■少年少女の大冒険 〜MOTHER2 ギーグの逆襲〜@ゲームゲノム
初回放送日: 2024年3月13日
“伝説のRPG「MOTHER2 ギーグの逆襲」を特集。
少年ネスがバットを手に仲間たちと世界を救う旅に出る異色の物語に、
コピーライター糸井重里が込めたメッセージとは”
MC:三浦大知 ゲスト:バカリズム、糸井重里
テーマ曲:下村陽子
ロールプレイングゲーム『MOTHER2 ギーグの逆襲』は今年で発売30周年
199X年 どこか現実味のある世界が舞台
どこにでもいる普通の少年ネス(主人公)が
世界滅亡を阻止する旅をする
敵はモンスターだけではなく、身近にいる人間とも戦う
ネスはバットと野球帽を手に冒険する
バカリズム:
ゲームって感情移入できるかどうかが重要だと思ってる
ここまで投影できるゲームはない
大体、最初から力を持ってたりする
ボクは見た目がネスに近かったのもある
糸井さんは「MOTHER」シリーズの監修・企画・シナリオを担当
(MOTHERのスカジャン着てる!
ゲームが好きで、1試合だけ出してくれない?て感じで作った
きっかけになったゲームはドラクエ
バカリズム:RPGは中世ヨーロッパが多かったが、現代の設定にしたのは?
糸井:
なんで中世ヨーロッパ?て違和感があった
ポピュラーソングみたいにどこかで心が通じるRPGをやってみたかった
「テーマ:少年少女の大冒険」
●キーワード1 “平凡な少年”が世界を救う
ある夜、ネスの家が揺れる
外に出ると、近くで隕石が落ちたらしい
周辺は警察が捜査
隕石がある所に立ち入れない
隣りの少年と一緒に行くと警察はいない
隕石に近づくと虫の羽音がして
10年後の未来から来た「ブンンブーン」が現れる
破壊主ギーグが未来の世界を破壊していると訴える
言い伝えによると、ギーグを倒せるのは3人の少年と1人の少女
その1人がネスだと言う
うるさいハエだと言われて隣家のママに叩かれて致命傷を負う
ブンンブーン:世界に8か所ある「おまえだけの場所」を訪れよ
ママに背中を押されて冒険が始まる
糸井:
僕は俯瞰で作ってるけど、主人公は横の景色が見えている
子どもたちみんないつも舐められてるというのを表現したかった
大知:
原体験としてみんなが持っているものですよね
平凡な少年を主人公にするのは重要だった?
糸井:
逆にそれ以外は思わなかった
小学生の娘がいて、制作場に娘と一緒に行ったり
子どもに合わせた仕事をしたくなる
ウケるといいなという要素が入りこむ
1つ目の場所「ジャイアント・ステップ」
ネスの住む町オネットにある
住民:不良グループシャーク団のボスがよくうろついている
ゲームセンターに行くと怪しい人物にからまれる
●キーワード2:冒険が変える“身近な景色”
悪しき心の人間とも対峙する
バトル前にドラッグストアに寄ると、武器・防具が買える
ハンバーガーは回復アイテム
ボスのフランクと戦闘となる
対決で勝利すると、大人しくなる→死なないのが特徴の1つ
ジャイアント・ステップの場所を教えてくれる
「PKゲームゲノムα」
最初にキャラクターやペットに名前をつけて
「カッコイイと思うものは?」の回答が必殺技の名前になる
糸井さんの「OKですか?」という声がする
糸井:
あいまいな質問が難しい
プレイヤーがやってくれたことがゲームの幅を広げてくれる
後悔するのも面白い
口うるさいおばさんも子どもからしたらモンスター
バカリズム:
いろんなバットがある
素材じゃなくてバットの状態
ボロのバット、ふつうのバット、いいバット
そこが糸井さんらしい
糸井:本職じゃなかったせい
大知:コピーライター糸井さんの言葉のマジックがたくさんかかってる
●キーワード3 “恋しさ”が生む弱さと強さ
「ネスは家が恋しくなった」と言って戦う意欲を失う
病院で診てもらうと、体に異常はないがホームシックだと言われる
一番のクスリは自宅にいるママ
ネスの大好物のステーキと温かい布団を用意してくれる
