今年、我が家で使っている幾つかのカレンダーの中に、使い回しをしているのが2個ある。
1つは、2012年6月に「イギリス周遊旅行」をした際、「ピーターラビット」の作者、「ビアトリス・ポター」が湖水地方の「ニア・ソーリー村」で住んでいた家を見学した。その時の記念に、入り口の小さな店で買った物だ。
「ナショナル・トラスト」製の12ヶ月用「イギリスの庭園カレンダー」で、大きさは32.5cm×32cm。
どの写真もイギリスの有名な美しい庭園なので、捨てがたくて残していた。
しかし考えて見たら、買った年は半年しか使わなかったので、まだ十分に楽しんでいない写真が半分あるのだ。
そこで思い付いたのが使い回しだ。
100円ショップから今年の日づけだけのを買って来て、カレンダーの日付欄に貼り付けた。このカレンダーは、ベッドの横に掛けている。
もう一つのは36cm×59cmの大型で、昨年4月末にスーパーのバーゲンセールで見つけた「世界自然遺産カレンダー」だ。
これも写真が大きいだけに素晴らしいカレンダーだし、ほとんどの写真は私が訪れた事がある思い出の場所なのだ。
しかしこれも4ヶ月間の写真は十分楽しむことができなかったから、今年使い回すことにした。
気に入ったカレンダーを使い回すのは長く楽しむための一つの生活の知恵だし、結果的に家計の節約にもなると今は思っている。
※「ナショナル・トラスト」 (National Trust) とは、歴史的建築物や自然環境の保護を目的として英国に設立されたボランティア団体で、今ではその活動が世界中に広がっている。
確か日本円で1400円位したが、このカレンダーも活動資金集めの一つなのだろうと思う。