
大泉へある方から手紙が
大泉:手紙って珍しい 初めてかな
大泉洋様 初めまして お元気ですか?
わたくしはSONGSでうたを披露し
上野にやってきて、不忍池などを散歩しながら
いろんな話をしました
53にもなると、なかなか思い出も多く
いろいろ考へさせられる散歩でした
途中、お土産を買いました。
娘さん気に入ってくれないだろうか?
ますますのご活躍をいのりつつ。
ドーンとゆけ!!
2020年 宮本浩次

(なんで最後大事なところ間違えた?爆×5000
いつものすごい癖のある字を丁寧に読んでくれた
大泉:
エレファントカシマシの?
うわーすごい
早速お土産を拝見
(上野っぽいけど、自分の趣味が混ざっているようなww

大泉:
何ですかこれ?
浮世絵のクリアファイル
スタッフ:これは大泉さんに
大泉:
北斎ですか?
知ってたのかな 俺が大の浮世絵好きだってことを(本当に?!ww
マグネット式ぬいぐるみのパンダ
今つけられないんだ つけたいね(ww
エレファントカシマシの宮本浩次がソロとして SONGS に初登場
趣味の散歩をしながら53歳の素顔を明かす
ソロデビューの理由
五十歳を過ぎて、なぜソロデビューに踏み切ったのか
病気を発症して感じた老い
そして今だからこそ夢を追う覚悟を赤裸々に語る
宮本:
大人になった今だからこそ胸の高鳴りを感じていたい
バンドマンでもロックシンガーでもない
純粋な歌い手として
今の宮本浩次の歌声を届ける
涙と笑いの男・散歩道
2月上旬 上野恩賜公園
日本で最初の都市公園として文化と芸術を発信してきた場所
宮本はこの独特な雰囲気に魅せられ、今もしばしば通っている
(マジか これまで何度か行ったけど会ったことないw

宮本:おはようございます よろしくお願いします
スタッフ:今日は上野公園
宮本:そうですね ここから入るのもほとんどないというか
スタッフ:今日はお散歩ということで
宮本:いいところですよね、上野って本当に
Q:お散歩はもともとお好きなんですか?
文学散歩って言うんですかね
例えば不忍池
やっぱりこう森鴎外の「雁」っていう
雁って書いて「がん」なんですけど
たくさんカルガモとか天然の水鳥がたくさん来るんです
それが小説のモチーフになっていたりとか
例えば浮世絵の歌川広重の絵を見たり
葛飾北斎の絵を見たりして
永井荷風や夏目漱石の本を見てから来ると
ここがものすごくテーマパークに私には見えてくるんですよ
それと合わせて初めて東京が分かったような気になるっていうか
ちょっと難しいですね
清水観音堂
(ここも行ったことあるけど、浮世絵には気づかなかったな
町歩き@上野(上野恩賜公園)

宮本:
私、これがすごく好きで
まさにあそこに絵が描いてありますけれども
清水観音堂の絵ですよね
広重の絵なんですけれども
これは建物が残っているっていうことが
それだけでも嬉しくて



そういうのが趣があるって言うか
この絵に描いてあって
これは本物が残っていますけれども
なくなっていても、すごくロマンチックに感じるというか

(ブラタモリみたいになってるww
上野をブラタモリ
古墳の跡がある
これは前方後円墳の跡です 名前忘れたけど
例えばゲームでもロールプレイングゲームが好きなんですけど
最近になって映画とかも面白い
音楽とかもそうだけど
やっぱりメルヘンとか
自分の生活を肯定するものなんですよね
歴史っていうのも今じゃなくて
例えば江戸時代ももう二度と戻ってこないじゃないですか
お城もそうだし、古墳もそうなんだけど
非常に生命の何かを感じるんでしょうね
メルヘンだったり
ロールプレイングゲームとか映画とかと同じなんじゃないでしょうか
ロールプレイングゲームってチームプレーじゃないですか
こっちですか? こっち行きます?

