≪いにしえの都「ポロンナルワ」②≫
「ポロンナルワ」観光の最後は、「ガル・ヴィハーラ」だった。
そこには立像、坐像、涅槃像が14mもの美しい一枚岩に彫刻されていて、芸術的にも素晴らしく、じっと向き合っていると信者でなくても何か清新な気持ちが湧いて来るのだった。
4日目の朝、体調が大分回復し朝食も少し食べることができたので、ホテルの周辺を散策した。
面白いアヒルがいたので写真を撮りたいと思い、カメラを取りに部屋に戻った。再度外に出た時には何処に行ったのかいない。前庭を掃いていた青年に聞くと、あちこち探して見つけてくれた。
写真を撮ってから彼に「ここで待ってて下さい。直ぐに戻ります。」と言って再度部屋に戻り、スーツケースから念のために持って来たカップめんを取り出して急いで庭に行き、「ジャパニーズ インスタントヌードル。サンキュウ」と言って手渡した。
この三体の石仏は、天然石の模様も見事で、この町で最高のものでした。
この町の中でも特にここは仏教の聖地なんだとか。
涅槃像は仏陀が消滅する前後の姿なんです。目を開けているとまだ生きている姿なんでしょうか。
信仰心の深さを感じましたね。