長野でもレベル5で、叔母は比較的安全な地区に住んでいるため
父に警報3の時点で電話したら「2階に行くからいい」と拒否
橋が流されたら孤立してしまうというニュースを見ても
脚の悪い高齢者はレベルが上がるほど避難するのが困難になると分かっていても
父のように避難所を拒否する人もいるからなあ/汗
私も以前、豪雨で警報が来た時、避難すべきか自宅待機すべきか悩んだ
実際、その時になってみると、なかなか自分では判断が難しい
避難所も、今はコロナの事情があるから、さらに複雑・・・
橋梁が流されたり、アスファルトの道が崩落したりする映像を見ると
自然を前にしたらヒトの造った都市など
どれほど脆いか改めて痛感した
●福岡・大牟田市 ゴムボートによる救助(映像提供 陸上自衛隊西部方面隊
水位は腰の下あたりまで上がった
冠水で孤立し、取り残された住民たちが助け出された
消防には400件以上の救助要請が寄せられた
避難所となっていた小学校も浸水
●短時間で冠水
たった1時間で歩道との境目がわからなくなるほどの冠水
そのさらに1時間後には、雨の勢いも水かさも増し
たった2時間で街は大きく変わってしまった
飲食店の従業員:
午後11時頃、水はだいたい150cmぐらい来ていた
歩いて避難されている方を見ると、ほとんど頭しか出ていない状態
危険を感じて店を離れた
昨日は店に近づくこともできなかった
●九州最大の一級河川である筑後川の氾濫
これほどまで大きな河川がなぜ氾濫したのか?
九州大学工学研究院教授:
上流域にたくさんの雨が降ったというのが一番の原因
上流域の日田市では、72時間の降水量が648ミリを観測
これらの大雨でたまった大量の水が川に流れ込み氾濫した
さらに上流は九重山とか阿蘇山とか非常に大きな山があるが
そこに降った雨が玖珠川とか筑後川、花月川に流れ込んで
それが日田盆地で水が全部集まってくる
複数の支川が合流するポイントとなるため
より多くの水がたまってしまい氾濫に至った
●線状降水帯@週刊まるわかりニュース
Q:そもそも線状降水帯とはどういうものですか?
防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門主任研究員:
強い積乱雲が線状・列状に並んだものです
積乱雲が成長して雨が降りますと
雨が蒸発して冷たい空気が生まれます
冷たい空気が出て、海からの暖かい空気に触れると
新しい積乱雲を次々と作るということが繰り返される
積乱雲が積乱雲を作っていく
九州各地を襲った大雨も次々と線状降水帯が発生した
ここまでできるのはなかなかない
「今月3日からの九州の雨の降り方」
4日になった頃から熊本県の上空に線状降水帯がかかり
激しい雨が降り続いたことが分かる
積算雨量を見てみると、線状降水帯がかかった
球磨川流域のあたりで雨量が増えている
6日
福岡県佐賀県などに線状降水帯がかかり
その地域の雨量が短時間で増えている
どんなに強い積乱雲でも、動いていればそれほどの積算雨量にはならない
でも、線状降水帯は、同じ場所に次々と積乱雲ができるので
ずっと頭の上に積乱雲があるような状況
それで一気に大きな積算雨量になってしまう
「線状降水帯は時間と場所をピンポイントに事前に予測することが難しい」
Q:3日の時点で「これが前兆・ポイントだったな」と分かるものですか?
専門家:
分かりません
ひとつの積乱雲については10分、15分で成長するので事前の予測が難しい
直前じゃないと分からない
前坂さんらの研究グループは、今、
線状降水帯をより早く正確に予測するための研究に取り組んでいる
前坂さん:
毎年こうゆう災害が起きているので
もどかしい思いはありますけれども
やはり少しでも先に予測をする技術
1時間でも、数10分でも早く兆候をとらえて
なるべく早く危険性を予測できればなと思います
■ボランティアによる支援とコロナの感染対策との両立の難しさ
豪雨に見舞われた地域では住宅や店舗で後片付けが進められている
コロナの感染が収束していない中で
ボランティアによる支援と感染予防を
どう両立させるかが課題となっている
「福島いわき 去年11月 台風19号」
東京に拠点を置くピースボート災害支援センター 井上さんらは
去年の台風19号で被災した各地でボランティア活動に取り組んできた
井上さん:
今回の豪雨でもすぐに被災地に駆けつけたいと考えましたが
感染を広げてしまう可能性もあるので
そういったことが万が一にもないように
普段であれば状況が見え次第
すぐに現場に行くんですけれども
それができない
「コロナの備え」
従来の備品に加えて、フェイスシールド、消毒液やマスクなども用意し
いつでも行けるように準備を整え
体温も毎日測り、感染対策も徹底している
情報収集をしながら現地で活動できる日を待っています
井上さん:
今後、片付けていくのに沢山人が必要になると思うんですけれども
感染拡大を防ぐというところと、人が必要というところで
そのバランスがすごく難しいです
「被災地から離れていてもできる支援はないか模索」
全国にあるボランティア団体の調整役を担う東京の NPO 法人
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク事務局長
熊本にあるボランティア団体とオンラインで常に連絡を取り合い
ニーズを把握したり、相談に乗ったりしています
「廃棄物はまだ溢れていませんか?」
「まだです じわじわとはあります」
Q:離れている人たちが被災地に対してできることは?
