花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

樺太シシャモ

2010年02月15日 | 医療・健康・食生活・衣生活
先日魚屋に行った時、シシャモの雄が1皿500円で売られていた。
どうしようか迷いながら他の所も見ていたら、冷凍庫に198円の「樺太シシャモ」を見つけた。
味は本物のシシャモとほとんど同じ筈なので、それを買った。
帰宅後、早速開けて見たら、細めだが20匹も入っていた。
焼いて食べた。塩味も適当で美味しい。  
                            

知っている人も多いと思うが、実はこの魚、ネーミングは「樺太シシャモ」だが、樺太で獲れたのではない。
原産地はノルウエーなどの北欧で、魚の本名は「カペリン」。大分前から日本に輸入されている魚だ。
最初の頃は、長い事「シシャモ」と嘘を言って売られていたが、近年は「樺太シシャモ」などというラベルが付けられるようになった。

本物のシシャモは、北海道の太平洋岸の限られた地域で、一時期しか獲れないから、価格が高く、特に卵を抱えている雌の良品は10匹1000円近くする高級魚になってしまっているのだ。
これでは庶民の口に入らないから、見かけは本物より色白でスリムな体形(特に頭が本物よりもずっと小さい)のカペリンだが、味は遜色ないので、大量に輸入される様になったのだと思う。
販売業者には、正しい名前をつけて堂々と売って欲しいと思うのは、私だけだろうか。

コメント (3)
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