ドラゴンクエストとか昔流行ったんですよ
それは好きでしたね
みんなで冒険に出るんですよね
色んなキャラクターが
大体そうだけどチームプレーじゃない?
例えばロックバンドもそうだし
仕事全般何でもチーム
何でもって言ったらあれだけど
チームプレイで役割があってみたいな
みんな得意技が違ったりする
それで冒険を成し遂げるみたいな
(スピリチュアルなことを言っているぞ
ゲームをやるって意外
お土産屋に寄る

宮本:
どれがいいですかね 食べ物なあ~
パンダものが多いですね
あ、こういうのがいいんじゃないですか
使えそうなものがいいかな
使い勝手がいいかな
実用的かなみたいな


ついついこういうのも刷りを見ちゃったりする
刷りの良し悪し見たいな
(ぜひ、タモさんとブラブラして欲しい!
番組が脱線すること間違いなしww
瞬間的に自分が喜ぶ、面白いのはこれですね
実用性がないので
ピンクのお出かけ帽子パンダ!


宮本:面白いんだけど、どうですか?
「パンダに苦戦」

宮本:
これもなあー
これなんだって話ですよね(失礼なww
冷蔵庫にね これかわいいですよね
すごくね 柔らかいし
食べ物とこれと2個買っちゃおうかな
まあ可愛いので 瞬間的にはね(ウケ狙い?
パンダのグッズ買いました
Q:好きな動物はいますか?
私はやっぱり猫が好きですかね(初耳!!
その辺にいるものがだいたい好きなんですよ
スズメとか猫とか カラスも好きですね
鳩はそれほど好きじゃない、確かに
(“確かに”の意味が分かんない/爆×5000
Q:どんな子どもだったですか?
目立ちたがり屋だったんですよね
目立つのが好きでした
NHK 東京放送児童合唱団入団記念写真


小学校2年生の時に NHK の児童合唱団に入団
明るく元気な少年だった
歌うことに目覚めた瞬間だった
宮本:
合唱団に行くことがすごく好きでした
そこで練習することが好きでしたし
みんなで歌が歌えるから
歌が好きだから 3年間も 飽きっぽい私が
NHK に毎日通うわけですよ
すごく懐かしいというか
今に脈々と生きてるというか
1988年 エレファントカシマシデビュー

「20代不遇の時代」
中学・高校の友人とエレファントカシマシを結成し、21歳でデビュー
しかし思うようには売れなかった
思い悩んでいた当時、足を運んだのが上野の不忍池だった

宮本:
特にこの不忍池にしょっちゅう来てる
20歳~23歳くらいの間は
絶対的にバンドのことしか考えていませんでしたし
自分の音楽のスタイルはこれでいいのか?とか
どうやって軌道に乗せるとか
そういうことばっかり考えていたような気がします
「脚光を浴びた30代」
31歳で発表した♪今宵の月のように が大ヒット
バンドの知名度は一気に高まった

2017年 デビュー30周年 紅白に初めて出場
デビューから30年かけてエレファントカシマシは日本を代表するバンドとなった

第68回NHK紅白歌合戦~夢を歌おう <VOL.1>
第68回NHK紅白歌合戦~夢を歌おう <VOL.2>
宮本:
本当にエレファントカシマシって一つのキャラクターというか
そのバンドを通じてものを見ている宮本浩次と
ソロが一番違うという風に思ったのは
宮本浩次を通じて物を見るし、ものを感じるんですよ
それがすごく新鮮だし、驚くこどでもありますよね
歌を通じて何をしたいかというと
結局みんなに喜んでもらいたいということだと思うので
大きくても小さくても意地でも歌を通じて
1日でも長く、渋いですけど
そういうふうには思いますね
歌の旅を全うできたらというふうに思います
(言葉がいちいちカッコいいv
新たな一歩を踏み出した宮本浩次 53歳
「50代無限の可能性」
翌年には椎名林檎とのコラボにより個性はより開花する
そしてソロという新境地へ繰り出していく

第69回NHK紅白歌合戦「夢を歌おう」
宮本:
30周年が成功 成功と言うか
自分たちなりの充実した時期を経たから
じゃあ次ソロって言っていたので
私としては遅きに失したという感じじゃなく
満を持して、今ソロのスタートが出来てるというような感じがします
両方ね エレファントカシマシもあった上で
ちゃんとソロができているっていうのがいい
これ以上ないスタートっていう感じは実感として持っているんですけど
2019年 ソロデビュー
ソロの幕開けを飾るために書き下ろした曲は♪冬の花
五十歳の再スタートを切る覚悟を歌詞に込め
まだ見ぬ景色を求め、これからも旅を続ける

NHK 102スタジオ
(こんな生収録があったんだ! いつ公録したんだろう?