ホームシックを克服して旅に戻る
糸井:
理屈はこうでも、心はそういうもの
子どもは社会の中で“弱い存在”という要素を入れたかった
バカリズム:帰った時、普段通りなのがいい
糸井:
僕は離婚家庭だった
冒険するにも帰る家がないと
大人もホームになるものを忘れていると、無意識でホームシックになる
大人になってもマザーが面白いって、自分の痛みが見えるみたいな
場所を見つけるたびに、ある記憶の断片がよぎる
赤ちゃんの幻を見た、など両親からの愛情
糸井:
父が入院した時、会ったことのない母が一度だけ来た
記憶か想像か分からない
それだけ母親と離れて暮らしてた
自分が子どもの時、どういう弱さ、辛さがあったか
今度は娘がどんな辛さを感じたりするか想像する
その行ったり来たりの中でできた
大知:タイトルがマザーですものね
糸井:
絶対、マザーだった
なかった幸せも、もしかしたらあるんじゃないか
そういう詩が書きたかったのかもしれない
大知:
ボクは基本的には歌って踊って
今まさに初めてのMC 自分が回して行かなきゃならない
ここでハンバーガーを食べないとHPがどんどん減るw
バカリズム:
僕は福岡の田舎から上京することが人生最大の冒険だった
母親だけは賛成してくれた
連ドラの脚本を書く芸人はいなかった
確率は低いけど、成功したらものすごいことになる
やってみたほうがいいんじゃないと思った
いまが冒険中
糸井:
なんでそれやるの?てことばっかり
マザーだけ、自分でやりたいと思ってやったこと
個性でやったことが、案外自由でやれた
大知:
子どもの頃の記憶を体験することで刺さる
一生忘れられない
いきなり空から降りてきたおじさんに撮られた写真
初回放送日: 2024年3月13日
“伝説のRPG「MOTHER2 ギーグの逆襲」を特集。
少年ネスがバットを手に仲間たちと世界を救う旅に出る異色の物語に、
コピーライター糸井重里が込めたメッセージとは”
MC:三浦大知 ゲスト:バカリズム、糸井重里
テーマ曲:下村陽子
ロールプレイングゲーム『MOTHER2 ギーグの逆襲』は今年で発売30周年
199X年 どこか現実味のある世界が舞台
どこにでもいる普通の少年ネス(主人公)が
世界滅亡を阻止する旅をする
敵はモンスターだけではなく、身近にいる人間とも戦う
ネスはバットと野球帽を手に冒険する
バカリズム:
ゲームって感情移入できるかどうかが重要だと思ってる
ここまで投影できるゲームはない
大体、最初から力を持ってたりする
ボクは見た目がネスに近かったのもある
糸井さんは「MOTHER」シリーズの監修・企画・シナリオを担当
(MOTHERのスカジャン着てる!
ゲームが好きで、1試合だけ出してくれない?て感じで作った
きっかけになったゲームはドラクエ
バカリズム:RPGは中世ヨーロッパが多かったが、現代の設定にしたのは?
糸井:
なんで中世ヨーロッパ?て違和感があった
ポピュラーソングみたいにどこかで心が通じるRPGをやってみたかった
「テーマ:少年少女の大冒険」
●キーワード1 “平凡な少年”が世界を救う
ある夜、ネスの家が揺れる
外に出ると、近くで隕石が落ちたらしい
周辺は警察が捜査
隕石がある所に立ち入れない
隣りの少年と一緒に行くと警察はいない
隕石に近づくと虫の羽音がして
10年後の未来から来た「ブンンブーン」が現れる
破壊主ギーグが未来の世界を破壊していると訴える
言い伝えによると、ギーグを倒せるのは3人の少年と1人の少女
その1人がネスだと言う
うるさいハエだと言われて隣家のママに叩かれて致命傷を負う
ブンンブーン:世界に8か所ある「おまえだけの場所」を訪れよ
ママに背中を押されて冒険が始まる
糸井:
僕は俯瞰で作ってるけど、主人公は横の景色が見えている
子どもたちみんないつも舐められてるというのを表現したかった
大知:
原体験としてみんなが持っているものですよね
平凡な少年を主人公にするのは重要だった?
