れ形見を置くようになった

バンシーも死んだら消えて忘れ去られる運命だが
以前、観たオペラのシャーベットアリアを歌ったバンシーが忘れられなくて
いばらの道を選んだと話す

ルーカス:誰にも覚えてもらえないなら生きてる意味なくない?

ルーカスは大家族に生まれ、兄は独立、母と弟と暮らしていた
放浪癖のある父が亡くなった時、ルーカスに家を譲ったため
兄たちは家を売って、その金を分けろと迫ったため家を出た

貧しい家族を支えるためにも、すぐ稼がねばならず今の道に入ったが
笑われ役のマイノリティだと気づいたという打ち明け話をする

ルーカスはリオナに自分の新しい企画番組の
初めてのゲストに出ないかと誘うが断わるリオナ



9.





満月の前後は、心身が不安定になるガラ 生理前女子みたいだな

ハイドは、ヴァンパイアでいう40歳になる
20年ほどモデルをしてきたが、退屈で死にそうだと漏らす

ルアはハイドが古いカメラに興味を示したのをきっかけに
ウェディング専門の写真家はどうかと提案するが
結婚というシステムがくだらないと思っているため断る(それは一理ある








ハイド:
彼らは孤立した彼らでしかない
2つの魂がひとつになることは起こり得ないのさ



10.





ジョルジの祖父は妖精市でライターを買った
幽霊が大のニガテなジョルジの身に奇怪な出来事が連発している







ここで急に全然知らんキャラが2人出てきた
マックィーン刑事:霊だって我々と変わらないのさ
ドゥーリー










リオナは同僚と飲んで酔っ払ったルーカスを家までクルマで送った



11.





シルバーとアマンダはエージェントの所属する部署のコンピュータをハックして
ヨーロッパに転勤させてしまった

アマンダは“末裔店長サン”て呼んでるけど、この2人と同じ血筋?なのかな
シルバーはようやくパートナー“パール”とデートした







ベイリースは少人数を招いたささやかな結婚式にしようとルアと同意
店長やこの店の仲間たちにも招待状を出す

シルバーとアマンダは翌日アメリカを周る旅行に発つから出られない
パールも旅についてきてくれる

アマンダ:
生まれついての家族と、自分が望んで手に入れる家族とは
たとえ表現は違っても、根本的な違いはない
どちらも手間がかかり、理解を求められマス


ペーパーは、二次会を店でやろうと提案する



12.





アクアはひどい条件を出した契約を断る決心をした
マートルと一緒に仲良くパソコンのパーツを買いに出かける








13.
ヘンドリー(レイチェルの父でマネージャー)とガラが来店







ジョルジは祖父のライターを事件現場に置いてみたら、吹き飛んだ
ひき逃げ事件の被害者の友人2人が犯人だと分かる

“もぐもぐノーム亭”のオーナーの妖精族で
市長が他界して、被害者の樹が伐採されてしまったことへの抗議だった

ガラ:
死後の世界があるなら別だが、記憶とは死者ではなく
生きている俺たちにとって大切なものさ

記憶の曖昧さについて考え込んでしまうガラとジョルジ



14.





曲が完成して興奮してるレイチェルは店で早速かけてもらう♪
店長に出してもらった“ドリーミンブルー”にインスパイアされて同じタイトルをつけた







リオナは動揺して泣きながら話す
世間や自身の偏見と闘ってきたこと
ルーカスのせっかくの誘いを断ったこと







レイチェル:電話しちゃえ 気が変わったって言えばいいよ と背中を押されてメールすると
すぐにルーカスから嬉しいと返事が来る

レイチェル:これで悩みのひとつは解決だね(こういうシンプルさもステキ

その後、ルーカスは新しい試みをトモダチルで配信するって行動が超速い!



15.





ルアとベイリースの結婚式の二次会
ハイドがブライダルの写真家になると決心して
2人の幸せな姿をポラロイドで撮ったのを見せる









子どもができたら、主夫になる宣言をするベイリース
ルアは結婚してもバリバリ働くつもりだったから感謝する
ルア:あなたと会えて、結婚できて、本当によかった

ハイドはシアトルに戻るため、家を改築中で電話がかかってきて席を外す
ガラ:あいつは最初からペーパーを気に入っていた

雨の日の結婚式は幸せになるという“女神の涙”の伝説がある
ルアは知らないからベイリースが話して聞かせる

息子を溺愛する母親は、息子が結婚して嫁に嫉妬するが、最後は祝福する
母:我が涙があなたの上に落ちるたび、もう一年長く生きられますように

エルフのベイリースはルアよりずっと長く生きるという運命を思い出して涙するルア

白い猫がまた店に気まぐれにやって来て、去る








4人はこの店がまるで家のような気がして
いつでもここに帰ってこようと約束して店を出る






ペーパー:
彼らの成功や失敗がまるで自分のことのように大切に思える
それが家族という集合精神を持つことなんだろう


(集合意識ってスピリチュアルでもあるね



16.





事件のあった通りが危険だという噂が広まる前にジョルジが動く
ジョルジ:今回の一件は、俺や世界に妖精族のことをもっと学べって伝えてんのさ

ルーカスとリオナは新番組についての打ち合わせで徹夜
リオナはドライバーの経験を生かして、街の案内役も買って出る







フレイヤ!(スマホケースが柴犬だよね♪
ライターハウスに引っ越して、しばらくそこを活動拠点にする予定
自分がいなかった間にいろんな事があったと話しはじめるペーパー










エンディング

アクアはマートルの助けを借りながら、ゲームの制作を続けている




シルバーとアマンダは旅行中




ハイドはウェディングフォトグラファーとして活躍




ルアとベイリースは家を買い、子どもも生まれそう




レイチェルは新しいシングルがおおむね評判




リオナとルーカスは新番組の企画を詰めている




ジョルジは亡くなった妖精のために花を供えている





最後にリオナが来て、見落とした場面をクリアすることで
違ったエンディングが観られることを示唆する








ほぼ静止画に近い画面と、会話がメインのゲームだけど
シンプルだからこそ、人間模様に没入して
自分が深夜カフェのマスターになりきって
お客さんの話の聞き役となるのが楽しいんだよね

終わった後、なんだか寂しさが残るゲームってなかなかない
2もほんとうに面白かった




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