宮本:
楽しんでください、最後まで
ちょっと短い時間だけど
♪冬の花
お客さんとものすごい近い!
みやじくんの歌は聴き流せないパワーの塊





鎌倉 稲村ヶ崎
あるきっかけで通うようになったと言う

宮本:
2012年くらいに自分が中年だなって感じた出来事が一個ありまして
もう若くないと言うか
46歳くらいの時に一回
なんとかなんとかって言う
病名忘れちゃったんですけど
左の耳が突然
えっとなんだっけなw
2012年 突発性難聴 外リンパ瘻により活動休止
左耳の病気を患い、バンドは活動休止を余儀なくされた
デビュー25周年に向けて準備を重ねていた矢先だった

(もうそんなに前になるんだ/驚
なんだかついこの間のような気がしていたけれども
宮本:
毎晩徹夜で
最後はコンビニで中に板チョコが入っているクロワッサンを
夜中に一個食べて、また明け方までっていうことを
ずっと曲を作って、歌詞作って
(こういう時は「休め」っていうカラダからのサインなんだよね
左耳が聞こえなくなって
俺、歌手だから聞こえなくなったらどうしようって
精神的にもショックで
左耳が聞こえなかったから
綺麗な音というか、海のところに耳をこうやって
左側を海に向けて、ずっと座っていることが気持ちよかった

本当に病気の後なので
すごく神経質にもなっていますし
海に行きたいなと思ったんですよね
音楽人生を見つめ直す
当時46歳 波の音を聞きながら
これからの人生を見つめ直した
自分の中でソロへの思いが芽生えた瞬間だった


宮本:
「もう今しかない」って強く思ったのは、ちょうど25周年のタイミングだった
難聴のきっかけというかね
今は幸い元気ですから言えるということもあるんですけど
その2ヶ月間考える季節っていうのは
新しいきっかけ むしろ背中を押すぐらいの
もうそろそろソロをやってもいいんじゃないかって
強く思った事件
個人史の中での一つの大事件だったと思います
左耳の病気から7年 去年ソロデビュー
ついにソロへと踏み切り、再スタートを切った

1996年にも経験した再スタート
実はかつて同じように再出発したことがある

(鳴り響く拍手の音
1998年 エレファントカシマシコンサート@日本武道館

その時、背中を押したのはこの曲だった
♪悲しみの果て
レコード会社との契約が切れ
再デビューするために作った
絶望から復活へ導く希望の曲
宮本:
やっぱり宝物のひとつなんでしょうね
自分の歌はどれもそうですけれども
コンサートでも絶対
エレファントカシマシのコンサートでは
♪悲しみの果て が一番演奏回数が
多分できてからだと一番多いと思うし
大事な曲なんですよね きっとね
ウケてもウケなくても絶対やりたいみたいな

(すごいカッケー顔になってる
再起をかけて作った♪悲しみの果て を
ソロへの決意を込めてこの場所で歌う
♪悲しみの果て
ギターの弾き語り



歌うことで希望を見出してきた男も今年54歳になる
最新曲♪ハレルヤ では
大人になった今だからこそ夢を見ることの大切さを歌っている
(MVでドラム叩いたりしてるんだ/驚

宮本:
♪please 高鳴る胸を抱えて
そんな俺にもう一丁祝福あれ ハレルヤ
て言ってるんだけど
それは本当にそのままみんなにも言いたいし
俺にも言いたいし
そうやって思って生きてる
陽気でいかした旅人でいたいですね
冒険者と言うか
冒険者って言ったら大げさなんだけど
そういうメルヘンというかファンタジー
子ども達も大好きだけど、メルヘンとかファンタジーって
実はみんな大人がもっと夢を見たいのかなとも思うし
子ども以上に
子どもももちろん夢を見ることは大好きなんだけど
大人もやっぱり夢を見たりしたほうが
より楽しいのかな
そういう旅人ですねきっと
♪ハレルヤ


