伯母が私が住む市の老健施設に入所してから1ヶ月が経った。
伯母は耳がかなり遠く視力が悪くても、認知力はそれ程まだ衰えてはいないので、色々なことが気になるらしい。
ホールで食事を一緒にする隣席の人に話しかけても、返事が無いと伯母は嘆く。私は、きっと耳が遠くて聞こえないか、認知症が進んでいる人ではないだろうかと弁明する。
また、入浴の前には担当のヘルパーさんが着替えを取りに来る。伯母に言わせると、勝手に引き出しを開けて、勝手に着替えを選んで持って行くので気分が悪いらしい。多分その人が何か言いながら部屋に入って来ても、伯母の耳には聞こえないのだろうと思うのだが。
伯母には、「予め自分で着替えを揃えて、袋に入れておいたら良いのでは…。」と言って置いたが。
私は、この施設に入っている人達の多くが、伯母よりももっと体調が悪い人達だから、その人たちに合わせたやり方になっていると思うよ、と答えている。
昨日は晴れていたので、昼から我が家に連れて来た。
手押し車が無ければ、一人で歩けなくなってしまったので、片方の腕を私の腕で支えて歩いている。
庭で咲く花を見て、「綺麗だね。」と嬉しそうだった。
食べ易く小さく切って冷やしておいたトマトとキウイフルーツを出したら、「美味しい」と言って食べた。また、私が作った煮物から、柔らかい大根と隠元豆も箸で小さく切って食べた。
施設の「刻み食」は、食品を別々にしないでミキサーにかけてしまうらしく、「煮物といっても、何の煮物かわからなくて美味しくない。」という。かといって下の歯が全く無い伯母には、刻まなければ食べられないのだから困った物だ。歯の大切さが良く分かる。
週2回の入浴の後には洗濯物が沢山出る。先日はズボンのポケットにティッシュペーパーが入っていたのを私も気づかず、他の洗濯物も紙だらけになってしまったので、伯母には「ポケットを空にして出してね。」と頼んだ。
伯母の衣類には上着、下着、ズボン、靴下は片方ずつなど、全て名前を書かなければならないので大変だが、私の衣類と一緒に洗濯しても、干した後は伯母の衣類かどうかの判断ができ、良いと思っている。
昨日はこれから着る伯母の長袖の服やパジャマを、荷物置き場にしている部屋に並べてあるビニール袋から出してもらった。
施設で着るのだから気楽な「普段着」で良いのだが、伯母はお洒落心を無くしていないのでキラキラ光るスパンコールを刺繍した様な上着や、華やかな雰囲気の服を着たがる。私は病気の高齢者ばかりがいる場所には相応しくないと思うので、持って行くのを止めさせようとする。それで伯母と私の視点が違い、伯母を戸惑わせてしまっている。
これからも色々なことが起きると思うが、その都度、話し合って解決して行く事にしようと思っている。
今朝の庭の花だ。「薔薇の二番花」が次々と咲き出して来た。プランターに春先に球根を植えた「カサブランカ」が先日から咲き出した。
「ピンクの芙蓉」も可愛い。
伯母は耳がかなり遠く視力が悪くても、認知力はそれ程まだ衰えてはいないので、色々なことが気になるらしい。
ホールで食事を一緒にする隣席の人に話しかけても、返事が無いと伯母は嘆く。私は、きっと耳が遠くて聞こえないか、認知症が進んでいる人ではないだろうかと弁明する。
また、入浴の前には担当のヘルパーさんが着替えを取りに来る。伯母に言わせると、勝手に引き出しを開けて、勝手に着替えを選んで持って行くので気分が悪いらしい。多分その人が何か言いながら部屋に入って来ても、伯母の耳には聞こえないのだろうと思うのだが。
伯母には、「予め自分で着替えを揃えて、袋に入れておいたら良いのでは…。」と言って置いたが。
私は、この施設に入っている人達の多くが、伯母よりももっと体調が悪い人達だから、その人たちに合わせたやり方になっていると思うよ、と答えている。
昨日は晴れていたので、昼から我が家に連れて来た。
手押し車が無ければ、一人で歩けなくなってしまったので、片方の腕を私の腕で支えて歩いている。
庭で咲く花を見て、「綺麗だね。」と嬉しそうだった。
食べ易く小さく切って冷やしておいたトマトとキウイフルーツを出したら、「美味しい」と言って食べた。また、私が作った煮物から、柔らかい大根と隠元豆も箸で小さく切って食べた。
施設の「刻み食」は、食品を別々にしないでミキサーにかけてしまうらしく、「煮物といっても、何の煮物かわからなくて美味しくない。」という。かといって下の歯が全く無い伯母には、刻まなければ食べられないのだから困った物だ。歯の大切さが良く分かる。
週2回の入浴の後には洗濯物が沢山出る。先日はズボンのポケットにティッシュペーパーが入っていたのを私も気づかず、他の洗濯物も紙だらけになってしまったので、伯母には「ポケットを空にして出してね。」と頼んだ。
伯母の衣類には上着、下着、ズボン、靴下は片方ずつなど、全て名前を書かなければならないので大変だが、私の衣類と一緒に洗濯しても、干した後は伯母の衣類かどうかの判断ができ、良いと思っている。
昨日はこれから着る伯母の長袖の服やパジャマを、荷物置き場にしている部屋に並べてあるビニール袋から出してもらった。
施設で着るのだから気楽な「普段着」で良いのだが、伯母はお洒落心を無くしていないのでキラキラ光るスパンコールを刺繍した様な上着や、華やかな雰囲気の服を着たがる。私は病気の高齢者ばかりがいる場所には相応しくないと思うので、持って行くのを止めさせようとする。それで伯母と私の視点が違い、伯母を戸惑わせてしまっている。
これからも色々なことが起きると思うが、その都度、話し合って解決して行く事にしようと思っている。
今朝の庭の花だ。「薔薇の二番花」が次々と咲き出して来た。プランターに春先に球根を植えた「カサブランカ」が先日から咲き出した。
「ピンクの芙蓉」も可愛い。