2020,6,12発
NORAH JOHNESの7枚目のオリジナルアルバム
元春レイディオ・ショーでアルバムがとても良いと紹介されていた。
ボーナストラック2曲あるので、日本盤を購入。
国内盤の歌詞対訳は、芥川賞作家の川上未映子が手掛けている。
歌詞カードは英語も日本語も読みやすい。
以下はタワレコからコピペ。
2016年の『デイ・ブレイクス』以降、フル・アルバムをリリースするつもりなど微塵もなく、しばらく「アルバムを作る」というルーティンワークから遠ざかっていた。しかし、セッションで試したものや書き溜めていたに楽曲たちが、気が付かないうちにバラバラなものを寄せ集めたコラージュではなく、ピアノ・トリオのグルーヴと失望から希望へと向かう歌詞で、つなぎ止められていることに気が付く。そこで、アルバムで音楽を発表するということを再解釈し、自ら遠ざかろうとしていた「アルバム」に再度向き合うことを決意。
ノラは「ラフミックスを携帯にいれ、犬の散歩をするときに聴いていた。そしたら、いつしか頭から離れなくなっていた。で、気づいたの。どの曲にも不思議な一貫した特色があるんじゃないかって。まるで神と悪魔と心と国と地球と私の間のどこかで起きている夢の中、熱病に うなされている感覚だった」と語った。
「たまたまそういうゾーンに入っていたのか、それともさまざまなセッションからその気になったのか、わからない。でも去年の私は、これまでで一番クリエイティヴな気分だった。」そう語るノラは今年に入り、ストリングスやハーモニーなどアルバムの最終仕上げにとりかかった。音楽の作り方に対する考え方を根底から変えることで、新しいインスピレーションの源をみつけ、数曲、共同執筆者を迎えているものもあるが、作詞作曲はすべてノラ自身の手で行った。また、収録されている11曲中、9曲のプロデュースもノラ本人が担当。その他の2曲(「アイム・アライヴ」、「ヘヴン・アバヴ」)に関しては、90年代からUSインディ・ロックを牽引し続けてきたウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーがプロデュースを務め、また、ジェフはその2曲の作詞作曲もノラと共に行った。ジェフとはこれまでも、「#songofthemoment」などのプロジェクトでタッグを組んでいる。
01. How I Weep
失ったものに対する悲しみについての深い歌詞
ピアノ、ストリングス
ストリングスにピチカート、一定のベースのリズム、ウーリツァーの静かで心地よい演奏
02. Flame Twin
ウーリツァー、エレキギター、ドラムス
オルガン
迫力のあるヴォーカル
低音で響いている音
03. Hurts To Be Alone
元春レイディオ・ショーで紹介されていた
ウーリツァーで始まる ドラムス、ベース
オルガン、シンセの音色も
ウィスパーっぽい歌い方も
確かにクールダウンしたい時に聴きたいチルアウト
04. Heartbroken, Day After
ピアノ、コーラス
ドラムス、シンセ
落ち着いて聴いていられる
05. Say No More
ドラムス、ウーリツァーにフォーンも入って
渋くまとまっている
06. This Life
ウーリツァーとドラムス、ベースに魅力的なヴォーカル、コーラス
ポップでスッキリ
07. To Live
コーラス、ウーリツァーとドラムス
フォーン
この瞬間を 本当の場所を見つけて生きる
08. I’m Alive
ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディー
元春レイディオ・ショーで紹介されていた
エレキギター、ウーリツァー
歌詞が聞こえやすい
09. Were You Watching?
詩人エミリー・フィスキオの詩
ウーリツァーで始まり、ストリングスも入って、タイトなドラム
歌のメロディー ミニマルに繰り返して
10. Stumble On My Way
しっとり
ウーリツァー、エレキギター
ジーンとくるヴォーカル
11. Heaven Above
ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディー
アコースティック・ギター、ウーリツァー
スローテンポ
歌詞でこそ表現できる世界。
内容は失恋を見つめている。
国内盤/輸入盤デラックスエディション ボーナストラック
12. Street Stranger
ウーリツァーとギター
歌詞が響く
まるでストレンジャーのように私に返してくる
ボーナストラックに価値あり
13. Tryin‘ To Keep It Together
ウーリツァー
繋ぎ留めたい