後半に上からたくさん羽が降ってきて
演出的にはとっても綺麗なんだけど
口の中に入ったりしたら危ないと心配してしまった
床も複雑な方向に段差があって
いつもは歌いながら暴れまくるんだけど
それも落ちたら危ないとヒヤヒヤして見てしまった


大泉:手紙って珍しい 初めてかな
大泉洋様 初めまして お元気ですか?
わたくしはSONGSでうたを披露し
上野にやってきて、不忍池などを散歩しながら
いろんな話をしました
53にもなると、なかなか思い出も多く
いろいろ考へさせられる散歩でした
途中、お土産を買いました。
娘さん気に入ってくれないだろうか?
ますますのご活躍をいのりつつ。
ドーンとゆけ!!
2020年 宮本浩次

(なんで最後大事なところ間違えた?爆×5000
いつものすごい癖のある字を丁寧に読んでくれた
大泉:
エレファントカシマシの?
うわーすごい
早速お土産を拝見
(上野っぽいけど、自分の趣味が混ざっているようなww

大泉:
何ですかこれ?
浮世絵のクリアファイル
スタッフ:これは大泉さんに
大泉:
北斎ですか?
知ってたのかな 俺が大の浮世絵好きだってことを(本当に?!ww
マグネット式ぬいぐるみのパンダ
今つけられないんだ つけたいね(ww
エレファントカシマシの宮本浩次がソロとして SONGS に初登場
趣味の散歩をしながら53歳の素顔を明かす
ソロデビューの理由
五十歳を過ぎて、なぜソロデビューに踏み切ったのか
病気を発症して感じた老い
そして今だからこそ夢を追う覚悟を赤裸々に語る
宮本:
大人になった今だからこそ胸の高鳴りを感じていたい
バンドマンでもロックシンガーでもない
純粋な歌い手として
今の宮本浩次の歌声を届ける
涙と笑いの男・散歩道
2月上旬 上野恩賜公園
日本で最初の都市公園として文化と芸術を発信してきた場所
宮本はこの独特な雰囲気に魅せられ、今もしばしば通っている
(マジか これまで何度か行ったけど会ったことないw

宮本:おはようございます よろしくお願いします
スタッフ:今日は上野公園
宮本:そうですね ここから入るのもほとんどないというか
スタッフ:今日はお散歩ということで
宮本:いいところですよね、上野って本当に
Q:お散歩はもともとお好きなんですか?
文学散歩って言うんですかね
例えば不忍池
やっぱりこう森鴎外の「雁」っていう
雁って書いて「がん」なんですけど
たくさんカルガモとか天然の水鳥がたくさん来るんです
それが小説のモチーフになっていたりとか
例えば浮世絵の歌川広重の絵を見たり
葛飾北斎の絵を見たりして
永井荷風や夏目漱石の本を見てから来ると
ここがものすごくテーマパークに私には見えてくるんですよ
それと合わせて初めて東京が分かったような気になるっていうか
ちょっと難しいですね
清水観音堂
(ここも行ったことあるけど、浮世絵には気づかなかったな


宮本:
私、これがすごく好きで
まさにあそこに絵が描いてありますけれども
清水観音堂の絵ですよね
広重の絵なんですけれども
これは建物が残っているっていうことが
それだけでも嬉しくて



そういうのが趣があるって言うか
この絵に描いてあって
これは本物が残っていますけれども
なくなっていても、すごくロマンチックに感じるというか

(ブラタモリみたいになってるww

古墳の跡がある
これは前方後円墳の跡です 名前忘れたけど
例えばゲームでもロールプレイングゲームが好きなんですけど
最近になって映画とかも面白い
音楽とかもそうだけど
やっぱりメルヘンとか
自分の生活を肯定するものなんですよね
歴史っていうのも今じゃなくて
例えば江戸時代ももう二度と戻ってこないじゃないですか
お城もそうだし、古墳もそうなんだけど
非常に生命の何かを感じるんでしょうね
メルヘンだったり
ロールプレイングゲームとか映画とかと同じなんじゃないでしょうか
ロールプレイングゲームってチームプレーじゃないですか
こっちですか? こっち行きます?