糸井:
逆にそれ以外は思わなかった
小学生の娘がいて、制作場に娘と一緒に行ったり
子どもに合わせた仕事をしたくなる
ウケるといいなという要素が入りこむ
1つ目の場所「ジャイアント・ステップ」
ネスの住む町オネットにある
住民:不良グループシャーク団のボスがよくうろついている
ゲームセンターに行くと怪しい人物にからまれる
●キーワード2:冒険が変える“身近な景色”
悪しき心の人間とも対峙する
バトル前にドラッグストアに寄ると、武器・防具が買える
ハンバーガーは回復アイテム
ボスのフランクと戦闘となる
対決で勝利すると、大人しくなる→死なないのが特徴の1つ
ジャイアント・ステップの場所を教えてくれる
「PKゲームゲノムα」
最初にキャラクターやペットに名前をつけて
「カッコイイと思うものは?」の回答が必殺技の名前になる
糸井さんの「OKですか?」という声がする
糸井:
あいまいな質問が難しい
プレイヤーがやってくれたことがゲームの幅を広げてくれる
後悔するのも面白い
口うるさいおばさんも子どもからしたらモンスター
バカリズム:
いろんなバットがある
素材じゃなくてバットの状態
ボロのバット、ふつうのバット、いいバット
そこが糸井さんらしい
糸井:本職じゃなかったせい
大知:コピーライター糸井さんの言葉のマジックがたくさんかかってる
●キーワード3 “恋しさ”が生む弱さと強さ
「ネスは家が恋しくなった」と言って戦う意欲を失う
病院で診てもらうと、体に異常はないがホームシックだと言われる
一番のクスリは自宅にいるママ
ネスの大好物のステーキと温かい布団を用意してくれる
ホームシックを克服して旅に戻る
糸井:
理屈はこうでも、心はそういうもの
子どもは社会の中で“弱い存在”という要素を入れたかった
バカリズム:帰った時、普段通りなのがいい
糸井:
僕は離婚家庭だった
冒険するにも帰る家がないと
大人もホームになるものを忘れていると、無意識でホームシックになる
大人になってもマザーが面白いって、自分の痛みが見えるみたいな
場所を見つけるたびに、ある記憶の断片がよぎる
赤ちゃんの幻を見た、など両親からの愛情
糸井:
父が入院した時、会ったことのない母が一度だけ来た
記憶か想像か分からない
それだけ母親と離れて暮らしてた
自分が子どもの時、どういう弱さ、辛さがあったか
今度は娘がどんな辛さを感じたりするか想像する
その行ったり来たりの中でできた
大知:タイトルがマザーですものね
糸井:
絶対、マザーだった
なかった幸せも、もしかしたらあるんじゃないか
そういう詩が書きたかったのかもしれない
大知:
ボクは基本的には歌って踊って
今まさに初めてのMC 自分が回して行かなきゃならない
ここでハンバーガーを食べないとHPがどんどん減るw
バカリズム:
僕は福岡の田舎から上京することが人生最大の冒険だった
母親だけは賛成してくれた
連ドラの脚本を書く芸人はいなかった
確率は低いけど、成功したらものすごいことになる
やってみたほうがいいんじゃないと思った
いまが冒険中
糸井:
なんでそれやるの?てことばっかり
マザーだけ、自分でやりたいと思ってやったこと
個性でやったことが、案外自由でやれた
大知:
子どもの頃の記憶を体験することで刺さる
一生忘れられない
いきなり空から降りてきたおじさんに撮られた写真