≪7日目は「エアーズロック」空港へ飛行後、「カタジュタ」ハイク≫
朝7時半にホテルを出て空港に向かった。「メルボルン」発9時半の国内線で内陸部の「アリス スプリングス」まで1時間20分で到着。そこは時差が-1時間35分なので時計を戻した。昼食は弁当だった。「アリススプリングス」発13時45分の飛行機に乗り継ぎ「エアーズロック」に14時35分に着く。気温は37℃、猛烈な暑さだ。
まず宿泊するホテル「エアーズロックリゾート」の「セイルズ イン ザ デザート」に着き、大きな荷物を置いてハイキングの準備をした。水を1本貰い、50km離れた「カタジュタ国立公園」へ向った。
15時35分、2.2kmのほぼ平坦な「風の谷」の道を出発し、往復約1時間のハイキングをした。バスにも水が積んであり、ペットボトルの水が減ると足してくれた。その時間は、「風の谷」の名前に反して風はほとんど無く、私達は15分置きに水を飲むように指示された。
35k㎡の大地に広がる「カタジュタ」もかっては「エアーズロック」の様な一枚岩だったそうだが、風雨にさらされている内に36個の岩に分かれてしまったのだそうだ。一番高い岩は546mもある。
ここもアボリジニーの「ビチャンチャチャラ族」の聖地で、天地創造の時代からの物語が伝えられていた。特に男性の聖地である東側地区には、アボリジニーの女性も入られないそうだ。
鉄分の多い砂岩が酸化して赤色になった「カタジュタ」の景色は独特だった。
その後、「エアーズロック」に戻り、「エアーズロック」(アボリジニーの言葉では「ウルル」)の夕日鑑賞場所に行った。
この岩山は、周囲9.4km、高さ348mある世界最大の一枚岩の山だ。しかも目にできる地上部分は全体の10%に過ぎないというのだから驚く。
この岩は、今から6億年以上前に海底に堆積した花崗岩質の砂岩層が、造山運動で隆起した後、浸食と風化で表面の固い部分が残ったものだと考えられているそうだ。何という地球の現実だろうか。
観賞場所は、既に多くの人達で賑わっていた。グループごとにテーブルが用意されていて、「スパークリングワイン」や「オレンジジュース」またチーズやキューリ、人参をスティック状に切った「スティックサラダ」「チーズ」「ポテトチップス」などが並んでいた。
そして張られたロープの内側から数百m先に見える「エアーズロック」が、日没と共に刻々と色を変えていく様子を鑑賞しながら写真を写した。凄い迫力と存在感を感じた。
バスに戻ったのは19時40分だった。
(日没前に友人の持つワイングラス越しに写した)
(日没後の姿)
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