事務局長:
被災地が求める物資をちゃんと把握して支援していただくのが一つ
それといろんな場面で資金が必要になってくる
「泥で汚れてしまった写真を洗う取り込み」
今後できる活動として、泥で汚れてしまった写真を洗う取り込みも検討しています
2年前の西日本豪雨でも被災地などで行われていた活動ですが
今回は被災地からボランティアのもとに送ってもらい
綺麗にして返すことを考えています
ボランティアがたくさん行くというのは
日本の災害支援の一つの大きな特徴ですし
素晴らしいことだと思うんですけれども
行かないところでもできることは何かあるということは
本当に知ってほしいことです
「遠隔地からの支援ガイドラインを発行」
現地で活動するボランティアが
新型コロナウイルスの感染防止策をどのようにとればいいのかまとめたものです
ホームページ上に掲載されていて、英語版もあります
こうした時、ヴィーガンとか困るなあ
アレルギーを持った人とかも食事を選べないからどうしているのだろう?
それに緊急時も「プラスチックフリー」は難しいと分かった
■コロナ関連
毎回思うけど、会議にマイボトルは持ち込めないのだろうか?
「プラスチックフリージュライ」はどうした???
豪雨のニュースの途中で地震速報が入って、完全に「気候危機」
父に警報3の時点で電話したら「2階に行くからいい」と拒否
橋が流されたら孤立してしまうというニュースを見ても
脚の悪い高齢者はレベルが上がるほど避難するのが困難になると分かっていても
父のように避難所を拒否する人もいるからなあ/汗
私も以前、豪雨で警報が来た時、避難すべきか自宅待機すべきか悩んだ
実際、その時になってみると、なかなか自分では判断が難しい
避難所も、今はコロナの事情があるから、さらに複雑・・・
橋梁が流されたり、アスファルトの道が崩落したりする映像を見ると
自然を前にしたらヒトの造った都市など
どれほど脆いか改めて痛感した
●福岡・大牟田市 ゴムボートによる救助(映像提供 陸上自衛隊西部方面隊
水位は腰の下あたりまで上がった
冠水で孤立し、取り残された住民たちが助け出された
消防には400件以上の救助要請が寄せられた
避難所となっていた小学校も浸水
●短時間で冠水
たった1時間で歩道との境目がわからなくなるほどの冠水
そのさらに1時間後には、雨の勢いも水かさも増し
たった2時間で街は大きく変わってしまった
飲食店の従業員:
午後11時頃、水はだいたい150cmぐらい来ていた
歩いて避難されている方を見ると、ほとんど頭しか出ていない状態
危険を感じて店を離れた
昨日は店に近づくこともできなかった
●九州最大の一級河川である筑後川の氾濫
これほどまで大きな河川がなぜ氾濫したのか?
九州大学工学研究院教授:
上流域にたくさんの雨が降ったというのが一番の原因
上流域の日田市では、72時間の降水量が648ミリを観測
これらの大雨でたまった大量の水が川に流れ込み氾濫した
さらに上流は九重山とか阿蘇山とか非常に大きな山があるが
そこに降った雨が玖珠川とか筑後川、花月川に流れ込んで
それが日田盆地で水が全部集まってくる
複数の支川が合流するポイントとなるため
より多くの水がたまってしまい氾濫に至った
●線状降水帯@週刊まるわかりニュース
Q:そもそも線状降水帯とはどういうものですか?
