「ごっこ」という魚があるのを、以前の私は知らなかった。
この町へ引越しして来てから、徐々にご近所と親しくなったが、その中の1人の奥さんが、3年前のある日、鍋を持って我が家の玄関に現れ、「ごっこ汁を作ったけれど食べる?」と言われたのが最初の出会いだった。
それから何度、ごっこ汁をいただいた事だろうか。
初めて食べた時から、ごっこのだしが効き、独特なぬめり気があるこの汁が大好きになり、私も見た目は黒くて美味しそうではないが、鮮度の良いごっこを見つけた時、何度か買って来て作るようになった。
昨夕もまた、2回は食べられる量が入ったごっこ汁を1鍋いただいた。
コラーゲンに富んだごっこと美味しいその卵、そして白菜、大根、人参、長ネギ、豆腐、わかめなどをしょうゆ味で炊き込んである。
温め直して食べたら、実に幸せな気分になった。
この奥さんは、かって東北地方に住んだこともあるらしく、秋には里芋で作った「芋汁」も届けてくれる。(北海道の芋汁は、じゃが芋を使う)
こんな近所付き合いは札幌のマンションでは考えられないことで、中~小都市に住む良さだと思う。
いつも本当にありがたく、感謝していただいているのだ。
調べたら、ごっこは布袋魚とも言われ、冬に関東以北の日本海側で捕獲される大きさ40cmにもなる魚だ。
ゼラチン質のぷるぷるした黒っぽい皮と雌が抱える卵の量が多いのが特徴だ。
料理は、卵を取り出したら、先ず1度、熱湯でさっと茹でて、表面のぬめりを取ると、臭みが無くなる。それから食べやすく切り、醤油味の鍋に仕立てると美味しい。
この町へ引越しして来てから、徐々にご近所と親しくなったが、その中の1人の奥さんが、3年前のある日、鍋を持って我が家の玄関に現れ、「ごっこ汁を作ったけれど食べる?」と言われたのが最初の出会いだった。
それから何度、ごっこ汁をいただいた事だろうか。
初めて食べた時から、ごっこのだしが効き、独特なぬめり気があるこの汁が大好きになり、私も見た目は黒くて美味しそうではないが、鮮度の良いごっこを見つけた時、何度か買って来て作るようになった。
昨夕もまた、2回は食べられる量が入ったごっこ汁を1鍋いただいた。
コラーゲンに富んだごっこと美味しいその卵、そして白菜、大根、人参、長ネギ、豆腐、わかめなどをしょうゆ味で炊き込んである。
温め直して食べたら、実に幸せな気分になった。
この奥さんは、かって東北地方に住んだこともあるらしく、秋には里芋で作った「芋汁」も届けてくれる。(北海道の芋汁は、じゃが芋を使う)
こんな近所付き合いは札幌のマンションでは考えられないことで、中~小都市に住む良さだと思う。
いつも本当にありがたく、感謝していただいているのだ。
調べたら、ごっこは布袋魚とも言われ、冬に関東以北の日本海側で捕獲される大きさ40cmにもなる魚だ。
ゼラチン質のぷるぷるした黒っぽい皮と雌が抱える卵の量が多いのが特徴だ。
料理は、卵を取り出したら、先ず1度、熱湯でさっと茹でて、表面のぬめりを取ると、臭みが無くなる。それから食べやすく切り、醤油味の鍋に仕立てると美味しい。