ドラゴンクエストとか昔流行ったんですよ
それは好きでしたね
みんなで冒険に出るんですよね
色んなキャラクターが
大体そうだけどチームプレーじゃない?
例えばロックバンドもそうだし
仕事全般何でもチーム
何でもって言ったらあれだけど
チームプレイで役割があってみたいな
みんな得意技が違ったりする
それで冒険を成し遂げるみたいな
(スピリチュアルなことを言っているぞ
ゲームをやるって意外
お土産屋に寄る

宮本:
どれがいいですかね 食べ物なあ~
パンダものが多いですね
あ、こういうのがいいんじゃないですか
使えそうなものがいいかな
使い勝手がいいかな
実用的かなみたいな


ついついこういうのも刷りを見ちゃったりする
刷りの良し悪し見たいな
(ぜひ、タモさんとブラブラして欲しい!
番組が脱線すること間違いなしww
瞬間的に自分が喜ぶ、面白いのはこれですね
実用性がないので
ピンクのお出かけ帽子パンダ!


宮本:面白いんだけど、どうですか?
「パンダに苦戦」

宮本:
これもなあー
これなんだって話ですよね(失礼なww
冷蔵庫にね これかわいいですよね
すごくね 柔らかいし
食べ物とこれと2個買っちゃおうかな
まあ可愛いので 瞬間的にはね(ウケ狙い?
パンダのグッズ買いました
Q:好きな動物はいますか?
私はやっぱり猫が好きですかね(初耳!!
その辺にいるものがだいたい好きなんですよ
スズメとか猫とか カラスも好きですね
鳩はそれほど好きじゃない、確かに
(“確かに”の意味が分かんない/爆×5000
Q:どんな子どもだったですか?
目立ちたがり屋だったんですよね
目立つのが好きでした
NHK 東京放送児童合唱団入団記念写真


小学校2年生の時に NHK の児童合唱団に入団
明るく元気な少年だった
歌うことに目覚めた瞬間だった
宮本:
合唱団に行くことがすごく好きでした
そこで練習することが好きでしたし
みんなで歌が歌えるから
歌が好きだから 3年間も 飽きっぽい私が
NHK に毎日通うわけですよ
すごく懐かしいというか
今に脈々と生きてるというか
1988年 エレファントカシマシデビュー

「20代不遇の時代」
中学・高校の友人とエレファントカシマシを結成し、21歳でデビュー
しかし思うようには売れなかった
思い悩んでいた当時、足を運んだのが上野の不忍池だった

宮本:
特にこの不忍池にしょっちゅう来てる
20歳~23歳くらいの間は
絶対的にバンドのことしか考えていませんでしたし
自分の音楽のスタイルはこれでいいのか?とか
どうやって軌道に乗せるとか
そういうことばっかり考えていたような気がします
「脚光を浴びた30代」
31歳で発表した♪今宵の月のように が大ヒット
バンドの知名度は一気に高まった

2017年 デビュー30周年 紅白に初めて出場
デビューから30年かけてエレファントカシマシは日本を代表するバンドとなった



宮本:
本当にエレファントカシマシって一つのキャラクターというか
そのバンドを通じてものを見ている宮本浩次と
ソロが一番違うという風に思ったのは
宮本浩次を通じて物を見るし、ものを感じるんですよ
それがすごく新鮮だし、驚くこどでもありますよね
歌を通じて何をしたいかというと
結局みんなに喜んでもらいたいということだと思うので
大きくても小さくても意地でも歌を通じて
1日でも長く、渋いですけど
そういうふうには思いますね
歌の旅を全うできたらというふうに思います
(言葉がいちいちカッコいいv
新たな一歩を踏み出した宮本浩次 53歳
「50代無限の可能性」
翌年には椎名林檎とのコラボにより個性はより開花する
そしてソロという新境地へ繰り出していく


宮本:
30周年が成功 成功と言うか
自分たちなりの充実した時期を経たから
じゃあ次ソロって言っていたので
私としては遅きに失したという感じじゃなく
満を持して、今ソロのスタートが出来てるというような感じがします
両方ね エレファントカシマシもあった上で
ちゃんとソロができているっていうのがいい
これ以上ないスタートっていう感じは実感として持っているんですけど
2019年 ソロデビュー
ソロの幕開けを飾るために書き下ろした曲は♪冬の花
五十歳の再スタートを切る覚悟を歌詞に込め
まだ見ぬ景色を求め、これからも旅を続ける

NHK 102スタジオ
(こんな生収録があったんだ! いつ公録したんだろう?



