花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「バルト三国の旅」(13)タリン観光

2014年04月02日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅣ」バルト三国

《世界遺産・首都「タリン旧市街」観光》(2)

⑦「カタリーナの通路」と店の「看板娘」
細く短い通りだが、クラッシックな雰囲気が感じられる通りで、よくソ連の映画の場面に使われたらしい。

  

 

⑧旧市街のスナップ

   
 
 (展望台から下った時に通った門) (学生らしき一団が、門で歌を歌いダンスをしていた)

⑨自由行動
午前中でツアーの見学は終了。天候が悪いので、友人とカフェに入ってケーキと飲み物を頼み、1時間ほど休憩した。その店にスプーンをデザインしたカップの回転車があった。

その後、世界で最古の薬局があるというので探した。その「市議会薬局」はすぐ傍にあった。1422年から営業しているという。昔は薬草や漢方薬を売っていたが、今は化粧品や洗剤などを売っていた。

 

その後、二人で旧市街の土産物屋を幾つか覗き、最後に3時頃「聖ニコラス教会」に行った。
ガイドブックに小さな字で「土、日曜日は、午後4時からパイプオルガンコンサートがある」と書いてあるのを発見したからだ。
この教会は、15世紀にドイツ系の商人が船乗りと商人の守護聖人「聖ニコラス」を祀るために建てた教会で、木製の彫刻でできた主祭壇と15世紀後半に描かれた「死のダンス」の絵画が有名である。

入り口で3.5€の入場料を払い、内部をじっくり見学した。
「死のダンス」の絵は、死人や骸骨が『全ての人間は必ず死ぬ。さあ皆のもの、踊ろう』というテーマの奇異な絵で、元は社会の全ての人が書かれた壮大な絵だったらしい。
現存しているのは国王、皇帝、王妃、教皇が、嫌々ながら踊っている場面を描いたものだった。

その後、訪れた多くの人々と共に30分間のパイプオルガンの演奏を聴いた。良い思い出ができた。
内部の写真撮影は禁止されていたが、演奏が終った時、係りの人の了解を得て、フラッシュなしでパイプオルガンだけ写して来た。

  

帰路、少し道に迷ってしまったが、ようやく目指すスーパーマーケットに着き、2階のフードコートで惣菜を選び、夕食を食べた。
最後に1階の食品売り場でチョコレートなどの土産を買い、ホテルに戻った。
自由行動を共にした友人に感謝して、部屋に戻った。

翌朝はホテルを出て「ヘルシンキ」行きのフェリーに乗った。2時間後到着。
写真は、9階建てフェリーの側面図と9階部分平面図、最上階から見た客室先頭部分、そして到着した「ヘルシンキ」のターミナルからフェリーの後部を撮ったもの。



 

夕方のJALで成田空港に戻った。
これで「バルト三国」の旅は、全て無事に終った。
海外旅行では珍しく、今回は生野菜やカットされた果物を口にしたが、お腹を壊すことは無かった。 (完)

コメント (7)
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