花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

運転免許証更新の「高齢者講習」を受ける

2015年09月17日 | 高齢期の生活全般

今年の10月に運転免許証の有効期限が切れる私に、今年4月「高齢者講習」の案内葉書が送られて来ていた。この講習は、免許証の有効期間が満了する日の年齢が70歳以上の人が受けなければならないという。
早速、最寄の自動車学校に受講を申し込んだら、9月〇日を指定された。
その日が来たので、「収入証紙」で5600円と「印鑑」「眼鏡」「筆記具」を持参して、先日、受講した。

午後1時からの講習には、12人が来ていた。
先ず講義室で30分間、「高齢者講習」が設けられた経緯の説明を受け、高齢者の身体能力が加齢によって低下して行くために、どのような事故が起きているかという20分のVTRを見せられた。

その後、3人ずつ4つのグループに分けられた。私は男性2人とのグループになった。
検査室に入り、最初は「視力検査」を受けた。私は眼鏡が合っているらしく、「静止視力」は1.2だった。
所が速度30kmで遠くからやってくるものを見る「動体視力」は0.7だった。これは平均値だとの事。
私の「動体視力」は30~59歳の平均と比べ、「普通」と出たが、「加齢と共に低くなるので、安全速度を守り安全運転に勤めよう」と書いてあった。

次に運転席そっくりの装置が3台分ある部屋で、3人が同時に「運転適性検査」を受けた。
信号機と同じ赤色、黄色、青色の〇と、もう一つ黒色の〇が運転席の前の画面に次々と出る。それを見て素早くアクセルを踏んだり、ブレーキを踏んだりするのだ。黒色でもアクセルを踏むのだ。
それと同時に、画面上で自動車が進む方向に障害物も出るので、左右にハンドル操作をしながら障害物を避けて進むのだ。
初めは要領が今一つ判らない部分があったが、練習に続いて検査の本番が来た。
必死でハンドル操作をしつつ、変わる信号の色に合わせて足を動かした。
時間は短かったが、ハンドルにしがみ付き、目の前の画面を凝視したせいですっかり疲れてしまった。

私の「運転適正検査」の結果はA(問題ありません)だった。
40歳未満の正常値は25秒以内だそうだが、私は10.5秒だったので、かなり早かったようだ。

また、明るさが変わるところでの視力の回復力が減退しているので、慎重な運転が必要だと言われた。

その後、自動車学校のコースに出て、幾つかの関門を通って実際の「運転検査」を受けた。
私は「クランク通過」「車庫入れ」「段差のある場所からのバック」などは全部パスしたが、方向転換などの際、ウインカーの出し方が遅めだと注意された。

最後に修了証を貰って終った。全部で3時間半かかった講習だった。
この講習では、自分の運転の欠点を改めて知ることができ、良かったと思った。これからも安全運転に徹しようと思う。

ところで、ブログ友のPioneさんの投稿記事では、紅葉マークが義務付けられたといって買わされたらしいが、私の講習では一切それには触れられなかった。どうしてだろうか。
(追記 調べて見たら「紅葉マーク」の掲示義務は75歳以上の運転者にあるそうだ。多分3人共該当しなかったのだろう)

今日午前中、札幌厚別の「自動車免許更新センター」に出かけて、免許証の更新を済ませて来た。
5年前の免許書の写真と比べてみたら、月日の経過がはっきりと見て取れた。これは仕方が無いことだ。
次の更新は3年後だが、その時は上手くできるだろうか。

  

    

コメント (4)
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