宮本:
楽しんでください、最後まで
ちょっと短い時間だけど
♪冬の花
お客さんとものすごい近い!
みやじくんの歌は聴き流せないパワーの塊





鎌倉 稲村ヶ崎
あるきっかけで通うようになったと言う

宮本:
2012年くらいに自分が中年だなって感じた出来事が一個ありまして
もう若くないと言うか
46歳くらいの時に一回
なんとかなんとかって言う
病名忘れちゃったんですけど
左の耳が突然
えっとなんだっけなw
2012年 突発性難聴 外リンパ瘻により活動休止
左耳の病気を患い、バンドは活動休止を余儀なくされた
デビュー25周年に向けて準備を重ねていた矢先だった

(もうそんなに前になるんだ/驚
なんだかついこの間のような気がしていたけれども
宮本:
毎晩徹夜で
最後はコンビニで中に板チョコが入っているクロワッサンを
夜中に一個食べて、また明け方までっていうことを
ずっと曲を作って、歌詞作って
(こういう時は「休め」っていうカラダからのサインなんだよね
左耳が聞こえなくなって
俺、歌手だから聞こえなくなったらどうしようって
精神的にもショックで
左耳が聞こえなかったから
綺麗な音というか、海のところに耳をこうやって
左側を海に向けて、ずっと座っていることが気持ちよかった

本当に病気の後なので
すごく神経質にもなっていますし
海に行きたいなと思ったんですよね
音楽人生を見つめ直す
当時46歳 波の音を聞きながら
これからの人生を見つめ直した
自分の中でソロへの思いが芽生えた瞬間だった


宮本:
「もう今しかない」って強く思ったのは、ちょうど25周年のタイミングだった
難聴のきっかけというかね
今は幸い元気ですから言えるということもあるんですけど
その2ヶ月間考える季節っていうのは
新しいきっかけ むしろ背中を押すぐらいの
もうそろそろソロをやってもいいんじゃないかって
強く思った事件
個人史の中での一つの大事件だったと思います
左耳の病気から7年 去年ソロデビュー
ついにソロへと踏み切り、再スタートを切った

1996年にも経験した再スタート
実はかつて同じように再出発したことがある

(鳴り響く拍手の音
1998年 エレファントカシマシコンサート@日本武道館

その時、背中を押したのはこの曲だった
♪悲しみの果て
レコード会社との契約が切れ
再デビューするために作った
絶望から復活へ導く希望の曲
宮本:
やっぱり宝物のひとつなんでしょうね
自分の歌はどれもそうですけれども
コンサートでも絶対
エレファントカシマシのコンサートでは
♪悲しみの果て が一番演奏回数が
多分できてからだと一番多いと思うし
大事な曲なんですよね きっとね
ウケてもウケなくても絶対やりたいみたいな

(すごいカッケー顔になってる
再起をかけて作った♪悲しみの果て を
ソロへの決意を込めてこの場所で歌う
♪悲しみの果て
ギターの弾き語り



歌うことで希望を見出してきた男も今年54歳になる
最新曲♪ハレルヤ では
大人になった今だからこそ夢を見ることの大切さを歌っている
(MVでドラム叩いたりしてるんだ/驚

宮本:
♪please 高鳴る胸を抱えて
そんな俺にもう一丁祝福あれ ハレルヤ
て言ってるんだけど
それは本当にそのままみんなにも言いたいし
俺にも言いたいし
そうやって思って生きてる
陽気でいかした旅人でいたいですね
冒険者と言うか
冒険者って言ったら大げさなんだけど
そういうメルヘンというかファンタジー
子ども達も大好きだけど、メルヘンとかファンタジーって
実はみんな大人がもっと夢を見たいのかなとも思うし
子ども以上に
子どもももちろん夢を見ることは大好きなんだけど
大人もやっぱり夢を見たりしたほうが
より楽しいのかな
そういう旅人ですねきっと
♪ハレルヤ


後半に上からたくさん羽が降ってきて
演出的にはとっても綺麗なんだけど
口の中に入ったりしたら危ないと心配してしまった
床も複雑な方向に段差があって
いつもは歌いながら暴れまくるんだけど
それも落ちたら危ないとヒヤヒヤして見てしまった