防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門主任研究員:
強い積乱雲が線状・列状に並んだものです
積乱雲が成長して雨が降りますと
雨が蒸発して冷たい空気が生まれます
冷たい空気が出て、海からの暖かい空気に触れると
新しい積乱雲を次々と作るということが繰り返される
積乱雲が積乱雲を作っていく
九州各地を襲った大雨も次々と線状降水帯が発生した
ここまでできるのはなかなかない
「今月3日からの九州の雨の降り方」
4日になった頃から熊本県の上空に線状降水帯がかかり
激しい雨が降り続いたことが分かる
積算雨量を見てみると、線状降水帯がかかった
球磨川流域のあたりで雨量が増えている
6日
福岡県佐賀県などに線状降水帯がかかり
その地域の雨量が短時間で増えている
どんなに強い積乱雲でも、動いていればそれほどの積算雨量にはならない
でも、線状降水帯は、同じ場所に次々と積乱雲ができるので
ずっと頭の上に積乱雲があるような状況
それで一気に大きな積算雨量になってしまう
「線状降水帯は時間と場所をピンポイントに事前に予測することが難しい」
Q:3日の時点で「これが前兆・ポイントだったな」と分かるものですか?
専門家:
分かりません
ひとつの積乱雲については10分、15分で成長するので事前の予測が難しい
直前じゃないと分からない
前坂さんらの研究グループは、今、
線状降水帯をより早く正確に予測するための研究に取り組んでいる
前坂さん:
毎年こうゆう災害が起きているので
もどかしい思いはありますけれども
やはり少しでも先に予測をする技術
1時間でも、数10分でも早く兆候をとらえて
なるべく早く危険性を予測できればなと思います
■ボランティアによる支援とコロナの感染対策との両立の難しさ
豪雨に見舞われた地域では住宅や店舗で後片付けが進められている
コロナの感染が収束していない中で
ボランティアによる支援と感染予防を
どう両立させるかが課題となっている
「福島いわき 去年11月 台風19号」
東京に拠点を置くピースボート災害支援センター 井上さんらは
去年の台風19号で被災した各地でボランティア活動に取り組んできた
井上さん:
今回の豪雨でもすぐに被災地に駆けつけたいと考えましたが
感染を広げてしまう可能性もあるので
そういったことが万が一にもないように
普段であれば状況が見え次第
すぐに現場に行くんですけれども
それができない
「コロナの備え」
従来の備品に加えて、フェイスシールド、消毒液やマスクなども用意し
いつでも行けるように準備を整え
体温も毎日測り、感染対策も徹底している
情報収集をしながら現地で活動できる日を待っています
井上さん:
今後、片付けていくのに沢山人が必要になると思うんですけれども
感染拡大を防ぐというところと、人が必要というところで
そのバランスがすごく難しいです
「被災地から離れていてもできる支援はないか模索」
全国にあるボランティア団体の調整役を担う東京の NPO 法人
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク事務局長
熊本にあるボランティア団体とオンラインで常に連絡を取り合い
ニーズを把握したり、相談に乗ったりしています
「廃棄物はまだ溢れていませんか?」
「まだです じわじわとはあります」
Q:離れている人たちが被災地に対してできることは?
事務局長:
被災地が求める物資をちゃんと把握して支援していただくのが一つ
それといろんな場面で資金が必要になってくる
「泥で汚れてしまった写真を洗う取り込み」
今後できる活動として、泥で汚れてしまった写真を洗う取り込みも検討しています
2年前の西日本豪雨でも被災地などで行われていた活動ですが
今回は被災地からボランティアのもとに送ってもらい
綺麗にして返すことを考えています
ボランティアがたくさん行くというのは
日本の災害支援の一つの大きな特徴ですし
素晴らしいことだと思うんですけれども
行かないところでもできることは何かあるということは
本当に知ってほしいことです
「遠隔地からの支援ガイドラインを発行」
現地で活動するボランティアが
新型コロナウイルスの感染防止策をどのようにとればいいのかまとめたものです
ホームページ上に掲載されていて、英語版もあります
こうした時、ヴィーガンとか困るなあ
アレルギーを持った人とかも食事を選べないからどうしているのだろう?
それに緊急時も「プラスチックフリー」は難しいと分かった
■コロナ関連
毎回思うけど、会議にマイボトルは持ち込めないのだろうか?
「プラスチックフリージュライ」はどうした???
豪雨のニュースの途中で地震速報が入って、完全に「気候危機」